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2013年07月29日

庄内川竹筏下りを実施‐名城大学付属高校生参加

庄内川竹筏下りを実施‐名城大学付属高校生参加 
 7 月28日(日)庄内川竹筏下りを実施しました。前日,水質検査時の庄内川では黄褐色に濁っていましたが,当日は濁りが薄くなり,水量も平常時に戻っていました。私は8時30分過ぎに松川橋下に到着しましたが,すでに何人もの会員が待っていました。付属高校生は9時30分過ぎには到着しましたが,竹筏を作る場所に到着するまでに時間がかかりました。始めに愛知県環境部水地盤課にあいち森と緑環境活動・学習推進事業に関して,ご挨拶をいただき,次いで本日の事業の趣旨説明をしました。今回の活動はESD(持続可能な開発のための教育)あいち・なごやパートナーシップ事業として認定されていることを報告するとともに,庄内川の水質が全国一級河川の中で数十年にわたりワースト10であることと,川下りを通じて川遊びを楽しむことをアピールする狙いがあることを説明しました。
竹筏は名城大学付属高校生に作製してもらうこととし,1台は7月14日に事前走行したものに手入れを,2台は最初から作製してもらうことにしました。(写真竹筏づくり)

   
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筏は上部が3.5mの長さの竹を10本,2.5mの長さの竹を15本,十文字に組み合わせ,交差する場所をビニールテープ,PPバンド,ナイロンバンド等の結束バンドで固定するのですが,交差場所が多く,慣れていないためにかなりの時間を要しました。上部が出来あがると発泡スチロール,約90×90×45pのブロックを4隅に,中央に1個を配し,それを挟みつけるように,下部に3.5m竹6本,2.5m竹を9本を使って,上部と同様固定し,上下をPPバンドやビニールテープ,自転車の廃チューブを使って固定しました。結束バンドの締め付けが甘かったり,重複して補足したりで予定を1時間以上遅れての出航となりました。時間は12時8分でした。(写真 いざ出航)

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  当会は2回の事前川下りを実施していますが,今日の参加者は名城大学付属高校生27名,先生2名,庄内川河川事務所3名,愛知県職員1名,清須市職員1名,藤前干潟を守る会1名,カヌーイスト2名,あそびわ会員2名,当会会員15名の合計54名で,竹筏3艘,Eボート1艘,ゴムボート1艘,カヌー2艘の構成でとなりました。高校生には3台分のノボリを作ってきてもらいました。「浄化リバー」,「ゴミ捨てちゃ駄目」,当会の「川の汚れは心の汚れ」,「庄内川水系にアユ遡上百万匹大作戦」などのノボリが筏に取りつけられました。私はEボートに乗り,しんがりを受け持ちましたが,水量が少ないために途中に3カ所,ボートを降りなければならない場所があり,また何の残骸がは分かりませんがコンクリートの残骸を通り抜け,右岸側の水流の早い場所で右岸から突き出した木にぶつかりながらの結構変化のあるコースを抜けると,いよいよJR中央線鉄橋下の難所をとおります。3艘目の筏があわやコンクリートブロックに衝突するような勢いでしたが,うまくすり抜けたのに対し,Eボートは国交省庄内川河川事務所職員が川の中に入り,誘導してくれましたので難なくすりぬけました。
3回目もこれまでと同様,流れのない,単調な下りが始まると,いよいよ高校生の活躍の場になりました。筏から飛び降り,ライフジャケットで浮いた体を流れに身を任せたり,筏をゆすって同僚を落とそうとしたり,筏から豪快に飛び込んだりの,川下りを大いに楽しんでいました。当会では事故にならないよう,ああでもない,こうでもないと議論をしたのは全くの杞憂だったようです。(写真,11名中7名が川の中へ)

   
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Eボートでは7月の太陽をまともに受けて,川面をわたる風がある時は心地良いものの,ないときには蒸し暑く,当方も出来れば飛び込みたいとの欲求を飲み込みながらの,ゆっくりした時間の流れを過ごさせてもらいました。アンケート結果では,高校生にとってはこれまでにない,経験になったようで,竹筏下りは楽しかったですかという問いに参加した27名中,26名が「強くそう思う」にマークをしてくれました。JR鉄橋下からほとんど川の中にいた女子生徒もいました。
ゴール地点は水分橋上流ですが,水辺に上がるのに都合が良い場所を選んではいましたが,簡単には上がれずに時間がかかり,距離があった筏がくっついて混みあいました。会員が操作するクレーンにより筏を吊りあげなければなりませんでした。(写真,ゴール地点での混みあい)

   
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到着時間は1時53分,2回の事前川下りよりも約30分余計に時間がかかりました。ゴールの後,人数が多い分だけ着替えるのにも時間がかかりましたが,いつものように会長夫人による楽しい昼食が待っていました。カレーにコロッケ,肉団子,サラダ等,もちろんお代わり自由なので多くの生徒がお代わりを要求したようです。
今回の活動はわずか3q区間ですが,筏で下るには危険な場所もあり,また筏を降りなければならない浅瀬,生徒の感想では水温が違う場所,深さもまちまちであること,などが分かりました。小学生を対象にするには多少の問題があるようです。特に庄内川は雨の後に増水が早いので前日の雨には十分な注意が必要でしょう。それにしても7月の猛暑の中,川の中に飛び込んだ生徒を除いてかなり過酷な活動であったことは間違いありません。ご協力有難うございました。
最後にアンケートで最も意見が割れたのは,「今回の活動で庄内川は安全に遊べる川であると思いましたか」という設問でした。生徒だけの回答は強くそう思う6名,思う8名,分からない8名,思わない5名という解釈に困る結果になりました。生徒の中でそれぞれ,印象が強かったことから導き出された回答だと思いますが,根拠を聞くべきでしたね。一つだけ明らかなことは,ゴール地点までは水質はまあまあですが,そのすぐ下流の八田川合流点下流では水質,臭いに問題があり,今回のような水浴は出来ない川であるということでしょう。
posted by 矢田・庄内川をきれいにする会 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 2013年分
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