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2012年12月05日

庄内川の堰の魚道は最悪,しかし生き物はたくましい

庄内川の堰の魚道は最悪,しかし生き物はたくましい
 当ブログではこれまで庄内川にかかる堰の魚道はほとんど機能していないことを報告してきました。また,庄内川の最上流に位置する中部電力玉野発電所の堰の魚道は,流速が早く,距離が長く,かつ入口を探しにくいことから,魚が遡るには無理であると判断しました。前回のブログでそれを報告しています。
 本年は大学の博士課程在籍する当会会員の献身的な調査により,庄内川のアユについて多くのことが明らかになりました。庄内川の上流は岐阜県に入ると土岐川と名前が変わります。土岐川漁協の許可を得てアユを7匹捕獲しましたが,耳石検査によりそのうちの2匹が降海履歴があることが判明したのです。つまり,仔魚として海にくだり,再び遡上してきた天然アユであるということになります。そのことは同時に玉野堰の魚道を通過したことを意味しています。この結果から,中部電力が考えていた「アユが玉野まで遡上していないのでは」ということは否定されました。つまり,玉野堰魚道を改善する必要がないという根拠がなくなったのです。
 昨年紹介した小田井のウナギ,昨年と今年紹介した藤前干潟のシジミ,そして今回の土岐川まで遡上したアユ,本当に生き物はたくましいですね。
 これらの生き物に負けずに,頑張りましょう。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年11月30日

庄内川の中部電力玉野堰魚道を見学

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庄内川の中部電力玉野堰魚道を見学
 11月29日,中部電力水力発電所玉野堰の魚道を見学しました。中部電力からは3人の方が対応していただきました。堰の上から見るや否やこれは魚は遡らないと思いました。かなりの激流の上に堰から流下する水の流れからかなり離れており,魚道の入り口を探すことが難しいからです。
 この魚道は,以前に岐阜大学の教授から,魚が遡るのは難しいと指摘を受けており,庄内川河川事務所からも改善を指摘されており,それから4,5年が経過しているそうです。問題はアユがそこまで遡上しているかどうかということですが,当会はそのすぐ下流において多くのアユの食み跡を確認し,アユも捕獲していますので,今後はこれらの証拠を積み重ねていくことが必要になるでしょう。そのためにも,庄内川にアユを遡上させることが重要な課題となります。
 今回中部電力とは最初の接触ですが,今後対応窓口を紹介してくれること,6項目の質問状の回答を後ほどいただくことを確約してくれましたので,先ずは平和的な対話ができたと思っています。
 次年度は小田井の堰でアユが遡上する条件をつくっていくことに全力を尽くすことになりますので,会員の皆さんの協力をお願いします。

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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年11月20日

庄内川の汚染対策

庄内川の汚染対策
 昨日の中日新聞に「大同特殊鋼と2人送検」の記事が掲載されていました。それによると,名古屋港に強いアルカリ性の排水を約4カ月で14回流したとされています。送検された2人は「工場の排水処理能力が間に合わなくなったので,海に流した」容疑を認めているそうです。このような例は大同特殊鋼だけでしょうか?

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1.庄内川の濁り水
 庄内川においても,ときどき濁り水がでることを当会は確認しています。写真は9月16日(日),庄内川大橋(302号道路)から撮影したものですが,当日は名古屋地方では雨は降らず,上流では多少降水があったようです。その後,11月18日にも粘土色の水が庄内川で観察されました。上流へ遡ってみますと,土岐川へ合流する支流から明らかに水の色が違う汚水が流れ込んでいました。(写真)どうやら,陶器の原料となる粘土の採掘鉱山から出ているようですが,粘土色の排水も常態化していることが疑われます。

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 これらの濁水に関係する機関は岐阜県東濃振興局,多治見土木事務所や経済産業省の中部近畿産業保安監督部,国土交通省庄内川河川事務所などがありますので,それぞれの地方の方は通報をお願いします。もし庄内川にひどい濁りが出ているのを見たときには庄内川河川事務所に連絡をしてください。
連絡先は052−914−6924(地域連携課),052−914−6711(代表)

