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社会起業家の熱い想いをカタチにするお役立ち情報
社会起業家の事業継続と経営基盤強化に役立つ情報について、公的機関15年の実績ある会計士の経験・ノウハウをお伝えします。
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ものづくり補助金の申請にかかる留意点とは[2016年05月04日(Wed)]
2016年5月4日(水)
 おはようございます。昨日の雨風はすごかったですね。午前中は晴れ間もあったのですが、午後から段々崩れてきて、次第に雨風が強くなり、お出かけの方々は大変だったと思います。一転、今朝は良い天気です。まさに行楽日和ですね。私も近くの山登りと温泉に行く予定です。今日も元気で張り切って行きましょう。

(要旨)
1.ものづくり補助金は革新的サービスやものづくり技術が補助の対象となる
2.事業計画名は30字、事業計画の概要は100字程度で記載する
3.事業内容として、具体的な取組内容と将来の展望をストーリー性を持って記載する

 さて、本日のテーマは「補助金公募に採択された後の実務で気を付ける事は」です。前回は、補助金公募に採択される場合の要件として、小規模補助金についてお伝えしました。今回は、もう一つの補助金であるものづくり補助金についてです。実際に支援させていただいた経験を踏まえて、お伝えしたいと思います。

1.ものづくり補助金は革新的サービスやものづくり技術が補助の対象となる

 ものづくり補助金は、基本、中小企業者・小規模事業者を対象とした補助金ですが、将来的には創業補助金と同様、非営利団体も対象になるものと思います。ただ、中小企業者・小規模事業者を支援する目的で設定されているのはやむを得ないところがあります。

 いずれも国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、認定支援機関と連携して、革新的な設備投資やサービス・試作品の開発を行う中小企業を支援するものです。

 平たく言うと、中小企業庁の施策を実行するために、新たなサービスやものづくりの技術開発に補助金という財源を活用しますので、既存のサービスや技術ではなく、そこからアレンジしたサービスや技術を使って新たな事業を起こす事業者を創出することを目的としています。

2.事業計画名は30字、事業計画の概要は100字程度で記載する

 小規模補助金の時もそうでしたが、申請時の事業内容を一目でわかるキャッチコピーと内容を記載する必要があります。これは最初に書こうとすると結構悩む羽目に陥ります。ですので、構想が明確な場合はともかく、ある程度カタチができてから後から記載しても大丈夫です。

 ですが、この最初の関門がとても重要です。何故なら、ここで審査をする人は、申請書の内容の大枠を判断するからです。つまり、申請書の内容がここに凝縮されていますので、申請書を見る際に大体の当たりを付けることになります。

 これは面白そうと思ってもらうと、ずんずん読み物を読むかのように進めていきます。逆に、キャッチコピーや概要が何を書いているのかよくわからないという印象を持たれますと、後の個別の内容を見る時にどうしても不利になります。審査員も好き嫌いがありますので、冒頭の所で良い印象を持ってもらうに越したことはありません。

3.事業内容として、具体的な取組内容と将来の展望をストーリー性を持って記載する

 要領を読むと、事業の目的・手段について、具体的な目標及び達成手段を記載し、必要に応じて図表や写真等を用い具体的かつ詳細に記載することを求めています。これは、小規模補助金の時にお伝えした企業概要と同じです。

 すなわち、取り組もうとする事業が誰に対して何をどのように提供するのかについて、その事業のビジネスモデルを記載することになります。その際、中小企業庁が公表しているサービスのガイドラインやものづくりの技術の12分野との関連性を説明する必要があります。

 特に留意すべきは、サービスやものづくり技術を必ず図表や写真等を用い具体的かつ詳細に記載することです。申請者のサービスやものづくり技術のどこが独自性があり、革新的かを判断するのは容易ではありません。少なくともそのアウトラインをイメージしてもらうことが大切です。

 次に、これらのサービスやものづくり技術が他者と差別化され、優位性があることを具体的な事実でもって説明する必要があります。その際、できるだけ数値や客観的に事実の裏付けがあると説得力を増すことになります。

 そして、将来の事業計画として、事業の成果の事業化見込みについて、価格的・性能的な優位性・収益性や現在の市場規模も踏まえて、目標となる時期・売上規模・量産化時の製品等の価格等について簡潔に記載します。

 併せて、3〜5年計画で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する計画」の根拠を具体的に記載します。

 この辺は、多少技術的な面もありますが、認定支援機関という専門家と連携して、記載した方が今後のことを含めてやりやすいと思います。

 だいぶん長くなってきましたが、支援した感覚では、小規模補助金よりものづくり補助金の方がハードルは高そうです。補助金の額(最大で3000万円)がそもそも違いますから当然と言えばそうかもしれません。

 しかしながら、その核になるのは、事業者の熱い想いをどこまでストーリー性を持って記載するかにかかっています。何としてもこの事業を成功させたいという強い想いをわかりやすく説明する。この補助金には、それにトライする価値はあると思います。

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