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社会起業家の熱い想いをカタチにするお役立ち情報
社会起業家の事業継続と経営基盤強化に役立つ情報について、公的機関15年の実績ある会計士の経験・ノウハウをお伝えします。
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ものづくり補助金の申請にかかる留意点とはその2[2016年05月11日(Wed)]
2016年5月11日(水)
 おはようございます。最近は要領の悪さから業務が立て込んでおり、昨日も深夜まで仕事をしてしまいましたよ。よって、ただいまの朝の寝起きはすごく悪いです。この点、読者には深夜の方が頭が冴えて仕事がはかどる方もいますね。昼夜逆転で1日が回っているという方もいるでしょう。私にはとてもまねできませんが(笑)。今日も元気で張り切って行きましょう。

(要旨)
1.事業者の熱い想いとストーリー性の関係とは?
2.事業者の熱い想いを伝える相手は他にもいる?
3.経営革新等支援機関の役割は事業者の熱い想いのストーリー作りに徹する

 さて、本日のテーマは「ものづくり補助金の申請にかかる留意点とはその2」です。前回は、ここの文脈で「補助金公募に採択された後の実務で気を付ける事は」と書いてしまったようです。タイトルと本文が合っていませんでしたね。謹んでお詫び申し上げます。

 前回、ものづくり補助金の申請の際には、具体的な取組内容と将来の展望をストーリー性を持って記載することについてお伝えしました。今回は、その続きです。

1.事業者の熱い想いとストーリー性の関係とは?

 ものづくり補助金の場合、申請者はそれぞれすごい技術や革新的なサービスをお持ちです。これこそ中小企業等の真骨頂であり、我こそはという想いがおありの事業者が多いと思います。ですが、その想いはある面、独善的になってしまうことがあります。

 経営者としての技術や革新的なサービスに自信がないとやっていけないので、当然と言えばそうです。ですが、それも相手に伝わってなんぼの世界です。ましてや補助金申請して採択されようとするならば、審査する人にその想いを的確にかつ簡潔に伝える必要があります。

 この点、事業者はそのすごい技術や革新的なサービスを上手く伝えるのが得意でない方も、そこそこいるのではないでしょうか。事業者の熱い想いと伝えるストーリー性の関係は、どちらかと言えばトレードオフの関係にあるかもしれませんね。

2.事業者の熱い想いを伝える相手は他にもいる?

 この事業者の熱い想いを伝える相手は、通常、審査を担当する人ですが、実は他にもいます。それは、金融機関の担当者です。ものづくり補助金の場合、設備投資を伴うことが多いので、比較的ロットが大きくなります。

 別の機会でも触れますが、補助金は採択されてもすぐにはお金はもらえません。事業終了後の検査を受けた後になりますので、その間、立替払いが生じします。何百万円〜何千万円の資金的余裕のない方が申請しますので、その資金は金融機関の融資を得る必要があります。

 そうしますと、補助金申請については、金融機関の融資を受ける前提で進めますので、必ず事前に金融機関の担当者に説明しておく必要があります。採択されても、万一、資金がないと設備投資をすることができません。

 この点、補助金採択されることが前提なので、金融機関には何のリスクもないはずなので、何もそこまでしなくても形式的な要件さえ整っておれば、問題ないじゃないかという声が聞こえてきそうです。

 私もそう思っていました(笑)。しかし、普段からお付き合いのある金融機関の場合は、ある程度事情をわかっているのでそうでもないでしょうが、新規の融資を受けるには、いくら金融機関にリスクがなくても、補助金申請にかかる事業について詳細な説明を求められます。

 そうすると、審査担当者は金融機関にもいることになり、そこにもしっかりと簡潔に事業内容を伝えなければならないということになります。金融機関もいろいろです。補助金申請にかかる融資案件の豊富な銀行であれば比較的円滑に進むのですが、そうでなければ一から説明することを余儀なくされます。

3.経営革新等支援機関の役割は事業者の熱い想いのストーリー作りに徹する

 このように、補助金申請にかかる事業内容を伝えるのは結構ハードルが高いことがわかります。申請者にそのリソースが不足しているのであれば、専門家の登場です。補助金申請に経営革新等支援機関の支援を義務付けているのは、こうした役割を担わせることで円滑に進める狙いがあるのです。

 とは言うものの、経営革新等支援機関も事業者のすごい技術や革新的なサービスについて素人ですから、まずはその理解から始まります。私も実際に経験してみて、最初は申請者の技術がどこがすごくて自分が説明せよと言われたらどうしようかと思いました。

 何回かのやり取りの中でだんだんとわかってくるのですが、申請に際しては、全く何の前段がないところでそれをわかりやすく伝えなければなりません。申請書を何回も何回も見直すことで洗練されていくのを感じました。それを言葉や図表で表現する。

 最後は、何と言っても事業者の熱い想いを代弁する役割を持ちます。事業者の熱い想いをしっかりと受け止めてそれをカタチにする。大変な時間とコストがかかりますが、専門家冥利に尽きます。この仕事を今後も引き続き行っていきたいと考えています。

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