2.油の流出汚染への取り組み
 平成24年度水質事故対策実技講習会が11月13日国土交通省 安城出張所で行われ,当会は会長と会員1名が参加しました。講習会の内容はオイルフェンスの展張およびオイルマットの設置について(講習および実技),油処理・中和剤について,流出油の種類と性質について等々でした。庄内川の上流で捕獲されたアユや藤前干潟で採取されたシジミの身が油臭かったりするのも,庄内川の油による汚染もあるのかもしれません。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年11月12日

庄内川まつりー第38回魚釣り大会

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庄内川まつりー第38回魚釣り大会
 11月4日,第38回魚釣り大会が好天の中実施されました。
場所:水分橋左岸一帯
時間:午前7時〜午後1時
参加者:180人
 魚釣り大会は午前7時受付ですが,7時前から釣り人が受付を待っていました。今年のテーマは「アユが遡上できる魚道をつくろう」でしたが,当会の今年のアユ遡上調査により,庄内川にあるすべての堰の魚道は十分な機能を果たしていないことが明らかになりました。3年前の調査で,2日間で800匹のアユが遡上したのは奇跡的に魚道の水量や水温,アユの遡上数が適合したことによるもので,条件が悪ければ今年のように1か月もアユが遡上しないことが分かりました。これからはより強く魚道の改善を要望していきます。
 今年のイベントの特徴は「子供外来魚講座」をアマゴつかみどりの前に実施たことで,単にアマゴを捕まえるのではなく,当会の活動の理解を深めてもらうためにも必要な活動でした。子供たちもどのくらい理解してもらえたかわかりませんが,静かに聞いてもらったのは確かです。
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 流石にアマゴのつかみ取りは人気が高く,ネイチャー度の高い子供はつかみ取りがうまく,慣れていない子供は1匹も捕まえることができないという大きな差がありました。自然に親しむ,川に親しむ機会をもっと増やしてもらえたらいいなというのが主催者の気持ちです。昨年まではつかみ取りの制限をしませんでしたが,今年はすべての子供たちにアマゴがいきわたるように工夫をし,焼きアマゴの試食券を配ることにより,混乱を避けるようにしました。次年度は子供の親にも焼きアマゴがいきわたるような改善していきたいと考えています。
 表彰式では常連の顔ぶれが目立ちましたが,魚釣りについてもそろそろ改善を考える時期でしょう。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

矢田川・川の健康診断実施

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矢田川・川の健康診断実施
日時:10月28日(日) 午前9時30分〜午後2時
場所:大森橋下流から香流川の合流点まで
参加者:会員13名,経政会 27名(子供4名含む),愛知県水地盤課 1名,会員外3名
資料に基づき説明。資料は5枚,以下の趣旨説明およびスケジュール,本日の見どころ(堰の観察),チラシ第6回矢田川に親しもう‐身近な水辺再生と川の健康診断,地図,水質を調べよう,アンケート。
当日のスケジュール
(9:30 会員集合,受け付け開始)
 10:00 挨拶,愛知県,主催者,事業の説明
 10:20 ウオーキングしながら清掃活動,堰の観察
 12:00 ガサガサおよび水質検査
12:30 交流会(昼食,水質検査報告,意見交換会,アンケート記入)
13:30 解散(後片付け等の終了は2時)

