ジオガイド養成野外講座 酷暑の南伊豆!
[2014年08月19日(Tue)]
ジオ野外講座 中伊豆、湯ヶ島のジオサイト
今日の講座は地元の中伊豆南と湯ヶ島です。
筏場の奧、山葵棚田が広がっています。最近は寒冷紗で覆われた山葵沢が多くなりましたが、奥の一画には榛の木の沢が残っています。沢の中に榛の木を植えて、夏の日差しを遮ります。冬には葉が枯れて日差しが葉に射す、自然を利用した知恵は素晴らしいですね。耕作者の管理は大変でしょうが、この先も残して欲しい絶景です。 皮子平を目指して、林道をさかのぼると途中で柵があって車は入れません。今日は営林署の許可を受けていてマイクロバスはさらに登ります。 途中の路頭で火砕流や溶岩流の観察 黒曜石が出てきますがここは国立公園、採ってはいけません。次に訪れる人が見れなくなります。 狩野川台風で山が割れた、蛇喰の山塊崩落地を見て湯ヶ島へ・・・ 浄蓮の滝 鉢窪山溶岩流の先端に形成されたこの滝も、後退し続けている。いづれは消滅していく運命でしょう。それをコンクリで止めるなんてことは、まさか無いでしょうね。 鉢窪のスコリア 沢の浸食で露出、ちょうど手ごろな観察ポイントになっています。 その途中に・・・ 湯ヶ島小学生の植樹 コナラ、モミジなどが植えられていました。鹿除けのネットに興味があり撮ったのですが、効果は如何ほどでしょうか? なんとも奇妙な針葉樹 この後は・・・ 滑沢渓谷、船原とまわり見どころ満載の一日でした。 地元のジオポイントを探し、発信する努力を続けます。(9/21投稿)
ジオ最終講座 ツアー企画
ジオガイド養成講座もいよいよ最終です。キープ協会(山梨清里)の講師指導の下で、ツアー企画作りです。
これはわが班の企画 4人の合作 ジオはまだまだ一般的ではありません。伊豆各地の名水で興味を引き付ける作戦です。名水はジオの贈り物そのものです。三島の湧水名所やミシマバイカモをスタートに、中伊豆までジオサイトを巡りながら山葵沢で最終のコースです。利き酒ならぬ利き水をプログラムに入れて、名水の飲み比べなども面白そうですね。4人でいつかは実現しましょうと誓い合いました。 ファーム生まれのウサ、茶っ子が何者かに襲われました。それもシェルター内で横たわっています。様子からネコではなくイタチに襲われたみたいです。扉は閉まっているし、どこも隙間は見当たりません。もっとも小さな頭さえ入れば、どこからでも侵入するでしょう。 棚板を外し、パレットと竹筒を組み合わせてシェルターを改造 この上に土を盛り上げて山にします。 さらに温室下部周り全体に防鳥網を垂らしました。ピンと張るのではなく、ゆらゆらと垂らして置けば足場が無くなるはずです。講座終了後の夜間作業、うまく張れたか心配です。 9/28、萬城の滝キャンプ場のフリマにミナミと・・・ 私を連れてって・・・ 当日開催された100キロサイクリングの中継点でもあり、大変な賑わいでした。
ジオガイド試験の直前対策講座
ジオジオ、多彩なイベント各地で・・・
ジオが盛り上がってきています。種々のイベントが開催されるようになってきました。今日は午前中、伊豆市のジオパーク野外講座を見学、午後からは湯ヶ島のシンポジウムを拝聴してきました。
旭滝 伊豆市のジオパーク市民講座は年ごとに充実してきているようです。今日の野外講座は中伊豆地区のジオサイトを巡るというので見学させて頂きました。 旭滝は私が昨年ガイド試験を受けた所です。結果は駄目、何とも情けなし。甘く見ていたようで深く反省しています。お情けで再度受験できるようですから、じっくり準備して臨みたいと思っています。 城の隆起断層 筏場山葵田、蛇喰、梅木レンガ水路橋・・・中伊豆地区には多彩なジオポイントがあります。これを利用しない手はありません。 参加者に別荘族が多いのが気になりました。地区の方々は興味が無いんでしょうか? これだけの宝があるのに残念ですね。 午後は・・・ 「かなやま七抗を探る」シンポジウム 湯ヶ島地区地域づくり協議会と伊豆学研究会の主催。午前は現地見学、シンポジウムには70人もの参加者で盛り上がっていました。地域づくり協議会が主体となっていることに感激しています。何か新しい事を成そうとするとき、地元の理解と協力が無ければ一歩も進みません。この地区は地元主体でやろうとしています。中伊豆地区にも必要、さてさて・・・ 旭滝入り口に蝋梅が咲いていました。花の少ないこの時期に、馥郁な香りを漂わせ咲いてくれます。 途中の矢熊峠に・・・ お地蔵さん? いにしえの人々はあちこちに生きた証を残しています。往来の安全を祈ったのでしょうか?
自転車ジオツアー、面白そう!
