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2011年10月02日

庄内川にアユ産卵場をつくる

庄内川にアユ産卵場をつくる 
 10月2日,庄内川水分橋下流で重機を入れた産卵場づくりを行いました.参加者は今回の活動をグリーンプロモーション事業の一つとして組み入れた,リコージャパン(株)社員6名と当会会員は重機を提供してくれた平田工業社員3名を含む11名(小学生1名)でした.先ず,リコー社からご挨拶があり,当会は活動報告および本日の事業について説明をしました.加えて,台風15号が東海地区に甚大な被害をもたらしましたが,多治見市では小学生が側溝に流され,行方不明となっていることから,庄内川に流されていることを考え,情報が得られないか注意して活動するように,申し渡しをしました.
(a)重機による産卵場づくり
 2日前に下見をして重機が川に入る位置を確認していましたが,重機は全く異なる場所から川に入り,大きな中州の中を進み,大きな木や台風による倒木を避けながらあっという間に,中州先端に到達しました.その動きは重機の能力を理解していない私に,はるかに驚くべき力を見せつけてくれました.産卵場の場所はアユが好む1〜10センチの小石が多い場所として選んだのですが,残念ながら台風により多量の砂が堆積し,ショベルの隙間をさらさらと砂が抜けて,大きな石を除く役割を果たすまでには至りませんでした.それでも2時間の作業を実施していただきましたので,かなりの面積が整地されたと思います.有難うございました.


(b)ガサガサの体験
 今回はリコージャパン社から3名の女性が参加してくれましたので,ガサガサを体験してもらいました.いずれの方も初めての経験のようで,もう少し,支援すれば良かったのですが,手隙の会員がいなく,約1時間の作業でもあまり収穫はなかったようです.それでも会員により捕獲した生き物の説明では,カマツカやほとんど足が揃った牛ガエルのオタマジャクシに喜んで(驚いて)くれましたので,それだけでも満足です.次回にはもう少し,種類の多いガサガサを体験していただきたく,再度のご参加をお願いいたします.
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年分
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