4.ウオーキングしながらの清掃活動
 当日は朝から雨模様,小雨が時折降る中を清掃活動をしながら,堰の観察を行いました。集合地点の大森橋下では当日マラソン大会が実施されていたためにそのスタッフが河川敷に降りるための車の整理を実施していました。大森橋下流から香流橋までは約2.5キロ区間ですがゴミの捨てられている場所は集中する傾向があり,ゴミのあるところにゴミを捨てるという心理が働いているようでした。川岸に生えている木々にはかなりのビニールが巻きついていましたが,これはほとんど取ることができませんでした。当日は小雨が時折降るために,少し速足であるいてもらいましたが,集められたゴミは15袋にも達しました。途中に真新し紙コップが落ちていましたが,当日のマラソン大会参加者により棄てられたものでしょう。マラソン大会では後ほど集める予定があったかもしれません。
 途中では堰の観察が行われましたが,ウオーキングの区間では堰は6か所あり,最下流の香流川合流点手前の堰を除いて同じような形態で設置されていました。段差が1m以上ありますので,回遊魚は上ることができません。大森橋上流の東名高速道路下の堰が回遊魚の移動を配慮して設置されていますが,そこまでの7カ所で段差のある堰のために意味がありません。愛知県とはこれらの堰について魚道を設置することで話し合いがなされていますので,期待して待ちましょう。遡上調査をしている専門家は川が単調であり,水量も少なく,水温がすぐに上がる状態は生きものには厳しく,また逃げ場のない作りは多自然川づくりからはほど遠いという指摘がありました。
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5.ガサガサ
当日は子供が少ないこともあり,また寒かったためにガサガサは低調でした。今回ガサガサで確認できた生物は、スッポン稚亀1の他、コイ稚魚1、トウヨシノボリ1、オイカワ稚魚2、テナガエビ、スジエビ、ミナミヌマエビといったところで、いつもに比べてとても少ない状況でした。水が少なく、ガサガサの場所にボサ(魚が隠れることが出来る木や草の茂み)が無かったことが要因でしょう。
6.水質検査
 水質検査は大森橋上流の天神川,香流川,および香流川合流点前の矢田川の水についてCOD(化学的酸素要求量),pHおよび透視度を実施しました。矢田・庄内川をきれいにする会は2年前に矢田川環境マップを作製し,水質検査結果を報告しています。その際には天神川の合流点上流からふれあい橋までの10地点で測定した結果,天神川が最も汚れていましたが,今回はあまり差が見られませんでした。2年前には機器を使っての測定で,差が見られたのはBOD(生化学的酸素要求量)でした。矢田川は名古屋市に入って生活排水がほとんど流入しませんのでBODは自浄作用により低下するのですが,CODは余り変化がないのです。微生物が分解できない化学物質には差がないと言えるでしょう。
7.昼食
 昼食はカレーライスとうどんでした。冷え切った体には最適の食事です。小雨もありましたので,テントは大小3張りを準備しました。食材は十分に準備されていましたので,参加者はうどんもカレーも十分に満喫出来たと思います。
8.アンケート調査
 アンケートは愛知県の水の調査の進め方(水循環再生市場調査マニュアル)の一部を使用した。また,あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業アンケートに基づいてアンケートを行いました。回収は20枚でした。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年10月22日

第1回庄内川川会議ー成功裏に終わる

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第1回庄内川川会議ー成功裏に終わる
前号でお知らせしましたように,10月21日(日),清須市水とぴぁ(水防センター)において庄内川川会議が開催されました。当日午前中はリバーピアのお祭りで恒例の朝市に加えて多くのイベントが盛りだくさんに行われ,たくさんの家族連れでにぎわいました。当会も投網やガサガサ指導の役割を担いました。
 午後2時には準備をした60の座席が埋まり(写真),2時きっかりに川会議宣言がなされ,来賓の清須市市長 加藤静治氏,庄内川河川事務所長 宮本健也氏にご挨拶をいただきました。続いて矢作川漁業協同組合 前組合長・顧問の新見幾男氏により,基調講演がなされました。演題は「矢作川と庄内川はどこが違うか」でしたが,庄内川での私たちの活動にとって大変参考になる内容でした。レジュメのカッコ書きに[矢作川は「・良く利用され,なお美しい矢作川」をめざしてきた。
・農業用水団体および水力発電会社とともにあった。・矢作川「経済3団体」による現場決着主義路線を歩んできた。]とありますが,水利用という観点からは本来なら敵対関係にある,漁業者,農業団体,水力発電会社と厳しい駆け引きを繰り広げ,共存・共栄の道を模索し,水利用の難題を解決に導いていった過程は,大変説得力のある話でした。また,新たなダム建設を阻止し,矢作川河口堰建設反対運動を展開し建設中止に追い込み,中部電力との「河川維持流量」の改定にあたって自主決着をはかったことなど,40分という時間制限の超過を忘れさせる熱い語りは,分かりやすく,感動的でした。じっくりと時間をとってもう一度聞かせていただきたいというのが率直な感想です。私どもの活動の甘さを認識させられました。(写真は新見氏)
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 その後の一般講演の5題はそれぞれ時間超過する熱のこもった内容であり,3分回スピーチも6団体によりなされました。私は講演の最後に「愛知万博やCOP10を誘致し,開催した愛知県・名古屋市は環境イベント先進都市であるが,庄内川を全国一級河川水質ワースト10として数10年放置し,法律違反の堰を野放しにしている環境政策後進都市でもある。」と皮肉をいわせていただきました。
 最後に庄内川川宣言が提案され,満場一致で承認されました。会の終了後はトン汁をすすりながらの交流が行われました。今回の川会議は国土交通省,愛知県,名古屋市,清須市などの職員の参加もあり,第1回の開催が成功裏に終わることができましたことを参加された方々,協力していただいた方々に厚くお礼申しあげます。
 なお,庄内川川宣言文は以下の通りです。
   庄内川川会議宣言

