
貴法人の収入の財源はどんな構成になっていますか[2016年05月05日(Thu)]
2016年5月5日(木)
おはようございます。今朝も良い天気でこどもの日ですね。小さな子供さんがいる家庭は1日ご苦労様です。昨日は、久しぶりに山登りというかハイキングに行ってきましたよ。結構岩がごつごつした所や沢を渡ったりして、自然の空気とウグイスの鳴き声とさわやかな風を満喫してきました。後は花粉症と筋肉痛をもらったのはご愛嬌でしたが。今日も張り切って元気に行きましょう。
(要旨)
@非営利団体の収入の財源は多種多様
A多様な収入財源をどう考えるか
B団体の立ち位置と収入財源の組み合わせのベストプラクティスとは?
さて、本日のテーマは「貴法人の収入の財源はどんな構成になっていますか」です。前回、経営管理といういうテーマで、経営管理とは法人のヒトモノカネ情報を回すことをお伝えしました。今回は、その中のカネに関わる事項です。
@非営利団体の収入の財源は多種多様
非営利団体の収入の財源は多種多様です。会員の会費収入、寄附金、助成金、事業収入、その他収入、そして忘れてはならない無償(ボランティア)の収入です。このうち、事業収入は、財・サービスの提供にかかる収入や行政等からの受託収入などに分かれます。
このように、非営利団体は多くの会員、賛同者や協力者の多様な財源を取り込むことができますが、この構成割合は団体により様々だと思います。いわゆる事業型のNPO法人の場合、その大半は事業収入で、会費収入は微々たるもの、寄附金、助成金に至っては、ほとんどゼロという団体も中にはあります。
一方、ボランティア型のNPO法人の場合、その大半は会費収入と寄附金、助成金、そして無償(ボランティア)の収入で占める法人もあります。この辺は、NPO法人の立ち位置によって、その財源の構成割合は大きく異なることがあるということです。
A多様な収入財源をどう考えるか
先ほど、非営利団体の例としてNPO法人を取り上げました。これは公益法人であろうが社会福祉法人であろうが社団法人であろうが基本、同じです。多少の違いこそあれ、その本質的な所は変わらないと思います。
では、非営利団体にとって、これらの多様な収入財源をどう考えるかということが問題となります。すでにお伝えしているビジネスモデルの型ということです。いくらビジョンミッションが立派であっても、それを実行達成するにはお金がいるというこの基本をどの程度考えているかです。
特に、非営利団体特有のボランティアの収入をどのように取り込み、それを安定的に確保する戦略と仕組みを持っているかにより、その団体の活動の幅に大きな影響を与えます。また、事業収入は通常、金額的には団体の収入割合からすれば、比較的大きな比重を占めることが多いので、それが安定的に計上できているかどうかが課題となります。
B団体の立ち位置と収入財源の組み合わせのベストプラクティスとは?
そうすると、団体の立ち位置により、収入財源は異なりますので、団体にとって、どのような構成割合にするのが一番適切かの組み合わせ、すなわち、収入財源のベストプラクティスを検討する必要があります。
様々な団体の収入財源のベストプラクティスに一定の解はありません。自ら必死に考え、それを実行する戦略を練り、計画に落とし込んで実行するしかありません。共通して言えるのは、団体のビジョンミッションを実現するにふさわしい収入財源の優先順位を考え、その中で安定的に確保する手法を仕組みにすることです。
この辺は、団体のファンドレイジングの話になってきます。次回からは自らが準認定ファンドレイザーとして何が言えるかを考え、ファンドレイジングのことをお伝えして行きたいと思います。
おはようございます。今朝も良い天気でこどもの日ですね。小さな子供さんがいる家庭は1日ご苦労様です。昨日は、久しぶりに山登りというかハイキングに行ってきましたよ。結構岩がごつごつした所や沢を渡ったりして、自然の空気とウグイスの鳴き声とさわやかな風を満喫してきました。後は花粉症と筋肉痛をもらったのはご愛嬌でしたが。今日も張り切って元気に行きましょう。
(要旨)
@非営利団体の収入の財源は多種多様
A多様な収入財源をどう考えるか
B団体の立ち位置と収入財源の組み合わせのベストプラクティスとは?
さて、本日のテーマは「貴法人の収入の財源はどんな構成になっていますか」です。前回、経営管理といういうテーマで、経営管理とは法人のヒトモノカネ情報を回すことをお伝えしました。今回は、その中のカネに関わる事項です。
@非営利団体の収入の財源は多種多様
非営利団体の収入の財源は多種多様です。会員の会費収入、寄附金、助成金、事業収入、その他収入、そして忘れてはならない無償(ボランティア)の収入です。このうち、事業収入は、財・サービスの提供にかかる収入や行政等からの受託収入などに分かれます。
このように、非営利団体は多くの会員、賛同者や協力者の多様な財源を取り込むことができますが、この構成割合は団体により様々だと思います。いわゆる事業型のNPO法人の場合、その大半は事業収入で、会費収入は微々たるもの、寄附金、助成金に至っては、ほとんどゼロという団体も中にはあります。
一方、ボランティア型のNPO法人の場合、その大半は会費収入と寄附金、助成金、そして無償(ボランティア)の収入で占める法人もあります。この辺は、NPO法人の立ち位置によって、その財源の構成割合は大きく異なることがあるということです。
A多様な収入財源をどう考えるか
先ほど、非営利団体の例としてNPO法人を取り上げました。これは公益法人であろうが社会福祉法人であろうが社団法人であろうが基本、同じです。多少の違いこそあれ、その本質的な所は変わらないと思います。
では、非営利団体にとって、これらの多様な収入財源をどう考えるかということが問題となります。すでにお伝えしているビジネスモデルの型ということです。いくらビジョンミッションが立派であっても、それを実行達成するにはお金がいるというこの基本をどの程度考えているかです。
特に、非営利団体特有のボランティアの収入をどのように取り込み、それを安定的に確保する戦略と仕組みを持っているかにより、その団体の活動の幅に大きな影響を与えます。また、事業収入は通常、金額的には団体の収入割合からすれば、比較的大きな比重を占めることが多いので、それが安定的に計上できているかどうかが課題となります。
B団体の立ち位置と収入財源の組み合わせのベストプラクティスとは?
そうすると、団体の立ち位置により、収入財源は異なりますので、団体にとって、どのような構成割合にするのが一番適切かの組み合わせ、すなわち、収入財源のベストプラクティスを検討する必要があります。
様々な団体の収入財源のベストプラクティスに一定の解はありません。自ら必死に考え、それを実行する戦略を練り、計画に落とし込んで実行するしかありません。共通して言えるのは、団体のビジョンミッションを実現するにふさわしい収入財源の優先順位を考え、その中で安定的に確保する手法を仕組みにすることです。
この辺は、団体のファンドレイジングの話になってきます。次回からは自らが準認定ファンドレイザーとして何が言えるかを考え、ファンドレイジングのことをお伝えして行きたいと思います。