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2011年12月31日

庄内川 希望を

   庄内川 希望を

もう数十年も前 君は激しく  潤沢に 清らかに 流れていた
 その流れに抗して アユが シラハエが そして ウナギまでもが
    懸命に 遡っていた
君は 生き物を 逞しく 育て上げた
 子供たちは 流れに乗ったり 潜ったり 魚たちを追ったりしていた 
  それが日常だった

それから暫くして 君は白濁の 泡立つ  か細い 流れになった
 その流れに加えて 家庭や 工場や そして 農地までもが
      汚い  排水を 流し続けた
君は 生き物を 弱らせ 数を減らし始めた
 子供たちは 流れに背を向け 声もなく 周りから消えていった
   それが日常になった

それから40年たった 君は行儀よく 静かに 流れている
 その流れの中に 白い濁りはなく 澄み切っているように見えるが
    汚れは 潜在化している
君は 希望を 捨てたわけではない
 生き物たちが 喘ぎ もがきながらも 懸命に生きているから
    君ががんばるように 我々もがんばる
     
        (2012年 1月 元旦)
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年12月06日

才井戸流,整備活動を実施

才井戸流,整備活動を実施
 才井戸流ではボーリングにより新たな湧水地が確保されています.(写真)12月4日に当会会員7名により,才井戸流の環境保全活動を実施しました.作業は先ず,湧水地を増やすためにボーリングされた場所から自然観察池(新ビオトープ)までの導水路をつくることでした.11月には池に水が入るようにはしていたのですが,湧水量が多いので遊歩道がぬかるまない程度に補強が必要でした.

 次に才井戸流の両側と水際の草刈りを3台の草刈り機を使用して実施しました.水の通りも随分良くなり,歩きやすくなりました.その最中にシラハエ(オイカワ)を捕獲しました.私は見ていませんが会長が確認しましたので,間違いはないでしょう.恐らく,台風で野添川が氾濫し,才井戸流も冠水したことから,氾濫に乗じて野添川から侵入したのではないでしょうか.川の氾濫も生物多様性の維持(変化)に貢献するようですね.定着すればいいのですが.
 
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年11月06日

庄内川まつり第37回魚釣り大会ー雨模様を吹き飛ばす

庄内川まつり第37回魚釣り大会ー雨模様を吹き飛ばす
 第37回魚釣り大会は11月6日(日)に開催されました.前日から雨で当日も朝から小雨の状態でしたが,6時過ぎに会場の水分橋下に着きました.ほどなく,テントや用具を積んだ軽トラが到着し,決行することにしました.魚釣りの受け付けは7時からでしたが,その前に数人の釣り人が待っていました.係の電話にはひっきりなしに問い合わせの電話がかかってきましたが,港区から参加の親子ずれの小学生に,今日は何時に起きたか聞いたこところ,5時と答えてくれました.9時を過ぎるころから,親子連れの参加者が多くなりました.
 掴みどりのアマゴを乗せた車が会場を通過しましたが,なかなか河川敷にあらわれず,しびれを切らした会長が迎えに行ったところ,雨で河川敷に車が入れずに堤防が生簀に下ろすことになりました.堤防から生簀まで相当距離があり,大型のブルーシートを4枚使い,大勢の助けを借りてアマゴを下ろすことになりましたが,私もアマゴ下ろしを手伝いましたので,迫力ある写真が撮れなかったのが残念です.
 

 続いてアマゴの掴みどりを人数を制限しながら行いましたが,その様子は写真でご覧ください.また,今年は頑張る子供たちが多く,一人で30匹ほど捕まえた子供も何人かいました.魚釣りの表彰までの間に,矢田・庄内川をきれいにする会の活動報告と外来魚講座を実施しました.また,名東ライオンズクラブおよび(株)平田工業さんからの寄付の贈呈式が行われました.また,この事業は河川環境管理財団の助成により実施され,(株)リコージャパン社のグリーンプロモーション事業に認定されていることが報告されました.
   