庄内川水系2020年の目標
目標1:庄内川の魚や貝がおいしく食べられる水質とする。
目標2:アユ、ウナギ、サツキマスなどが海と川を自由に行き来できる。
目標3:水系のすべてで子供たちが安心して遊び,泳ぐことができる。
目標4:水系の水辺や川の中のゴミを今よりも明らかに少なくする。
目標5:水とぴぁの朝市を拡大し,道の駅として支援する。
目標6:伊勢湾・三河湾の再生ネットワーク活動と連帯する。

               平成24年10月21日 第1回庄内川水系川会議



posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年09月30日

庄内川水系川会議

庄内川水系川会議
 10月21日(日)第1回庄内川水系川会議が清州市水防センター(水とぴぁ)で開催されます。なお,午前中はリバーピアとして朝市が開かれ,農産物が安く出販売されています。
 庄内川水系の庄内川・矢田川・新川は,残念ながら住民に親しまれる川としての存在感は薄いのではないでしょうか。それぞれ水質があまり良い状態ではなく,河川敷(河原)から水辺へ近づきにくい環境にあり,また釣った魚も食べることできません。そこで,「庄内川の再生」を目的として,以下のような内容で,「庄内川水系川会議」を開催致しますので,奮ってご参加をお願いいたします。川会議は毎年継続して開催する予定です。

1.目的
庄内川水系の再生を目標とし,水源の森から河口域(藤前干潟)までの流域の環境保全,住民に親しまれる水辺環境創生,流域圏の経済活動の支援,河川行政への提言を行う。
2.第1回開催日
リバーピアの開催日(10月21日)とし,リバーピア終了後に実施する。
3.参加を呼び掛ける団体
愛知県,名古屋市,清須市,庄内川河川事務所,NPO土岐川・庄内川サポートセンター参加団体および個人,土岐川・庄内川流域ネットワーク参加団体および個人,庄内川水系の活動団体
4.参加費 500円

5.第1回川会議のスケジュール
日時:10月21日(日)午後2時〜 
場所:水とぴぁ(水防センター)会議室
1.川会議開催宣言                 午後2時
 2.来賓あいさつ
清須市長             加藤 静治氏
          庄内川河川事務所長        宮本 健也氏
 3.基調講演(40分)                2時15分
       矢作川漁業協同組合前組合長       新見 幾男氏
         「庄内川と矢作川はどこが違うか?」
          −農業・発電団体と一緒に−

 3.一般講演(1演題,15分)            3時〜
     ○愛知の川から庄内川を見ると        本守眞人氏
○水源の森の健康診断から          上野 薫氏
○庄内川水系にアユ遡上100万匹大作戦    原 彰氏
     ○藤前干潟クリーン作戦           鈴木康平氏
○朝市から                 寺本忠司氏
 4.活動アピール(1団体 3分)           4時30分〜
 5.庄内川水系川会議宣言               5時20分
 6.交流会                      5時30分
 この会議は土岐川・庄内川流域ネットワークの呼びかけで開催されます。なお,呼びかけにご賛同または参加いただける場合には以下の参加アンケートに必要事項をお書きの上,メールアドレスにご送付ください。

