多度雅楽会 [2012年11月26日(Mon)]
日本の心を音楽と舞で伝える「雅楽」の普及継承活動 多度雅楽会 (2022/ 3/ 1更新) 代表 田中 松緑 (2012/11/10 代表 田中 松緑 記入) 声の手紙 雅楽は、日本伝統芸術の源流として、日本の歴史とともに、日本人が伝えてきました。 日本人が、壮大な宇宙や独自の四季を愛で、音楽や舞で表現して、生きる喜びや悲しみを最高の舞台芸術として楽しんできました。豪華絢爛な舞台を写真で御覧いただくと、雅楽は、音楽のほか、楽人や舞人の装束や舞台道具など、姿や形の美しさに圧倒されますね。宮中はじめ社寺の祭典で上演される雅楽は儀式用ですが、私たちの雅楽は、芸術活動そのものです。 雅楽といえば京都や大阪が本場ですが、桑名地方にも、古くから雅楽を演奏して伝えてきた歴史があます。そして今、私たちはこの地域だからできる雅楽を、古式に習い再現しています。地域で育った雅楽のすばらしさを、地域に皆さんに知ってもらい、地域の皆さんで伝えてもらいたい。その雅楽は、高い芸術性をもって地域に貢献します。 日本伝統のオーケストラと舞である「雅楽」の魅力を、地域のみなさんに知ってもらい、地域の皆さんに伝えてもらえるよう、桑名のシンボルとなった六華苑にて、春と秋に雅楽公演を開催しています。 美しい庭園を舞台にした演奏会は、全国でも少なく、上演規模も最大です。毎年、最高の演奏会を継続することによって、雅楽を演奏する人や楽しむ人が増えて、後世に伝えていくことが、私たちの使命です。 設立年月:2000年10月 団体の正会員数: 15名 活動する主な地域:三重県桑名市、多度町、東京 団体の所在地:三重県桑名市 主な活動分野:文化・スポーツ・科学関連、まちづくり関連 ホームページ:http://www.tadogagaku.com/ ブログ:http://tadogagaku.exblog.jp/i0 【更新履歴】 2014.2.9-2015.2.1-2017.3.1-2018.2.1-2018.12.6-2020.2.2-2021.6.20 子供たちに雅楽を伝えることが重要です。平成19年から2年間、文化庁の支援を受けて、地域公募の子供の舞を復興しました。毎年、新しいメンバーを公募して、春には蝶の舞、秋には鳥の舞を発表しています。子供たちが出演すると、親も子の友達も舞台を観にきてくれます。子供の舞は可愛く華やかなので、地域振興行事のステージでも活躍しています。 春と秋には、六華苑での定期公演のほか、木曽三川公園チューリップ祭と桑名御台所祭のステージイベントが恒例になっています。また、三重県や桑名市の各種広報イベントにも参加しています。もちろん、舞の音楽は、多度雅楽会の会員が演奏していますので、その出演経験も豊富になり、子供は舞を覚えるのが早いので、大人の舞も負けないよう頑張ることになります。こうした毎年の積み重ねを、今後も永遠に続けていければ幸いです。 桑名六華苑舞楽会(春秋)のほか、東京公演(新春)も定期開催しています。雅楽の活動基盤を充実することが重要です。雅楽は他の邦楽や歌舞伎と比べると、一般人にまだまだ普及していません。その愛好者は少なく、地方都市の桑名とその周辺地域だけでは、人材に限界があることも事実です。 そこで、春秋には東京の会員が桑名に来て、新春には桑名の会員が東京に行き、相互に演奏を助けあいます。地域の発展のためには、他の地域の人たちとの交流が大切です。東京には、全国から多くの人々も集まりますから、東京で多度雅楽会の公演を定期開催することは、その活動を全国に広めることになります。もちろん、東京でも通用するだけの内容がないと続かないでしょう。そのためには、会員それぞれが独自の稽古と舞台経験を積み重ね、観客から厳しい評価を受けながら、成長していくしか方法はありません。 皆様、御支援くださるよう、よろしくお願いいたします。 【団体や組織から受けた「応援・サポート」】 【助成実績】 文化庁、芸術文化振興基金、三重県文化振興基金、桑名市文化協会、 三菱UFJ信託地域文化財団、くわしん 福祉文化協力基金、岡田文化財団、 朝日新聞社文化財団ほか 【助成認定 】 社団法人企業メセナ協議会 【演奏依頼】 三重県、桑名市、三重県中小企業家同友会、桑名商工会議所ほか、多数 【メンバー以外の個人から受けた「応援・サポート」】 ★個人又は企業による寄付又は演奏依頼 ★写真家による写真提供 ★彫刻師や染物師による面など舞台道具提供など 【メンバーから受けた「応援・サポート」】 ★舞台道具の維持管理、稽古場所の維持管理 【連絡先はこちらから】 ホームページから |