 参加者にアマゴの串焼き,トン汁,おでん,おにぎりが振る舞われました.最後に表彰式が実施されましたが,4人全員入賞の親子もいました.最終的な参加者は名簿記載者86名と同伴者98名の184名ですが,名簿に記載しない会員や見学者を入れて200名を超えたようです.
 子供たちの熱気が雨模様を吹き飛ばしました.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年10月31日

川の健康診断ー矢田川ヤナ体験

川の健康診断ー矢田川ヤナ体験
 10月30日,身近な水辺再生と川の健康診断を実施しました.作業は矢田川の天神橋下流と三階橋下流に分かれましたが,三階橋下流では日曜日早朝からヤナづくりを実施し,9時過ぎには出来上がりました.
  天神橋では9時30分受付でしたが,早い会員は9時には現地に到着.9時30分には必要な資材・材料が到着し,受付の準備が整いました.事業の説明は10時からとしていましたが,時間通り開始することが出来ました.先ず,矢田・庄内川をきれいにする会広報部長が本事業があいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業であること,また(株)リコージャパン社のグリーンプロモーション事業として認定を受けていることを説明しました.続いて,愛知県環境部水地盤環境課からあいち森と緑づくりについての趣旨説明を受け,(株)リコージャパン社からご挨拶をいただきました.この時点での参加者は42名でしたが,最終的には64名の参加でした.当日はA4の3枚の資料と,昨年矢田・庄内川をきれいにする会が作製した,矢田川環境マップ,本年作製の庄内川環境マップ1を配布し,それをもとに事業のスケジュールおよび注意事項の説明を行いました.


(a)水質検査
 水質検査は資料に基づき,pH,CODおよび透視度について説明し,予め準備していた@大森橋下の水,A香流川の矢田川に流れ込む直前の水とB天神橋下流の水の3種類について,3班に分かれて水質調査を実施しました.pHおよびCODはパックテストで実施し,その数値を準備したパネルにワッポンで表示させました.結果は昼食後の交流会で発表しました.


(b)ガサガサ
 次いでガサガサの実施方法について矢田・庄内川をきれいにする会会員が説明,それぞれタモ網とバケツをもって川の中に入りました.午後には雨が降ることが確実視されていたため,ガサガサの時間は約20分程度で川から上がってもらいました.捕獲された生き物については矢田・庄内川をきれいにする会会員から懇切的な説明がありましたが,クロメダカが貴重であること,それに対する外来種はカダヤシであること,ドジョウ,シラハエ,カマツカ,テナガエビなど1匹ずつ特徴が説明されましたが,何と言っても体長21センチのアユが見つかったことでしょう.婚姻色が強く出てかなり黒く,新鮮に見えたので死亡した直後と思われますが,産卵に立ち会うことが出来たのでしょうか?一昨年に天神川下流で矢田・庄内川をきれいにする会会員がアユの産卵を観察していますので,恐らく同じ場所で産卵が行われたと考えてもいいでしょう.

(c)清掃作業
 清掃作業はガサガサの場所から三階橋まで歩く途中に実施してもらいました.準備したのは手袋,ゴミ袋,ゴミばさみですが,これを抱えて約1キロ先の三階橋を目指してもらいました.皆さんは出来るだけ,車を使わずに歩いてくださいとのお願いに快くしたがってもらいました.2日前に庄内川河川を歩いた時には台風の影響が色濃く残っていたのですが,矢田川ではそれほど木切れなどのゴミはなく,僅かに橋の欄干部分に木切れゴミがまとわりついているのがありました.集めていただいたのはペットボトルなどの分解しにくいゴミ類でした.なお,矢田・庄内川をきれいにする会会員4名が川の中を歩き,魚(アユ)の追い込みを試みました.