庄内川川会議への参加アンケート
団体名(
責任者名(
連絡先住所
TEL:     ,e-mail: )
主な活動場所( )
会員数( 名)
庄内川川会議について
1.趣旨に    (賛同する,   賛同しない)
2.10月21日川会議に  参加する   (参加しない,  分からない)
  参加する場合参加者の人数(概数)      名
3.川会議に参加して3分間アピール  (スピーチを行う,  スピーチを行わない)
4.本概要を当日参加者に    (公表してもよい,  公表しない)

 恐れ入りますが,ご回答は10月20日までに以下のe-mailまでお願い申し上げます。 
  e-mail:cs6ibbvr@na.commufa.jp


posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年09月16日

アユ友釣り大会実施ー0.1%の奇跡


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アユ友釣り大会実施−0.1%の奇跡
 9月15日に56年ぶりのアユ釣り大会を実施しました。昨年は55年ぶりとして会員だけでの参加でしたが,今年は広報活動を実施してのアユ釣り大会でした。最終的に参加者は大人17名,子ども3名の20名でした。その他として,放送局の名のスタッフが3名でした。予定通り,8時からスタート。実施方法,注意事項などを伝達後,釣り手は大会会場の河原で小手調べの釣りをした後,腕に自信のある6名が上流の玉野,高貝などへ走り,子どもを含むその他の参加者は三三五五,投網をしたり,タモで遊んだり,ダべリングで座り込んだりして時間をつぶしました。昼食は会長夫人が大量の天ぷら(サツマイモ,かぼちゃ,ピーマン,ナスなど),ちらしずし,いなりずしと参加者の倍量を準備してくれました。
 12時30分に上流へ走った腕自慢が落胆した顔で帰ってきましたが,結局,友釣りでは釣ることが出来なかったそうです。しかし,奇跡が起こりました。今年,会員が頑張って2000尾弱を水質の良い上流へくみ上げ放流しました。放流時に油ビレを切っておいたのですが,なんとそれが投網によって2匹も捕獲されたのです。これが0.1%の奇跡ですが,放流したアユが上流で育っていることを同時に証明したのです。結局,表彰は頑張ったで賞ということで,下呂市からの参加者が優勝,次いで釣り具店の店長さんが準優勝,初めて投網をし,見事に汲み上げ放流アユを捕獲した会員が特別賞ということになりました。前日に捕獲したオトリアユ(大きいものは24センチ)は焼き魚として食べましたが,「食べられる」「少し臭みがある」と評価が分かれましたが,私は美味しく食べることができました。はらわたのところに少し違和感を感じましたが,まずくはありませんでした。友釣りは不発に終わりましたが,庄内川でもアユ釣りができたことで,参加者は大いに満足してくれたと思っております。
 その後,機能していない山西用水堰に寄り,さらに小田井床止まで走り,「川の汚れは心の汚れ」看板設置,朝7時に仕掛けた定置網の引き上げの様子まで取材を受けました。
 この活動の様子は18日(火)午後6時10分,NHKのほっとイブニングで放映されるそうです。
乞う,御期待。

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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年09月09日

人がゴミに埋もれるよりも,人にゴミが埋もれる社会をー奈佐の浜大清掃活動

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人がゴミに埋もれるよりも,人にゴミが埋もれる社会をー奈佐の浜大清掃
 9月8日に実施された,「奈佐の浜大清掃活動」に参加してきました。奈佐の浜のある答志島には愛知,三重,岐阜県からバスを連ねて300人を超えるボランティアが集まりました。途中のバスの中では雨が降りましたが,ガイド役が「絶対に雨は降りません」と明言した通り,活動中には雨が降りませんでした。
 奈佐の浜は思ったより小さな浜でしたが,伊勢湾に流れたごみが大量に漂着するそうです。当日は漁協の代表者が,大阪の学生がゴミ拾いを実施したこと,台風がきていないのでゴミが少ないと申し訳なさそう挨拶していました。写真で見るように人にごみが埋もれるような状態でしたが,参加者は暑い中を一生懸命ごみ拾いをしました。

