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トップのリーダーシップは何を重視する[ 2016年03月01日(Tue)]
2016年3月1日(火)
 おはようございます。今日から3月です。3月は日本の場合、いろいろな節目の月になりますね。学校や公的機関、多くの民間企業の仕上げの月です。今日も張り切って行きましょう。

(要旨)
・トップのリーダーシップは利益だけでなく、「共感」資産を獲得する必要がある
・非営利法人の場合、特に「共感」を得るための情報発信とコミニュケーションが重要
・対外的な情報発信、対内的にはコミニュケーションをいかに工夫して行動するかがトップの役目

 さて、本日のテーマは「トップのリーダーシップは何を重視する」です。およそ組織で活動するには、トップのリーダーシップがもっとも重要なのは論を待ちません。営利非営利も関係ありません。民間企業の場合、利益という共通の尺度があるため、利益獲得に向かってのリーダーシップに集約されるものと考えます。

 一方、非営利法人の場合は、必ずしもそうではありません。もちろん、利益を獲得しないと事業継続できないので、重要な指標ですがそれだけではありません。多様な関係者の資源を集め活用するために、「共感」という無形の資産を獲得する必要があるからです。

 無形であるがゆえに、この「共感」という得体のしれない、しかし、最も重要なものをトップは常に意識し、これを団体の内外から得るために自ら行動を示す必要があります。そのためには常に日頃からアンテナを張っておき、この団体で仕事がしたい、自分の持っているものを役立たせたいいと思わせる「共感」を得るための情報発信とコミニュケーションを取ることが求められます。

 この「共感」資産が多い団体ほど、多くの人が団体に集まり、いろいろな資源を提供してくれるインフラがあることを意味します。団体のサービスを受ける受益者、取引先、金融機関、行政、役職員とその家族、潜在的な見込み客など多様な関係者に対する求心力が強いのです。

 対外的には、この情報発信、対内的にはコミニュケーションをいかに工夫して行動するか。ちまたにリーダーシップ論は山ほどありますが、次週以降でまずは組織内のコミニュケーションの方法、それから情報発信と広報戦略についてお伝えしていきたいと思います。ご期待ください。
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