(d)アユヤナ体験
 ほぼ,スケジュールどおりに三階橋下流のヤナ場に到着した参加者はアユヤナの素晴らしい出来栄えに感心していましたが,残念ながら肝心のアユは姿を見せませんでした.アユの追い込みも不発に終わったようです.そこで,投網を使って擬似アユのシラハエの捕獲を試みました.シラハエは小型ですが一網に数匹は必ず入っており,容易に集めることができました.小学生たちにバケツに入れたシラハエを上から流し,ヤナに落ちてきたシラハエを集めてもらいましたが,子供たちは大いに盛り上がりましたが,それもあっという間に終わってしまいました.今年の秋に矢作川上流のヤナ場にアユを食べに行きましたが,そこでも「○○さん,今からアユを流しますので準備をしてください」とのアナウンスでアユヤナ場でも同じようなことを行っていたので,笑ってしまいました.その後,投網の実演も実施しました.

(e)食事と交流会
 アユヤナを終わるころには雨が降りはじめ,気温も低かったのですが,そこへカレーうどんを提供しました.何分にも60人を超える人数でしたので,行列が出来ましたが,アツアツのカレーうどんは大好評でした.最大でも60人の参加者と予測していましたが,麺は60人分でもカレーは100人分相当を準備しましたので,お代りをする方もいました,
 最後に雨の降る中を矢田・庄内川をきれいにする会の活動紹介を実施し,水質検査結果の発表を行いました.pHは大森橋下が7.0,香流川が7.5,天神川下流が7.5〜8.0の結果でした.また,CODは大森橋下が12.5,香流川が5.0,天神橋下流が5.0〜12.5mg/Lでした.天神橋下流のデータがぶれているのは小学生が多かったからでしょう.
 最後には雨が強めに降ってきましたが,どうにかセーフの充実した事業でした.参加してくれた皆さん,(株)リコージャパンの皆様に厚くお礼申しあげます.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年10月22日

庄内川山西用水堰改善

庄内川山西用水堰魚道改善ーちょっぴり前進
 10月20日,山西用水堰の改善についての打ち合わせが清須市西枇杷島庁舎で開催されました.出席は庄内川河川事務所,名古屋市,清須市に当会でした.河川j事務所の司会で,先ず,当会が庄内川水系,山西用水堰のカイゼン提案書,平成23年9月台風第15号による山西用水堰の魚道破損状況の資料に基づき,現状・問題点,改善点を報告しまた,第4回川づくり・いいかわづくりワークショップのグランプリ「芥川・ひとと魚にやさしい川づくりエントリーシートを示して,行政と市民の協働事業が成功している例を挙げ,山西用水堰の問題についても行政の強い支援を求めました. 
 行政側の姿勢はできるだけ現状を活用してということですが,分かりやすく言えば「お金がかからないように」ということでしょう.魚道の改善に当たってはアドバイスを受ける適切な人材に当たることが確認され,また当会の魚道調査に行政が立ち会い・手伝いをすることが確認されました.それにより,当会がロードマップを提案することになりました.矢田川については当会と愛知県との話し合いが行われる予定で,その進行状況も注視することが話し合われました.ちょっぴり前進と言えるでしょうか?
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年10月02日

庄内川にアユ産卵場をつくる

庄内川にアユ産卵場をつくる 
 10月2日,庄内川水分橋下流で重機を入れた産卵場づくりを行いました.参加者は今回の活動をグリーンプロモーション事業の一つとして組み入れた,リコージャパン(株)社員6名と当会会員は重機を提供してくれた平田工業社員3名を含む11名(小学生1名)でした.先ず,リコー社からご挨拶があり,当会は活動報告および本日の事業について説明をしました.加えて,台風15号が東海地区に甚大な被害をもたらしましたが,多治見市では小学生が側溝に流され,行方不明となっていることから,庄内川に流されていることを考え,情報が得られないか注意して活動するように,申し渡しをしました.
(a)重機による産卵場づくり
 2日前に下見をして重機が川に入る位置を確認していましたが,重機は全く異なる場所から川に入り,大きな中州の中を進み,大きな木や台風による倒木を避けながらあっという間に,中州先端に到達しました.その動きは重機の能力を理解していない私に,はるかに驚くべき力を見せつけてくれました.産卵場の場所はアユが好む1〜10センチの小石が多い場所として選んだのですが,残念ながら台風により多量の砂が堆積し,ショベルの隙間をさらさらと砂が抜けて,大きな石を除く役割を果たすまでには至りませんでした.それでも2時間の作業を実施していただきましたので,かなりの面積が整地されたと思います.有難うございました.