 詳細は22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会で報告されるでしょうから,ここでは交流会で承認されたアピールの一部を転載しておきます。
 5年後に奈佐の浜の漂着ごみの3分の1減
 10年後に奈佐の浜の漂着ごみの半減
 100年後に奈佐の浜の漂着ごみゼロ
 ”奈佐の浜に,伊勢湾に豊かな海を取り戻そう”
 
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年08月06日

庄内川の太公望集まれー56年ぶりのアユ釣り大会

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庄内川の太公望集まれー56年ぶりのアユ釣り大会
 矢田・庄内川をきれいにする会は「庄内川水系にアユ遡上100万匹大作戦」を展開中です。今年もアユの遡上調査を実施してきました。今年は4年目ですが,アユの遡上は毎年,大きく変化するようで,予測困難であることが良くわかりました。
 本年は会員が相当頑張って,50日を超える日数で遡上調査を行い,約2000尾のアユを小田井床止で捕獲し,水のきれいな高蔵寺,高貝方面まで運び,放流しました。また,玉野では大型のアユが生息していることが分かりました。(上部写真)
 当会では昨年に引き続き,アユ釣り大会を実施することにしました。本部の場所は昭和30年ころまでアユ釣り大会が実施されていたところです。
 大会日 平成24年9月15日(土)(雨天決行・荒天中止,中止の場合は翌日16日に開催)
 開催場所:矢田川,庄内川
 大会事務局 矢田・庄内川をきれいにする会(申し込み,問い合わせ先)
       TEL:(052)794-3876
e-mail:cs6ibbvr@na.commufa.jp
競技参加費 一人2000円,昼食付き,(オトリ鮎は含みません当日支払)
 募集人員 25名(定員になり次第,閉め切ります)
 参加条件:オトリ鮎(庄内川産・天然アユ)を用意できる方
      オトリ鮎を用意できない場合には,オトリルアーを使用すること
 (大会日程)吉根橋下流・河川敷グランド駐車場
  集合時間:9月15日,午前7時30分〜8時
  開会式・競技説明:午前8時〜8時30分
  競技時間:午前9時〜午後1時(検量時間までに本部集合・厳守)
  検量:午後1時15分
  結果発表・表彰式 午後1時30分
  表彰:優勝・準優勝・特別表彰
  (集合場所)吉根橋下流・河川敷グランド駐車場
(重要)競技方法・集合場所地図,その他,詳細はメールで送付しますので,上記アドレスにメールをください。また,前日にオトリ鮎を捕獲する会(投網講習会)を実施します。参加自由で投網の貸し出し,打ち方の講習をします。
  
 
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2012年07月23日

藤前干潟にジャンボシジミ健在ーしかし,味が残念

藤前干潟にジャンボシジミ健在ーしかし,味が残念
 7月22日,藤前干潟二枚貝調査を実施しました。参加者は名城大学付属高校生徒・先生,豊造園社員,岐阜大学学生,矢田・庄内川をきれいにする会会員合わせて33名(うち小学生2名)でした。先ず,矢田・庄内川をきれいにする会が「川の汚れは心の汚れ」を標語として活動してきたことを説明し,活動歴38年の会長を紹介しました。続いて,会員から藤前干潟を含む庄内川は豊かな漁場であり,下之一色に漁業組合があったが,戦後の高度経済成長による水質の悪化と昭和34年の伊勢湾台風による高潮被害のための高潮防潮堤の建設の影響により,漁業権が放棄されたことや藤前干潟がラムサール条約によって保存されることになった歴史などが資料をもとに解説されました。また,本日の作業について,シジミ,アサリ,ハマグリなどの現物を提示しながらの説明がなされました。藤前干潟で3月の活動の際に捕獲されたイシガレイ,シラウオ,アユなどの試料を見てもらいながら,藤前干潟は稚アユが生育する場所であることも確認しました。ここで育ったアユは3月から7月までの間に順次遡上するが,庄内川では,清流とは言い難い水質と遡上困難ないくつかの堰の存在という2つの生育阻害要因によって脅かされているとの説明もありました。(写真,研修会での説明)
 
