今年の庄内川では大型のテナガエビが多く見られます。写真の個体は
小田井魚道での6月の遡上調査の際、N田さんが四手網で採捕したものです。
ハサミからシッポの先まで24.5p(※)もありました。
エビ・カニなどは十脚目(エビ目)に属し、ハサミを含めて基本的に5対10本の
胸脚(歩脚)があります。テナガエビの長いハサミは、カニやザリガニとは違い
前から二番目の脚が伸びたものです。腹側から観察するとわかりますよ。
※ハサミや尾羽は付属肢なので、通常長さに含めず、エビの全長は額角(ツノ)の
先から尾節末端(シッポの三角の先端)まで、体長は眼窩(眼の収まっている
くぼみ)の後縁から尾節末端までの長さで測るそうです。
(by パス太)
2016年07月15日
2016年07月12日
2016年05月07日
2016年04月26日
2016年04月24日
庄内川にサツキマス?
4/9に庄内川でサツキマスが釣れたとの情報を釣り人の方からいただきました。
過去に捕獲された記録はありますが、最近は確認されていませんでした。
大変貴重な情報です
市民から「汚れた川」と思われ、見捨てられた存在の庄内川ですが、本来の自然条件からすれば、サツキマスが生息していて当然の川です。
サツキマスを通じて、多くの人が庄内川のポテンシャルを見直す機会となればと
思います。
庄内川でサツキマスを確認をされた方は、ぜひ当会まで情報をお寄せください。
(by サツキマス)
過去に捕獲された記録はありますが、最近は確認されていませんでした。
大変貴重な情報です
市民から「汚れた川」と思われ、見捨てられた存在の庄内川ですが、本来の自然条件からすれば、サツキマスが生息していて当然の川です。
サツキマスを通じて、多くの人が庄内川のポテンシャルを見直す機会となればと
思います。
庄内川でサツキマスを確認をされた方は、ぜひ当会まで情報をお寄せください。
(by サツキマス)
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 05:45| コメント
2016年01月04日
謹賀新年/平成28年1月元旦
毎年、異常気象が続いています。
異常気象が常態化すると、異常ではなくなります。
正月の天気は穏やかで暖かい日が続きました。
今年のアユの遡上にどのような影響があるのでしょうか?
庄内川の水質はDランクのままです。
せめてBランクを目指したいのですが、それには廃水を垂れ流している企業次第というのは悲しすぎます。
安倍政権は目くらまし戦法が功を奏し,安保法制を成立させました。
いつまで目くらましが許容できるのでしょうか?
「挑戦」がキーワードになるようですが,より一層のあぶなかっしさを感じるのは私だけでしょうか?
唯一の明るさは政治に関心を持つ若者がでてきたことで,平和や政治に物言いを始めました。
一足先にスポーツ界では20歳前後の若者が世界的に活躍を始めています。
少子高齢化の時代,じいちゃん,ばあちゃんと若者が頑張らなければならないのでしょう。
異常気象が常態化すると、異常ではなくなります。
正月の天気は穏やかで暖かい日が続きました。
今年のアユの遡上にどのような影響があるのでしょうか?
庄内川の水質はDランクのままです。
せめてBランクを目指したいのですが、それには廃水を垂れ流している企業次第というのは悲しすぎます。
安倍政権は目くらまし戦法が功を奏し,安保法制を成立させました。
いつまで目くらましが許容できるのでしょうか?
「挑戦」がキーワードになるようですが,より一層のあぶなかっしさを感じるのは私だけでしょうか?