(b)ガサガサの体験
 今回はリコージャパン社から3名の女性が参加してくれましたので,ガサガサを体験してもらいました.いずれの方も初めての経験のようで,もう少し,支援すれば良かったのですが,手隙の会員がいなく,約1時間の作業でもあまり収穫はなかったようです.それでも会員により捕獲した生き物の説明では,カマツカやほとんど足が揃った牛ガエルのオタマジャクシに喜んで(驚いて)くれましたので,それだけでも満足です.次回にはもう少し,種類の多いガサガサを体験していただきたく,再度のご参加をお願いいたします.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

台風15号後の才井戸流ー修復と生き物調査

台風15号後の才井戸流ー修復と生き物調査
 台風が9月20日 名古屋地区に襲来しましたが,守山区では志段味で川の水が越流し,また野添川が溢れたので,才井戸流も浸水したことが予想されました.26日に定期的な水の分析を行うために才井戸流を訪れたところ,6月5日に設置したすのこが何ヶ所か流されていることが分かりました.すのこは木製であるが一人では持ち上げることができないために,改めて探しに来ることにしていました.
 10月1日,第2回生き物調査を実施しました.名古屋国際学園に参加を求めましたが,日程の調整がつかず,不参加となりました.当日の参加者は当会会員5名,名城大学山岸教授および大学院生の合計7名でした.

 (a)生き物調査
 生き物調査は午前中は山岸教授および大学院生に当会会員2名が手伝いました.昆虫の詳細については改めて報告をいただきます.ここでは今年造った自然観察池の周りを一回りし,タモ網で調べた結果だけを示しておきます.捕獲できたのはギンヤンマヤゴ9匹,マツモムシ10匹以上,ガムシ10匹以上,ヌマエビ1匹,カゲロウ幼虫1匹,ザリガニ10匹以上でした.ヌマエビが捕獲されましたが, 2月27日,名古屋国際学園と環境保全を実施した際に,池に放流したタモロコ7匹、メダカ17匹、ドジョウ2匹、スジエビ3匹の生育が確認できませんでした.

(b)すのこの再設置
 台風による浸水ですのこが流されましたが,2枚は設置した場所近くに,3枚はかなり遠方に流されていました.それらを集めて元の場所に再設置しました.

(c)川の清掃 生活排水の流入口はゴミが詰まっていたために,ゴミを除去しました.その流入口下流のミクリ類を除去,水辺の歩道部分の草刈りを実施しました.すのこが流されたことから,才井戸流全体が浸水を受けたことはまちがいありませんが,流れ自体はほとんどダメージはありませんでした.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年09月27日

第4回川づくり・いい川づくりワークショップで準グランプリ

第4回川づくり・いい川づくりワークショップで準グランプリ
 9月24日,25日に国立オリンピック記念青少年綜合センターにおいて,第4回いい川・いい川づくりワークショップが開催されました.37団体が参加しましたが,当会は準グランプリ3団体の一つに選定されました.選考は大変厳しく,一次選考,復活選考,二次選考,最終選考の4回の選考がありました.当会は一次選考で5団体の中の2団体に入れず,敢え無く落選しましたが,復活選考により23団体の中から4団体の選出の中に入り,二次選考,最終選考に進みました. 
 選考には,A1のパネルとそれぞれ3分間2回のプレゼンテーションの機会がありますが,当会は「川の汚れは心の汚れ」の標語を掲げ,37年間活動してきたこと,川との多面的なかかわり,庄内川水系にアユ遡上100万匹大作戦を展開し,漁協の設立を目指すことをプレゼンしました.主催者のあいさつの中で「一次選考に落ちても復活選考に勝ち上がり,グランプリもあり得る」とのお言葉がありましたが,グランプリに輝いたのは,当会と同じテーブルで一次選考に落ちた「芥川 ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク」でした. 
 思い返してみると,各選考は選考委員が異なり,それぞれ評価する視点が違うためこのような選考結果になったのでしょうが,選考は公開で誰がどの団体に投票したかが分かるようなシステムで選考委員も大変辛い思いをしたのではないでしょうか.選考される側も選考委員の言葉と投票で浮いたり,沈んだり,緊張を強いられることになりましたが,その中で準グランプリに選ばれたのは名誉あることだと感謝します.
 当会の受賞名は「37年間の景勝・継承・警鐘活動は100万匹の鮎の遡上を可能にするで賞」とあり,当会会員が長い間努力をしてきた結果であり,会長をはじめとして古参の会員の方々に改めてお礼を申し上げます.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年09月20日