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 弁当の準備ができたので,昼食を獲ったのち,12時30分に調査地点に集合しました。調査地点は昨年と同様,戦時中愛知航空機永徳工場のスリップと呼ばれた滑走路跡地横の干潮によって現れた干潟で行いましたが,干潟まで行くのにぬかるみにはまり動けなくなった女子生徒もいましたので,歩くのにコツが必要だったようです。高校生は4班に分かれて,50cm四方,20pの深さでの合計4区画(面積は全体で1uとなる)について二枚貝をそれぞれ,スコップ,ざる,バケツを用いて調査しました。ジョレンは体力に勝る造園会社の社員の方々にお願いをしました。約1時間でそれぞれ分担分の作業が終了しました。(写真,作業中)
 
 狭い範囲の調査でしたが,場所によってシジミの量が大きく異なっており,収穫量は5倍以上の差があり,最大の収量は1uあたり1.2kgを記録しました。また,ジョレン3台を使った作業では6kg近くのシジミを収穫しました。ただし,小さいシジミは除きましたので,実際の収量は30%は多いと考えてよいと思います。大きいサイズのものは3pを超えており,藤前干潟にはジャンボなシジミが生息しているという,昨年の結果を追認しました。
  シジミの食味試験は昨年は泥臭いという意見が多かった(砂出しの時間が少なかった)ために,前日に収穫し砂出しした藤前干潟産のシジミと市販の木曽川産シジミとを比較してみました。残念ながらその差は歴然としており,藤前干潟産のシジミはやはり泥臭く,味が薄く,味噌を添加してもより水っぽく感じられました。お口直しとして木曽川産ハマグリを準備し,食べてもらいましたが,矢張りハマグリには勝てず,
お口直し大成功という結果になってしまいました。食味試験では若い世代が味に敏感であることは食味中の発言で良く分かりました。当日,調査をしたシジミにはもう一度藤前干潟に戻って,干潟の再生に活躍してもらうことにしました。(写真,シジミ汁の食味試験) 調査結果の詳細は現在取りまとめ中です。

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2012年06月26日

庄内川のアユー小田井の魚道も嫌う(2)

庄内川のアユー小田井の魚道も嫌う(2)
 6月25日,再び小田井床止の状況を見に行きました。6月18日にアユが魚道ではなく,左岸魚道横のコンクリートたたきにアユが滞留している状況を報告しました。18日よりもやや水量が多く,たたき横のコンクリートに多数のアユ(オイカワもいるがアユが多い)が死んでいました>(写真)恐らく,たたきから飛び出したアユだろうと思われます。皆さんこれを見てどのように感じますか。

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 前回,「約30度のたたきをアユがコンクリートをのぼって」と表現しましたが,正確に測るべきだと考え,写真のように竿を使って角度を調べました。その結果,13度でしたので,前回のブログも修正しました。坂道は思ったより角度があるように思うものですね。(写真)

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 魚道を見ると,あちこちで魚が跳ねているのが見えました。始めてみる光景でしたが,これはアユが相当上がっているのではと期待し,約1時間で定置網を揚げてみました。6月18日同様に多量の魚が入っていましたが,大部分はオイカワでした。アユもいますがそれほど大きなものではありませんでした。
 6月18日,25日の状況とこれまでの調査で,大きく成長したアユは魚道を昇ろうとする気配はありません。むしろ,河口から上がってきたばかりの小型のアユが一気に魚道をのぼるためにコンクリートたたきに上がってきているように思われます。
 要するに,魚道は全部有効ではありません。魚道を根本から考えなおさなければアユは浮かばれません。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年06月22日

庄内川のアユー小田井の魚道も嫌う

庄内川のアユー小田井の魚道も嫌う
 5月21日に「庄内川のアユー未だ小田井床止をのぼらず」の記事を掲載しました。その後,引き続きアユの遡上調査を実施してきましたが,アユは小田井床止下流で成長しているのを確認しました。大型で17センチに達するアユも捕獲しましたが,これは過去3年のアユ遡上調査で見られない現象でした。これは雨が少なく,十分な水量に達しないからではないかと推測していましたが,16日の夜間に待望の雨が降り,17日には水位が70センチほどあがりました。
 推測を裏付けるように,小田井床止めではアユが集結し,その日に投網40投ほどで,150匹のアユを捕獲しました。次の日には小田井床止の左岸のコンクリートたたきに大量のアユとオイカワがのぼっていました。正確ではありませんが約13度のコンクリート面をのぼってたたきから垂直に近い堰にのぼろうとしてジャンプするという,はかない努力を続けていました。みなさん,これは余りにも可哀そうな光景ではありませんか?(写真)
 
