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平成森鮮組 大見じねんファーム 大ボラ会

 「貴僧坊」・・・「きそうぼう」と読みます。伊豆のど真ん中、100人に満たない小さな寒村です。 40数年ぶりに帰村した貴僧坊は多くの社会的困難な課題を抱えています。
 NPO伊東里山クラブに入会、さらに平成森鮮組を結成して里山・里地の整備を進めています。「貴僧坊ECOファーム」「大見じねんファーム」を立ち上げ自然農法に挑戦していきます。里山・里地の整備で派生する資材を農業に利用し、竹尽くし農法(竹取物語)や炭素循環農法を実践しています。
         
           NPO伊東里山クラブ 貴僧坊ECOファーム長 
             一般社団法人平成森鮮組平成森鮮組 代表理事 
               大ボラ会事務局長         山下 隆(洋平太)

         連絡先 伊豆市貴僧坊67   メールアドレス yoheita0609@yahoo.co.jp


仕事はじめはボチボチと・・・ [2015年01月05日(Mon)]
年末の竹林伐採が祟ったのか首や肩が重い。四十肩とか五十肩の症状のようで、腕を上げるのが辛い。洋平太も今年は高齢者の仲間入りです。身体を労わりながらボチボチやっていきます。
・・・で、正月の休みに自宅の竹林整備です。

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森鮮組屯所から向山を望む
母から、他人様のばかりでなく家の竹を切ってと言われていました。さもありなん。自宅裏の竹林を間伐して、向山の整備地が見えるようになりました。実はここからイノシシやシカがやってきます。これも母から、何とかしてよと言われています。切った竹で柵を作ります。

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イノシシは何を食べたのでしょうか?

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元の堆肥ピットに植えたアオキも鹿の餌食

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斜面沿いに竹の柵
こういった局所的な対応では獣害は無くなりません。遠回りすれば良いし、そのうち柵が壊れることを知っています。彼らはどこからでもやってきます。地域周辺の整備を進めて、棲みにくくするしかないと思っています。森鮮組の取り組みを急がなくてはいけません。

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県道脇に塩化カルシウム
中山間地の凍結対策や融雪用に置かれています。便利な物がありますね〜。車の安全運転には必要なのでしょう?・・・が、これは塩ですから野生動物が舐める? 以前、エゾシカが厳冬を生き抜くために道路に散布された塩カルを舐めているシーンがニュースで流れました。

ファームでも・・・
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ゲンキが舐めているのは鉱塩
動物には絶対必要なもの、いつでも舐められるように吊るしています。
塩カルで車の安全を確保した結果、シカの命を繋ぐ・・・? 釈然としません。人工的に溶かすのでなく、溶けて安全になるまで”待つゆとり”ある社会にならないかな〜。
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