55年ぶりのアユ釣り大会不発

55年ぶりのアユ釣り大会不発
 前号で予告したように,昭和30年ころまでアユ釣り大会が行われていた場所でアユ釣りを実施しました.場所は吉根橋下流です.志段味図書館から吉根橋に向かって走り,カーマを通って橋の手前で左折,堤防道路を走ると数面の野球のグランド(いずれも使用中でした)があります.グランド横を通って河原にでました.河原は広い面積が一面石で覆われており,内津川が合流する対岸を角として,川は大きく90度曲がっています.急流もあって,55年前にアユ釣り大会が行われていたことが納得できる場所でした.
 前日に神明上条用水堰下流,高貝用水堰下流で,友釣りのためのアユを捕獲することにしました.約2時間,投網を投げ続けた結果,やっと3匹のアユをゲットしました.サイズは25センチ,20センチ,15センチとかなり生育が異なるアユが獲れました.これらのアユは庄内川で育ったのか,土岐川の放流アユが流れ下ったものか分かりませんが,私たちは庄内川で育ったアユだと思い込むことにしました.(写真は20センチと15センチのアユ)
 
      

 さて,当日小幡緑地に集まったのは会員5名,香流川をきれいにする会員の方1名,合わせて6名でした.現地について友釣りは2名が行い,1名は専ら川の中に潜って,水中の観察に従事しました.1名は内津川に行き,アユ以外の魚種を釣ることに専念.香流川をきれいにする会の会員と私は専ら,ボランティアの会を運営するにはどうしたら良いかの意見交換を行いました.そこにどこかで見かけた人物がいるがと思いましたら,私の教え子でした.教え子は開口一番,こんなところでアユ釣りなんて無謀ですよと言われてしまいました.私のブログを見てきたという有難いお言葉で,なぜそこに現れたかが分かりました. 

 潜りを担当してくれた会員がアユの食み跡だと言って,大きな石をもってきてくれました.
写真の指さしている色の黒い部分が食み跡です.この大きな食み跡から,私たちは少なくとも当たり位はあるだろうと辛抱強く,竿を振りました.9月とは言え,炎天下のなかでの活動でしたが,2時間経過しても友釣りでは囮アユが弱るばかりで,断念せざるを得ませんでした.55年ぶりのアユ釣りは残念ながら不発に終わりました.現場の上流では大きく育ったアユが投網で捕獲されたこと,石についた苔にアユの大きな食み跡があることからアユはそこにいることだけは間違いありませんが,数が少ないのでしょう.この経験は私たちの活動に新たな証を残したことだけは断言できるでしょう.囮アユは川遊びにきた3人の女の子に頼んで川に帰してもらいました.
 
