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決算書の読み方と企業の見分け方7[ 2016年07月25日(Mon)]
2016年7月25日(月)
 おはようございます。夏休みの最初の週末はいかがお過ごしでしょうか。私も久しぶりに午後から休みを取ってワンちゃん(milkey)のおやつや家に野菜を植えているので、肥料などもろもろの日用品を買いに出かけました。もちろん、ワインも買いに行きましたよ。

 最近は我が家の食卓に家で採れた野菜が並びます。トマトにきゅうり、お茄先に水菜もあります。また、ゴーヤも大きくなってきたので初めて収穫できていました。家でできた新鮮野菜を食べるのは良いものですね。早速ゴーヤチャンプルにしていただきました。今日も元気で張り切って行きましょう。

(要旨)
@貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の注記はそれぞれの科目を補足する
A科目を補足する情報は企業の個別の状況を適切に把握するためのもの
Bもう一つ重要な注記は追加情報を見ること


 さて、本日のテーマは「決算書の読み方と企業の見分け方7」です。前回、注記情報のうち、会計方針の違いで企業の経営戦略の相違が見えてくることがあることをお伝えしました。今回は、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の注記と追加情報です。

@貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の注記はそれぞれの科目を補足する

 貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の注記にどんなものがあるでしょうか。たとえば、貸借対照表では棚卸資産の内訳を記載したり、土地建物を銀行融資の担保に入っていれば、その内容を記載します。

 損益計算書では、販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額を記載したり、その年度に発生した特別損益、たとえば、固定資産を売却しますとその科目と金額、さらには特殊なものであればその内容を書くこともあります。

 キャッシュ・フロー計算書では、キャッシュ・フロー計算書上のキャッシュと貸借対照表との間で相違があればその旨と内容を記載したり、事業譲渡を受けて相手先の資産負債を受け入れた場合はキャッシュ・フローを伴わないので、重要な非資金取引としてその内容を記載したりします。

A科目を補足する情報は企業の個別の状況を適切に把握するためのもの

 このように、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の注記に何を記載するかは規則で決められています。したがって、こうした規則に該当する場合は、必ず記載しなければなりません。それは、企業の状況を適切に把握するために必要な情報だからです。

 また、こうした情報を関心のあるいくつかの企業で並べてみることで、比較することができます。同じ情報でもずいぶん記載の仕方が違っていることがあります。本当にあっさりでこれで何がわかるのという企業もあれば、詳細に内容を記載し、なるほどと思わせる企業もあります。

 この辺は、企業の立ち位置にも拠ってきます。積極的にどんどん開示して行こうという視点であれば、読み手に取って十分理解できるレベルまで記載するでしょうし、また、その逆も当然に出てきます。

Bもう一つ重要な注記は追加情報を見ること

 このように、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の注記について、そのさわりを記載しましたが、もう一つ忘れてならないのが追加情報です。

 これは、まさに企業の財政状況、経営成績、キャッシュ・フローの状況について、利害関係者が適正な判断を行うために、必要と認められる事項があるときに行う注記情報です。

 この追加情報も概ね規則で規定されています。たとえば、税法が変わって従来の方法と比べて税金の金額が変わった場合や、所有している重要な固定資産の中長期間で稼働していないものがあれば、その旨と内容を記載したりします。

 こうした情報は、重要性がある場合に記載が必要となります。あくまで利害関係者が適正な判断を行うために開示するものですから、細かいことや大勢に影響がないものまで記載する必要はありません。

 こうした一連の注記情報をしっかり読むことで、企業の置かれている財務状況の実態をある程度は知ることができます。単に、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の数値だけでは見えてきません。

 本表に記載されている内容をさらに深堀するためにも、これらの情報を読む力を養うと、さらに企業を見る目が変わってきます。関心度もより深くなります。ぜひ、一度関心のある企業の注記情報にも着目して読んでみてください。あなたの知らなかったことが見えてくるかもしれません。
  
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