ジオ仲間のNPO「ステキなごえん」後藤理事長が自転車のジオツアーを企画しています。今日はその下調べで各ジオサイトを廻って、貴僧坊にも訪れてきました。
小雨模様でしたが、伊豆創研、伊豆新聞さんを伴っての御一行様 電動自転車で登りも苦にならなかったと言います。水神社の山葵や金比羅さんの柱状節理、姫之湯神代杉掘り跡などを紹介しました。山葵はジオの贈り物そのものです。収穫体験も計画したいとの事で対応を約束しました。かってグリーンツーリズムで収穫体験をやっていたので、区に断れば可能だと思います。神社宮沢に続く耕作放棄山葵沢に自生しているクレソンを、美味しそうに食べておられました。この沢を昔ながらの榛の木が植えられた山葵沢に復活したいですね。 御一行は筏場の崩落地まで登っていきました。自転車ツアー、いいですね。是非とも常設のジオツアーになるよう頑張ってください。森鮮組の整備も急ぎましょう。 10/14、同じくジオ仲間の吉岡さんが企画した「こてらこや」第一回の学習会が開かれました。 「小さな寺子屋;こてらこや」は地域の文化・歴史・自然の学習会です。初回は吉岡さんが取材した三番叟がテーマでした。伊豆各地で実際に三番叟に関わっておられる方々の貴重な話も聞けて、内容のある有意義な講座でした。
アドベンチャーツアー番外編
ジオツアーの番外編が開催されました。ジオガイドさんのNさんが企画してくれ、森鮮組が整備している金毘羅山柱状節理を紹介してくれます。
筏場公民館に集合、徒歩で蛇喰の山体崩落の裏側へ 県道側から見るのではなく裏から・・・いかにも番外編です。 裏からの方がまじかで観察できます。 皮子平火砕流が一面に堆積して、3200年後の現代に様々な地形を形作りました。雨水に浸食されて小さな滝が出来ています。ここの周辺は貴僧坊共有林です。間伐・刈払いしたのは10年近くも前の事、整備が進まず荒れた山になってしまいました。それにしても、Nさんはよくこんなポイントを探したものです。感謝感謝! 皮子平火砕流堆積物は雨に弱く各所で亀裂が見られます。 堆積物をふるいにかけて山葵沢に敷いています。浸透性が良い地質のお蔭でこの地区は日本一の山葵生産地になりました。まさにジオの恵みです。 金毘羅山を登る参加者 柱状節理と湾曲した板状節理 崩れ易く足元が不安で観察しにくそうです。もう少し整備を考えてみます。 嘆かわしいのは・・・ ゴミの散乱 こんな山奥になぜ? 山葵栽培資材や不法投棄されたゴミがアチコチにありました。なんとかしないと・・・いと恥ずかしき! このあと姫之湯ケープ、ナーサリーでの昼食会と楽しき一日は続きます。 ごく身近にジオポイントがありますが、地元の方々はその価値を知りません。また人が入ってくることの抵抗感もあるでしょう。ゴミの問題を含めて地区の方たちとじっくり話し合っていくつもりです。
暑い、アツい、アジィ〜! 人間もチビさんたちも・・・
アジィ〜、酷暑が続きます。屯所の動物たちも暑さを凌ぐのに苦労しています。
ふれあい広場は日陰が少ない。支柱のわずかな影に入ってユッタリかグッタリか? ミナミとコロンは登校日。学校のヤギ広場は藤棚の下に作ったのでここよりは涼しいようです。 ゲンキとサクラはファームのヤギ牧場、この暑さで食欲が落ちゲンキは腹下しして元気がありません。 ミナミの角は凶器になっています。機嫌が悪いと角で向かってきます。先端を少し切断、ほのママが用意してくれた椅子脚キャップを付けてみました。接着剤で止めてありますが、外してしまうでしょうか? ジオの活動が本格化してきました。中伊豆エリア会のジオツアー下見が続きました。 7/6は定例会のあと修善寺界隈の下見 竹の小径の竹製丸テーブル 寝転んで空を見ると・・・屯所にも作ってみましょう。 7/10は湯ヶ島ジオサイト巡り いづれもツアーの参加者を募集しています。残念ながら土曜日開催がほとんどで、森林山村を抱えている私はガイドできません。今年中には事業を終わらせるようにしたいと思っています。 粉砕機に8_スクリーンをセットして粉砕してみました。スクリーンとシューターの併用ができないのが残念。 これがスクリーン無し、シューターでの粉砕 シューターは軽トラに積むには便利ですが、粉砕漏れが多発して粒子が揃いません。違いは明らか、マルチに使うには問題ないのですが商品になりません。用途に合わせて粉砕していきます。 7/3は区の共同作業 貴僧坊周辺の環境整備です。午後からは慰労を兼ねて水神社のお祭り、風祭りです。各地区ともこの時期に集落周辺の草刈り等の環境整備をやっています。昔からの絶やしたくない行事の一つですが、この先人口が減ってきたらどうなるのでしょうか?。 |
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