 昼食は神明上条用水堰でコンビニ弁当をいただきました.それから魚道の整備,魚道を遡上する魚の水中カメラによる観察,さし網の一種を使用した魚の捕獲など,「疲れを知らない子供のように」という歌のごとく,30代の4人の会員は忙しく,活動し続けました.本当にこの会員たちは川(魚)が好きなんだなということを思い知らされました.軽くお茶をして帰宅したのは5時30分を過ぎていました.
 当日の私の写真を教え子が撮ってくれました.もちろん,右側が私です.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年08月24日

55年ぶりのアユ釣り大会ー庄内川

55年ぶりのアユ釣り大会ー庄内川 
 国土交通省庄内川河川事務所発行の「庄内川の安全利用ガイド(5)」には,河口から29キロ地点に「昭和30年までアユ釣り大会が行われていた」との記載があります.それから55年が経過しました.この度,当会では以下のようにアユ釣り大会を実施することになりました.

  55年ぶりのアユ釣り大会(釣りのできる方参加ください) 
  日時:9月19日[敬老の日],10時
  集合場所:小幡緑地公園本園駐車場(ユトリートライン小幡緑地公園下車)
    車の乗り合わせで現場(吉根橋下流約1キロ)へ走ります.
 
 釣れるかどうかの保証は全くありませんし,表彰,参加賞などもありませんが,庄内川でアユを釣ってやろうという元気のある方は是非ご参加ください.なお,上記集合場所に来られない場合でも現地で見かけましたら,お声をお掛けください.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年07月31日

大村知事,能力未知数?

大村知事,能力未知数?
  第35回健康と環境守れ!愛知の住民いっせい行動,愛知県との話し合いが7月27日行われました.先ず,大村知事との話し合いが30分行われました.大村知事には予め,以下話し合い項目を提示していました.
 1.大気汚染対策とぜん息患者の救済
 2.長良川河口堰・木曽川水系導水路,設楽ダム
 3.浜岡原発と再生可能エネルギー
 それぞれの項目に詳細な要望がなされていましたが,先に結論を述べると,大村知事の回答は原稿棒読みで,迫力もなく,期待外れに終わりました.特に,木曽川水系導水路や設楽ダムについては河村名古屋市長が撤退や見直しを表明しているのに対し,明確な回答を避けていました.これらについては河村市長との連携はまだ確立していないようです.その上,浜岡原発と再生可能エネルギーについても安全性が大前提と応えたのみで,慎重な回答に終始しました.従って,今のところ大村知事の能力は未知数?期待度ゼロと述べておきましょう. 
 
 知
事との話し合いののち,部局との話し合いが行われました.矢田・庄内川をきれいにする会は2つの話し合い項目を提出しており,次のような回答がなされていました.
(要請−1)名古屋市を流れる矢田川・庄内川は水質の改善はなされたものの,河川の類型はD型です.都市河川である庄内川の水質は全国一級河川165のうち,157位です(平成20年,21年).ワースト10の状態は長年続いていますが,この点についての見解をお聞かせください.
(愛知県回答)平成20年度および21年度は,庄内川および矢田川においてはBODの環境基準を達成しております.
 今後も関係機関と協力の下,環境基準の達成維持に努めてまいります.
(要請ー2)県は水質汚濁の状況を調査し,類型を指定していますが,この方法では類型を上げることはできません,類型を上げるために,市や企業へ指導を強化してください.
(愛知県回答)工場・事業場の排出水は水質汚濁防止法の濃度基準及び水質総量規制制度に基づく負荷量の基準により規制されており,立ち入り検査等により,工場・事業水の排出水が適切に管理されるよう県,あるいは各政令指定都市が監視・指導をしています.
 
  要請ー1に対して回答になっていますか?回答になっていないことを指摘しましたが,理解いただかなかったようです.要請ー2については,一企業が30年に渡り,河川を汚していることに対し問題ではないかとか基準が甘すぎるのではないかと指摘しましたが,かみ合いませんでした.
 いつまでこの程度のやり取りを続けるのでしょうか.空しいです.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年07月25日

感謝状を授与されました

国土交通省中部地方整備局より表彰
 7月21日,庄内川河川事務所において,国土交通省中部地方整備局長より感謝状を授与されました.表彰文は以下の通りです.
    感謝状
 矢田・庄内川をきれいにする会殿
 貴会は永年にわたり一級河川庄内川・矢田川の美化・愛護に多大の貢献をされました
 その功績はまことに顕著であります ここに深く感謝の意を表します
 平成二十三年七月一日 国土交通省中部地方整備局長 富田英治

