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2019年07月26日

ニホンウナギの保全対策(その3)

当会は、愛知県知事から「特別採捕許可」を得てウナギ等の調査を行っています。特殊な漁具などを使用するため、厳し審査を受けています。しかし、庄内川ではウナギを違法な方法、または無許可で採捕している人が見られます。2枚の写真は、ウナギ幼魚の捕獲のための違法漁具。また、2~3月頃になると、夜中にウナギを捕獲する人も見られます。我々の調査では、許可書等を提示・携帯している人はいません。こうした状況から、今年5月、当会は愛知県水産課に現状を報告しました。しかし、水産課は無反応。警察に通報しろとのことです。このような経緯を踏まえ、庄内川の水産資源管理者である当会は、今後、違法行為を発見した場合、直接、警察に通報することしました。こうした取組みも、保全策の一つとしてご紹介しておきます。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 08:56| 成果物

2019年07月25日

ニホンウナギの保全対策(番外編2)

小田井でウナギが大量に捕獲できた要因は何か。それは篭網に入れた餌と深く関わっています。近年の研究により、ウナギの生態が少しずつ明らかになってきていますが、自然下のウナギはかなり偏食者のようです。ウナギという種自体は、魚、貝、エビ、カニ、ミミズ、ゴカイ、ヤゴなど様々な生物を食べますが、実際には生息水域ごとに特定の生物を食べる傾向があるようです。内湾や汽水域ではアナジャコ、淡水域ではザリガニなど、普段から食べ慣れている餌には興味がありますが、慣れない餌には興味を示さないようです。ちなみに、小田井に仕掛けた網に入れた餌は「稚アユの切り身」。つまり、小田井で捕獲したウナギは、日頃から稚アユを食べていたと考えられます。写真のように、小田井では海から来たアユがスムーズに遡上できない状態となっています。これらのアユは、おそらく夜間にウナギの餌になっているのでしょう。大量に採れたウナギから、庄内川の別の問題が浮かび上がった出来事でした。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 18:33| 成果物

2019年07月16日

ニホンウナギの保全対策(番外編)

庄内川はウナギの宝庫?と思える出来事が過去にありました。写真は、小田井堰堤の下流でウナギが一度に大量に捕れたときのものです。驚くことに、これらのウナギは一つの籠網で一度に捕獲できたのです。なぜ、こんなに採れたのか、その理由は次回にお伝えします。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 21:56| 成果物

2019年07月12日

ニホンウナギの保全対策(その2)

今回は『海苔網魚道』です。以前、庄内川河川事務所と協議を重ね庄内川の小田井床止に棚田式魚道を新設しました。しかし完成した魚道は、当会が設計時に提案したものと大きく異なるものでした。予算の都合等で段数が減り、各段ごとの落差が大きくなってしまい、魚が登りづらい形となってしまいました。そこでウナギの遡上を手助けするため、海苔養殖で使う「海苔網」を使った魚道を後付けしました。基本的な考え方として「海苔網」に流下物が堆積したり、植物が根付いて繁茂することを想定し、そうした状態でウナギの遡上を手助けすることを狙っています。今年4月に設置してから3ヵ月が経過しました。近々、状態を確認するとともに、ウナギの利用状況を調査したいと考えています。その他の写真は、当会のフェイスブックでご覧ください。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 15:01| 成果物

2019年07月11日

ニホンウナギの保全対策(その1)

庄内川では、クロコウナギ(ウナギの幼魚)の遡上を手助けするため、ウナギ登りアシスト活動を始めています。『土用の丑』の前に、庄内川水系独自の取組みを数回に分けてご紹介します。
第1回目は『ヤナギモ魚道』です。
流水環境に繁茂する水草のヤナギモを模して設置したアシストアイテムです。自然下ではヤナギモ群落内に魚や甲殻類などが身を隠していたり、流れの中で休息している姿をよく見ます。この状態を再現するため、愛知県が新設する魚道の一部に金具を付けてもらい、ロープの束で『ヤナギモ魚道』を設置しました。その後の調査でウナギの遡上を確認しましたが、50p程の中型個体で、ターゲットのクロコウナギ(20〜30p)は、この魚道よりも下流で遡上阻害を受けているため、残念ながら正確な効果を確認できていません。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 15:29| 成果物

2019年07月08日

『水辺で乾杯』やったよー。

天気にも恵まれました。心地いい風を感じました。そして盛り上がりました。地元・清須市民の方々や岩倉市・五条川でミズベリングに取組み方々など新しい出会いもありました。差し入れの品もおいしかったです。皆さま、ご参加ありがとうございました。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 02:15| 成果物

2019年07月05日

7・7・7・7 水辺で乾杯!!

『水辺で乾杯in庄内川』
いよいよ明後日です。
九州では大雨のため多くの被害が発生しています。庄内川(特に清須市周辺)もかつて東海豪雨により大きな被害を受けました。今回の「水辺で乾杯in庄内川」の会場である「みずとぴぁ庄内」は、東海豪雨後に作られた水防ステーションでもあります。平時は、市民のレクリエーションや憩いの場として利用されていますが、非常時は災害対応の拠点となります。九州で被害が生じている中、のんきに乾杯している場合ではないかと思われるかもしれません。しかし、「水辺で乾杯」の目的は、川と人々を近づけること。人が川に関心を持つことは、いずれは防災にも役立ちます。
防災のため、環境のため、地域のため、張り切って開催します。ぜひ、ご参加を。
https://mizbedekanpai.mizbering.jp/index.html
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 14:48| 成果物

2019年07月04日

ニホンウナギ生態系ネットワーク推進部会

「ニホンウナギ生態系ネットワーク推進部会」が木曽三川で立ち上げられていました。当会の「ウナギ登りアシスト活動」を木曽川水系にも展開できるよう連携を進めていきたいですね。

https://www.facebook.com/cbr.kisokaryu/photos/a.376007486146559/625993757814596/?type=3&theater
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 13:43| 成果物

2019年07月03日

おとり鮎店・中止

7/7の「庄内川のおとり鮎店」は中止となりました。現在の庄内川の水位や今後の天気等を踏まえて判断されたそうです。参加申し込みいただいた方々は残念でしょうが、次の機会に期待しましょう。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 10:42| 成果物

2019年07月01日

過去の受賞歴

過去の受賞歴を振り返ってみました。頂いた賞に恥じぬよう一刻も早く、庄内川の魚がおいしく食べられる川を取り戻すぞ!

■1997年 第1回中部未来創造大賞
http://www.cbr.mlit.go.jp/kikaku/mirai/01/01.html

■2009年 平成21年度日本水大賞 環境大臣賞受賞
http://www.japanriver.or.jp/…/jyusyou_katudou/no11/no11_pdf

■2013年 公益財団法人河川財団 平成25年度 助成優秀成果 表彰
■2015年 公益財団法人河川財団 平成26年度 助成優秀成果 表彰
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 16:12| 成果物