唯一の明るさは政治に関心を持つ若者がでてきたことで,平和や政治に物言いを始めました。
一足先にスポーツ界では20歳前後の若者が世界的に活躍を始めています。
少子高齢化の時代,じいちゃん,ばあちゃんと若者が頑張らなければならないのでしょう。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 17:38| コメント
2015年10月03日
田尻宗昭氏―四日市公害の告発
2015年10月1日(木)のフジテレビで放送の「奇跡体験!アンビリバボー」で,
四日市公害を告発した田尻宗昭氏が紹介されていました。
大変感動的な内容で,告発当時は行政,検察,司法のすべてが企業よりの立場であったことが分かりました。
日本初の公害への刑事訴追だったそうですが,もし見損なった方は情報発信サイト「ZOOT」をご覧ください。
それからまだ50年を経過してないんですね。
今は公害という言葉をほとんど聞かなくなりましたが,公害はなくなったわけではありません。
庄内川は見捨てられた川で,未だに漁業組合は復活していません。製紙会社の廃水により,魚は食べられず,藤前干潟の巨大(3p)シジミは食べられないことはないものの,後口が悪く,美味しいものではありません。
一企業の廃水により,住民の財産である川が汚染されている状態が続くことは,まだまだ私たちの活動の弱さを示しているのでしょう。
学ぶことが多い番組でした。
四日市公害を告発した田尻宗昭氏が紹介されていました。
大変感動的な内容で,告発当時は行政,検察,司法のすべてが企業よりの立場であったことが分かりました。
日本初の公害への刑事訴追だったそうですが,もし見損なった方は情報発信サイト「ZOOT」をご覧ください。
それからまだ50年を経過してないんですね。
今は公害という言葉をほとんど聞かなくなりましたが,公害はなくなったわけではありません。
庄内川は見捨てられた川で,未だに漁業組合は復活していません。製紙会社の廃水により,魚は食べられず,藤前干潟の巨大(3p)シジミは食べられないことはないものの,後口が悪く,美味しいものではありません。
一企業の廃水により,住民の財産である川が汚染されている状態が続くことは,まだまだ私たちの活動の弱さを示しているのでしょう。
学ぶことが多い番組でした。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 15:13| コメント
2014年12月31日
あけましておめでとうございますー歴史のターニングポイント
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします。
今年はどのような年になるでしょうか?
昨年年末のどさくさに紛れた選挙によって安倍自民党は勝利しました。安倍といえば隣国の中国や韓国の反発を承知の上で,靖国神社に参拝し,予想通り外交の停滞をもたらした人物ですが,どのような政治を行うのでしょうか?
歴史のターニングポイント(転回点)は10年,20年後に振り返って認識することになるのですが,今年はそのターニングポイントになるかもしれません。
選挙時にはほとんど争点にならなかったのですが,日本国憲法の改正は安倍がかねてより意欲を示している政治課題であり,その延長線上にある集団的自衛権行使の容認,特定秘密保護法の制定・施行,武器輸出の解禁など粛々と準備を進めており,今年はニュースに事欠かない政治課題が目白押しになってくるでしょう。
その時,私たちは歴史の傍観者になるのか,歴史を作る立場に立つのか,難しい選択を迫られることになるでしょう。
ひょっとしたら,私たちはとんでもないモンスター首相を担いでいるのかもしれません。
その動向を注視しましょう。
アベノミクスはうまくいっているのでしょうか?日銀の助けも借りて円安となり,確かに株価は上がったのですが,利益を得ているのは輸出ができる巨大企業ばかりです。
貿易収支は赤字が続き,暴落した安い石油の恩恵は円安になったためにわずかばかり,輸入食品は値上がりが続き,中小企業は対応できず,庶民の財布は痩せ細るばかりです。
その上,原発事故の教訓から原発の縮小,廃止に向かうのかと思えば,安倍自民党は原発の再稼働のみならず,拡大でさえ目論んでいるように思えます。
日本の弱点はエネルギーと食料自給率(農業生産)ですが,自前のエネルギー獲得の努力はほとんど見えません。
メタンハイドレート利用,地熱発電などへの投資を急いでいるようにも思えないし,再生エネルギーのホープだった太陽光発電は計画が頓挫しそうな状況です。
農業はTPPどころの騒ぎではなく,後継者不足で自滅しそうな状態を早急に改善できる見込みはありません。
政治や経済,社会の先行きに明るさや発展の可能性を感じることができませんが,せめて私たちの河川での活動が進展するように頑張りましょう。
本年もよろしくお願いします。
今年はどのような年になるでしょうか?
昨年年末のどさくさに紛れた選挙によって安倍自民党は勝利しました。安倍といえば隣国の中国や韓国の反発を承知の上で,靖国神社に参拝し,予想通り外交の停滞をもたらした人物ですが,どのような政治を行うのでしょうか?