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 たたきで投網を打ってみました。その結果,オイカワとアユが5:1の割合で捕獲されました。(写真)小さなアユやオイカワも入っていましたので,網の目の大きい投網に変えたところ,半分以上をアユが占めるようになりました。このたたきでは100匹ほどの大きめのアユを捕獲し,水のきれいな上流へ運び,放流しました。
 
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 当日は同時に魚道に定置網を仕掛けておきました。これを揚げてみたところ,ざっと300匹のオイカワに混じってアユが9匹しかはいっていませんでした。それもたたきにいたアユよりも小型のものでした。この結果から,水量が増えてアユが小田井床止に集結しているが,魚道を探しきらずにいるという現状が明らかになりました。私どもは山西用水堰の魚道を最大に問題視していましたが,どの魚道も一部の魚しか上がらないのではないかという疑いを強く持った次第です。
 再度魚道の改善を河川管理者に要求します。
 
 
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年06月11日

ホタル感激ー才井戸流環境整備・ホタル観賞会


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ホタル感激ー才井戸流環境整備・ホタル観賞会
 6月10日,梅雨の一休み,才井戸流の環境整備とホタル観賞会を実施しました。まず,才井戸流の残土堆積場下の湧水地と生活排水出口に微生物を浸みこませたビオトープサンドをそれぞれ5個,2列ずつ合計20袋を配置しました。続いて,本日のホタル観賞会の参加者が歩けるように,諏訪神社下から守山高校東角まで,約1.5メートルの幅で草刈りを実施しました。ホタルに影響を与えないように才井戸流側の草はそのまま残しました。
 続いて,新ビオトープ横のボーリングによる湧水地点に木道の設置を試みました。木道は湧水を囲むように9角形(通路側はすのこを設置)にしたために,本職もやや手こづりましたが,午後4時30分にどうにか出来上がりました。時折太陽も顔を出す熱い中での作業でしたが,なかなかの出来栄えであるとおもいます。この場所は才井戸流に面しており,道路から眺められ管理も容易なことから,木道で囲むことから希少植物の保護に力を発揮するものと思われます。皆さんも一度,見学においでください。
 ホタル観賞会は7時前から,多くの参加者が訪れ,当会作製の「才井戸流の環境整備・保全活動」の資料を配布し,才井戸流の概略を説明し,才井戸流の保全の重要性への理解を求めました。当日の名簿上の参加者は93名,名簿に署名しなかった参加者を入れると100人を悠に超えたものと考えられます。昨年と違い,ホタルの多数観察される場所が守山高校東角からウワミズザクラのしたであったために,そちらへ約300メートル歩いて誘導しました。3日前と同様に多数のヘイケボタルが現れてくれましたので,参加者の列はなかなか移動してくれず,十分な時間堪能してもらえたことでしょう。早くも来年のホタル観賞会が心配になってきました。
 帰りには小幡緑地公園のゲンジボタルを見ましたが,これも素晴らしい幻想協奏曲を奏でてくれました。本当にホタル日和で幸せな1日でした。
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posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分

2012年05月24日

才井戸流ホタル観賞会

才井戸流ホタル観賞会
(守山ふれあいスクールスタンプラリー参加事業)
日時:6月10日 午後7時受付,参加自由
場所:才井戸流(守山高校東側),バス(ユトリートライン中志段味下車,徒歩10分)
 ヘイケボタルとヒメボタルが同時に見ることができます。(昨年実績)
 当日は午後から才井戸流の環境整備・保全活動を実施します。(中部建設協会助成事業)
名古屋国際学園を案内した際に,ホタルのえさであるカワニナが見つかりませんでしたので,ホタルが出るかどうか心配です。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年分