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役員会、理事会等に会計情報をどのように報告していますか[ 2016年04月25日(Mon)]
2016年4月25日(月)
 おはようございます。今朝は徳島から投稿しています。先週の土曜日に、神戸で自民党の議員団がNPO法人の声を聴く会があり、これに参加してきました。素直な感想は、政治家も案外、NPOのことを知っている人がいるのだということと、やはりNPOはビジネスモデルとして、財源に苦戦している団体が多く、これを企業の寄附戦略(CRM)でカバーできないかをあらためて考えさせられました。これについては、別の機会にお伝えしたいと思います。今日も元気で張り切って行きましょう。

(要旨)
@月次決算による会計情報の報告の仕方は?
A会計情報は現場の情報とセットで報告する
B経営基盤の強化にぜひとも会計情報を上手く活用しよう

 さて、本日のテーマは「役員会、理事会等に会計情報をどのように報告していますか」です。月次決算の重要性とその活用方法については、すでにお伝えしました。
https://blog.canpan.info/kin-cpa/daily/201604/11
https://blog.canpan.info/kin-cpa/daily/201604/18

@月次決算による会計情報の報告の仕方は?

 こうした月次決算や年次決算などの会計情報を役員会、理事会等にどのように報告していますでしょうか。関連情報と併せてしっかり定期的に報告している、試算表をもとに簡単に口頭で報告している、試算表を渡すだけ?団体により様々だと思います。

 月次決算による会計情報は役員と現場を繋ぐ重要な情報です。規模の小さな団体では役員自らが現場で活動していますので、現場での感覚はもちろんあります。ですが、その活動結果がどうであったのかは、月次決算をしてその結果を確認することは必要です。

 これが規模が大きくなると、役員はどんどん現場から遠ざかりますので、担当者から実際の活動について会議等で間接的に聞くことになります。その際に数値で確認するには、やはり月次決算による会計情報が重要となります。

A会計情報は現場の情報とセットで報告する

 こうした月次決算による会計情報は、現場の情報とセットで報告することが必要です。会計情報自体は数値にすぎませんから、その数値に意味を持たせるのは現場の情報だからです。役員の中には、会計に明るくない方も相当いることでしょうから、数値だけですと無味乾燥で現場の雰囲気が伝わりにくいと思います。

 では、どのような現場の情報があれば良いのでしょうか。それは現場には実際の活動の動きがありますので、それを拾えば良いのです。たとえば、施設の管理運営をしている団体であれば、毎日の利用者数や男女、年齢層、利用料金、部屋の稼働時状況などがあります。

 介護事業をしている団体であれば、利用者数や男女、年齢層、利用料金、利用サービスの種類と利用頻度などがあります。これらは年次決算で事業報告書に記載しているはずですから、活動の実態を示す情報はいくらでもあります。

 こうした活動の実態を示す非財務情報と会計情報をセットで示すことで、活動の結果としての会計情報を正確に把握することが可能となります。

B経営基盤の強化にぜひとも会計情報を上手く活用しよう

 このように、会計情報を非財務情報とセットで活用することで、活動の実態を把握することができ、次の行動に適切な示唆を与えてくれます。役員間だけでなく役員と担当者との間で情報共有化に資するとともに、経営のベクトル合わせをすることができます。

 ですが、こうした会計情報の活用について、なかなか思うように進んでいない団体が多いのではないでしょうか。繰り返しになりますが、規模の大小にかかわらず、役員会、理事会は開催されますので、そこに必ず会計情報を織り込むことによって、活動の進捗と実態を把握することができます。

 会計情報の使い方はつまるところ、団体の経営ポリシリーの問題です。その意識の差が経営の巧拙に直結します。いつも言っていることですが、団体のビジョンミッションを達成するためにも、日常のルーティンの活動をいかにしっかりと積み上げていくか。

 この地道な活動の積み重ねが団体の事業継続と経営基盤を強化する唯一の方法と考えています。時間のある時に、一度会計情報の役員会、理事会等の報告の仕方をじっくりと考えて見られてはいかがでしょうか。 
  
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https://blog.canpan.info/kin-cpa/archive/73
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