歴史のターニングポイント(転回点)は10年,20年後に振り返って認識することになるのですが,今年はそのターニングポイントになるかもしれません。
選挙時にはほとんど争点にならなかったのですが,日本国憲法の改正は安倍がかねてより意欲を示している政治課題であり,その延長線上にある集団的自衛権行使の容認,特定秘密保護法の制定・施行,武器輸出の解禁など粛々と準備を進めており,今年はニュースに事欠かない政治課題が目白押しになってくるでしょう。
その時,私たちは歴史の傍観者になるのか,歴史を作る立場に立つのか,難しい選択を迫られることになるでしょう。
ひょっとしたら,私たちはとんでもないモンスター首相を担いでいるのかもしれません。
その動向を注視しましょう。
アベノミクスはうまくいっているのでしょうか?日銀の助けも借りて円安となり,確かに株価は上がったのですが,利益を得ているのは輸出ができる巨大企業ばかりです。
貿易収支は赤字が続き,暴落した安い石油の恩恵は円安になったためにわずかばかり,輸入食品は値上がりが続き,中小企業は対応できず,庶民の財布は痩せ細るばかりです。
その上,原発事故の教訓から原発の縮小,廃止に向かうのかと思えば,安倍自民党は原発の再稼働のみならず,拡大でさえ目論んでいるように思えます。
日本の弱点はエネルギーと食料自給率(農業生産)ですが,自前のエネルギー獲得の努力はほとんど見えません。
メタンハイドレート利用,地熱発電などへの投資を急いでいるようにも思えないし,再生エネルギーのホープだった太陽光発電は計画が頓挫しそうな状況です。
農業はTPPどころの騒ぎではなく,後継者不足で自滅しそうな状態を早急に改善できる見込みはありません。
政治や経済,社会の先行きに明るさや発展の可能性を感じることができませんが,せめて私たちの河川での活動が進展するように頑張りましょう。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 17:41| コメント
2014年07月14日
志段味ビオトープのカワラナデシコ
志段味ビオトープのカワラナデシコ
7月11日,志段味ビオトープの竹林整備に行きました。当会はカワラナデシコの花壇をビオトープに2カ所作っています。1カ所は昨年から継続の場所ですが,カワラナデシコの花が2輪咲きました。カワラナデシコ(別名ヤマトナデシコ)は志段味ビオトープから数100m離れた守山高校横の
堤防法面(のりめん)に残っていましたが,堤防は台風による被害のため,法面のかさ上げが行われ,カワラナデシコ等の希少植物は一時別の場所に保管され,かさ上げ後は元に戻されましたが,その後,どうなっているのか心配です。
日本のあちらこちらの堤防などに見られたカワラナデシコも今や希少化しつつあります。夏の志段味ビオトープで遊ぼう(8月24日)の時期には,カワラナデシコの花を観賞することができるでしょう。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 11:23| コメント
2014年04月29日
カザグルマの再生
カザグルマの再生
名古屋市守山区の才戸流は希少な生き物が残っている場所として知られています。しかし,カザグルマやゲンジボタルはどうやら消失したようです。カザグルマは盗掘でなくなったようですが,会長が鉢植えで保存していたので,その茎を16本採取し,バーミキュライトに挿し芽をしました。しかし,時期が7月に入っていたためか,3本だけ根付いたにすぎませんでした。それを花壇に植えましたが,昨年芽がでてきたのは1本だけ,しかも成長が止まり,枯れてしまいましたので,駄目かと思っていたら,3月に花芽をつけて,芽吹いてきました。本日,4月29日,雨の中を花が咲きました。
写真の通りですが,茎は3本しか出ていません。会長の話では花が終わると成長するというのですが,今年さらに挿し芽ができるかどうか,このような手間がかかる花を盗っていくとは,許せない話ですね。いつか,才戸流に戻すことができればと思いますが,そのような活動とあの世へ行くのとどちらが早いか競争になりそうですね。
名古屋市守山区の才戸流は希少な生き物が残っている場所として知られています。しかし,カザグルマやゲンジボタルはどうやら消失したようです。カザグルマは盗掘でなくなったようですが,会長が鉢植えで保存していたので,その茎を16本採取し,バーミキュライトに挿し芽をしました。しかし,時期が7月に入っていたためか,3本だけ根付いたにすぎませんでした。それを花壇に植えましたが,昨年芽がでてきたのは1本だけ,しかも成長が止まり,枯れてしまいましたので,駄目かと思っていたら,3月に花芽をつけて,芽吹いてきました。本日,4月29日,雨の中を花が咲きました。
写真の通りですが,茎は3本しか出ていません。会長の話では花が終わると成長するというのですが,今年さらに挿し芽ができるかどうか,このような手間がかかる花を盗っていくとは,許せない話ですね。いつか,才戸流に戻すことができればと思いますが,そのような活動とあの世へ行くのとどちらが早いか競争になりそうですね。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 10:50| コメント