第3回庄内川川会議が土岐川・庄内川流域ネットワーク主催で開催されます。以下の通りです。
第3回庄内川川会議
(庄内川水系の再生を目指して)
庄内川水系の庄内川・矢田川・新川は,残念ながら住民に親しまれる川としての存在感は薄いのではないでしょうか。それぞれ水質があまり良い状態ではなく,河川敷(河原)から水辺へ近づきにくい環境にあり,また釣った魚も食べることできません。そこで,「庄内川の再生」を目的として,第3回「庄内川水系川会議」を開催致します。
1.目的
庄内川水系の再生を目標とし,水源の森から河口域(藤前干潟)までの流域の環境保全,住民に親しまれる水辺環境創生,流域圏の経済活動の支援,河川行政への提言を行う。
2.第3回川会議のスケジュール
日時:10月19日(日)午後2時〜
場所:水とぴぁ(水防センター)会議室
司会 原 志保氏
(1)川会議開催宣言(午後2時)
(2)来賓あいさつ
清須市長 加藤 静治氏
庄内川河川事務所長 高橋 伸輔氏
(3)基調講演 (2時10分〜)
「川の魚をとりまく近年の状況:温暖化,河川改修,外来魚,遊漁の問題から見る」
名城大学理工学部環境創造学科准教授 谷口義則氏
(内容)
・知床のオショロコマ〜温暖化とダムが及ぼす影響予測〜
・都市河川と温暖化〜淵と河畔植生の重要性〜
・河川改修工事〜何年経つと魚は戻るのか?〜
・段戸川のブラウントラウト〜河川における外来魚の生態と駆除〜
・イワナのすむ里をつくるには〜キャッチアンドリリースによる個体群管理〜
(4)一般演題(1演題,15分)(3時20分〜)
@新川をよみがえらせる会活動報告
新川をよみがえらせる会 加納 祐一郎氏
A矢田川新設魚道調査
矢田・庄内川をきれいにする会 本守 眞人氏
Bモリコロの川を守るプロジェクト活動報告
モリコロの川を守るプロジェクト 森 英一氏
C岩倉の水辺を守る会の30年
岩倉の水辺を守る会理事 加藤 英樹氏
D魚道を見る
愛知県建設部河川課長 中平 善伸氏
(5)庄内川川会議宣言から (4時40分〜)
「川会議宣言を内水面漁業の振興に関する法律からどう生かすか
矢田・庄内川をきれいにする会 佐久間 元成氏
川会議宣言
私たちは今日,庄内川の再生を目指して,第1回庄内川水系川会議を開催しました。
参加者一同,ここに2020年の庄内川水系の目標を掲げ,目標達成に尽力することを誓います。
庄内川水系2020年の目標
目標1:庄内川の魚や貝がおいしく食べられる水質とする。
目標2:アユ、ウナギ、サツキマスなどが海と川を自由に行き来できる。
目標3:水系のすべてで子供たちが安心して遊び,泳ぐことができる。
目標4:水系の水辺や川の中のゴミを今よりも明らかに少なくする。
目標5:水とぴぁの朝市を拡大し,道の駅として支援する。
目標6:伊勢湾・三河湾の再生ネットワーク活動と連帯する。
(平成24年10月21日採択)
3.交流会 (5時〜)
4.参加資格・参加費 どなたでも参加できます。参加費は無料です。
土岐川・庄内川流域ネットワーク主催
【お知らせの最新記事】