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2012年06月30日

モニタリング調査シーズン5 その2 霧・雨・曇り・晴れ

6月17日、30日に八島ヶ原湿原外周モニタリング調査をしました。

霧の八島ヶ池.jpg

今回は新会員を含む3人。
雨、霧、曇り、晴れとめまぐるしく変化する天候の中の調査でした。
調査後の反省会では、
「アマドコロ、ウマノアシガタ、オオヤマフスマ、サクラスミレ、ミツバツチグリを覚えました。
なぜなら、何回も見ましたから。反復記憶でしょう。」
なるほど。

他に印象の残ったのは・・・・。

クリンソウ.JPG

クリンソウ。
少しずつですが、年々群生は広がっているようです。
夢中になって踏み込んで植生を痛めないように。心静かに観賞を心がけたいものです。
末長いお付き合いができればと思います。


マムシグサ.jpg<

マムシグサ
茎のようにたちあがっているのは、じつは葉。「偽茎(ぎけい)」と言います。
その茎のような葉の「蛇がら模様」。
今年はタトゥー柄のストッキングが流行とか。
八島のファッションリーダーか?。

マイクロアイリス.jpg

アヤメ
昨年のブログでもご紹介しましたが、ニホンジカの被食に耐え、成長途中で花をつけたアヤメです。
「マイクロ・アイリス」とでも申しましょうか。
耐えて生きてる点は盆栽に似ているのですが、盆栽以上に生きていく厳しさを感じます。

抱える事情は様々ですが個性的な花々たちの競演です。




後日の水質調査時には、今年はじめてのアサギマダラの飛来を確認しました。

120630アサギマダラ のコピー.jpg
この数年、見る場所はだいたい同じです。
夏はゆっくりですが来ているようです。


(不肖)
posted by 不肖 at 17:58 | TrackBack(0) | 活動レポート
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