 この表彰は矢田・庄内川をきれいにする会の永年の活動に与えられたものですので,会員として,会長夫妻他,古参の会員の方々に厚くお礼申しあげます.これを機会に一層の活動に励みます.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年07月21日

藤前干潟二枚貝調査を実施

藤前干潟二枚貝調査を実施
 今回の活動は5月14,藤前干潟クリーン大作戦の終了後に実施する予定でしたが,前々日の雨によって河川の増水が予想され中止にしましたので,改めて今回実施する運びとなりました.台風が近づいており,時折小雨の混じる天気で前日までの日照りと35度を超える気温にならなかったのは幸いでした.
(1)10時集合―野跡,稲永公園駐車場
 スポーツセンター横の稲永公園駐車場を集合場所としていたが,駐車場がいくつかあったために,時間内に集合ができませんぢした.付属高校生が稲永スポーツセンターに集合していることが分かったので,そこに合流し,他の駐車場にいる会員に連絡を取り,迎えに来てもらいました.その後,ラムサール条約湿地藤前干潟稲永ビジターセンターに移動しました.
(2)参加者
会員,10名,名城大学付属高校,先生1名,生徒8名,愛知県職員[環境部・水地盤環境課]2名,河川事務所派遣カメラマン1名,一般参加家族(大人1名,子供3名)の合計26名でした.

(3)挨拶・事業の説明
 主催者の開始宣言の後,愛知県環境部水地盤環境課職員の方に,あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業の概要についてご説明いただいた.続いて広報部長が事業の概要を資料(6ページ)をもとに説明しました.当日は大潮であり,干潮時刻が午後1時47分だったので,先に食事をすることとし,食事の準備中にビジターセンターの見学を行いました.
 干潟がまだあまり表れていなかったので鳥の姿は少なかったのですが,突然カワウの大群が現れ,一部は水に浮かび餌をついばんでおり,そのダイナミックな動きに思わず見とれてしまいました.庄内川に生息するアユは川の汚染,堰の存在に加え,カワウの襲来という第3の生息阻害が存在するという現実を思い知らされました.彼らは正しく空飛ぶ黒いギャングです.食事はビジターセンターのウッドデッキを使用させてもらいました.

(4)二枚貝調査

  12時を過ぎたところでかなり潮が引いて干潟が現れたので,調査予定場所へ移動しました.(コンクリート護岸が一部川に張り出している場所を拠点としました.)二枚貝調査の方法は当会会員が付属高校の生徒に説明し,磯タビ,長靴,ズックに履き替えて干潟へ移動しました.当日の狙いはヤマトシジミでしたがその他の貝類も合わせて調査しました.干潟へ渡るには僅か5,6mの流れに入らなければなりませんでしたが,サンダルではヘドロ状のぬかるみに足を取られ,流れを渡ることができませんでした.
 約2時間の作業で三々五々拠点に戻ってきましたが,大粒で大量のシジミを採取することができました.(写真参照)ほとんどがシジミでソトオリガイ(長い水管が殻に収まらない.干潟のやや泥っぽい砂泥質部に生息する二枚貝)が少し混じる程度でした.その他の貝は全くと言ってよいほど採れませんでした.

 大きいと思われるシジミを測定したところ,横3.3p,縦2.6p,高さ1.9pありました.なお,インターネットで調べた中には「3大しじみ漁地の一つ茨城県の涸沼で採れた新鮮な大和しじみを直送いたします。キングサイズは市場にも滅多に出回らない幻の大和しじみです。採れる数には限りがありますので、平日限定販売にさせて頂きます。30mm以上もの超特大サイズの大和しじみですので、身の美味しさを十分に堪能できます。」という販売例がありました.このことから,藤前干潟は市場にもめったに出回らない,30mm以上もの超特大サイズの大和しじみが生存していることになります.なお,ジョレンを使用した会員は30分で2キロ弱の収穫がありました.また,付属高校の生徒は1区画(50p×50p)でシジミ123g,ソトオリガイ(2コ)3gを記録しています.(調査地点の1uでは4倍の492グラムのシジミが生息していることになります.)

(5)食味試験
  食味試験は以下の5段階評価で実施しました.
5段階評価の内容(不快臭)
 1.とても食べられない
 2.口に入れた瞬間はっきり分かるが食えないほどではない
 3.じっくり味あうと分かるが気にならない
 4.僅かに感じる
 5.無し
 
時間の関係で砂出しを約30分実施したシジミを鍋で煮立てた後,汁とシジミの身について参加者に食味をしてもらいました.私の感じではシジミ汁は塩味が少し濃いものの,泥臭さを感じませんでした.また,シジミの身は1個だけを噛んでみたときにはそれほど感じないものの,数個を口に入れて噛むとやや脂臭さを感じました.そのまま飲み込むには多少抵抗がありました.食味試験の結果を平均すると,シジミの身は2.16,シジミ汁は3.45でした. この結果から,私の出した結論は[シジミ汁は身を食べるのではなく,スープを味あうので,庄内川(藤前干潟)のシジミ汁は食用可の範囲にある]ということですが,皆さん如何でしょうか.持ち帰ったシジミを一晩砂抜きをしてみそ汁に入れて食べましたが,違和感がなく,シジミの身も普通に食べられたことを報告します.
 

 まだまだ,水質が良いとは言えない庄内川ですが,6月19日調査の小田井床止め下流でのウナギと同様,生き物は逞しいことを改めて実感しました.
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2011年07月06日

庄内川のアユ,八ヶ村用水堰を遡る

庄内川のアユ,八ヶ村用水堰を遡る
 庄内川のアユ遡上調査を6月18日,19日に実施したことを以前報告しました.山西用水堰では魚道に木切れやゴミが詰まり,魚道の体をなしていないことを指摘しましたが,アユは山西用水堰に滞留しているだろうという当会の予測ははずれ,投網で2匹しか捕獲できませんでした.恐らく,雨で増水していたときに堰を遡上したものと考えられます.
 アユは今どこにいるのか,当会会員から報告がありました.そのメールおよび写真をそのまま掲載します.


 「昨日、八ケ村の堰を、相当数のアユが遡上していました。あの山西の魚道を、健気にも上ってきたのですね。1メートルもある八ケ村の堰を、何匹ものアユが泳いで越えて
行くのを目撃し、その生命力に感動しました。」

 
 八ヶ村用水堰は河口から26.5キロの地点にあり,庄内川の安全利用ガイド(庄内川河川事務所)によれば,昭和30年ころまで29キロ地点でアユ釣り大会が実施されていたとの記載があります.1年魚とは言え,29キロ地点までは遡るように遺伝的にインプットされている結果でしょう.早く,無理せずに遡れるように魚道を整備する責任を強く感じます.
      頑張れ,庄内川のアユ.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分

2011年07月04日

藤前干潟で二枚貝調査

藤前干潟で二枚貝調査を行います
 本調査はあいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業の一つとして実施するものです.(藤前干潟クリーン作戦において実施予定でしたが,前日の雨で中止になった活動の再挑戦です)庄内川は中流域で大きく汚染されていますが,河口部では藤前干潟が形成され,干潟の浄化機能を受け,蘇っていることが期待されます.その過程を二枚貝調査で確認するのが調査の目的です.
 日時:7月18日(月)10時30分〜3時30分(準備は10時から)
 集合場所:庄内川河口,稲永公園(稲永スポーツセンター隣)
 活動内容:シジミ,アサリ,ハマグリの分布をジョレンなどを使用して調査.
   シジミについては食味試験を実施.
 注意事項:気温が高く,水の中の作業なので,暑
 さ対策,着替えの準備,熱射病対策などが必要です.昼食は準備します.

参加・あるいは見学を歓迎します.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分