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決算書の読み方と企業の見分け方4[ 2016年07月04日(Mon)]
2016年7月4日(月)
 おはようございます。先週末から猛暑に見舞われていますね。梅雨はどこに行ってしまったのでしょう。テレビも熱中症に注意しましょうとのテロップが流れていました。もうまもなく本格的な夏の到来を早くも予感しています。

 私的なことですが、土曜日は車の車検に行き、日曜日はこの暑いのに温泉に行ってきました。車はもう17万キロを優に超えており、そろそろガタがきているかなと思ったのですが、案外、まだまだ大丈夫とのお墨付きをもらい、これからも安全のお付き合い宜しくという感じです。今日も元気で張り切って行きましょう。

(要旨)
@キャッシュ・フロー計算書は企業活動の動きをキャッシュの側面から見た計算書である
A企業の3つのキャッシュの活動で企業のキャッシュが見えてくる
Bキャッシュ・フロー計算書は企業の経営の巧拙と戦略がはっきりと出る


 さて、本日のテーマは「決算書の読み方と企業の見分け方4」です。前回、損益計算書は、企業の事業活動の成果を測る成績表であり、セグメント別分析は必須の分析であることをお伝えしました。今回は、キャッシュ・フロー計算書です。

@キャッシュ・フロー計算書は企業活動の動きをキャッシュの側面から見た計算書である

 キャッシュ・フロー計算書は、文字どおり企業活動の動きをキャッシュの側面から見た計算書です。作ったことのない方はなじみがないかも知れませんが、早い話が資金運用表であり、1年間の企業のお金の出入りを示したものです。

 キャッシュ・フロー計算書は、企業の3つのキャッシュの活動を示しています。すなわち、事業活動、投資活動、財務活動です。それぞれにキャッシュの入りと出があり、その活動の結果でキャッシュがプラスまたはマイナスかを示しています。

 そして、3つのキャッシュの活動の結果、トータルでキャッシュの増減が表示され、その増減額と前期のキャッシャ残高と加算したものが当期のキャッシュ残高になるという構造です。

A企業の3つのキャッシュの活動で企業のキャッシュが見えてくる

 キャッシュ・フロー計算書は、企業の3つのキャッシュの活動をどう見たらよいのでしょうか。たとえば、企業の業績が悪いと事業活動のキャッシュ・フローはマイナスです。投資活動は赤字でもやらないと次の成長機会を失うので、やはりマイナスが多いです。

 そうすると、財務活動でキャッシュ・フローをプラスにしないとキャッシュ残高が大きく減りますので、このままではちょっと危ないというサインがちらっと見えることになります。銀行に融資を受けるか社債等の発行でキャッシュを補う必要があります。

 これが一時的なものか、継続しているのかを見るためには、その企業のキャッシュ・フローのトレンドを何期にかにわたり、ウォッチする必要があります。もちろん、自社のキャッシュ・フローのトレンドも見ます。そこで見えてくるものが何かを把握するのです。

Bキャッシュ・フロー計算書は企業の経営の巧拙と戦略がはっきりと出る

 このように、キャッシュ・フロー計算書は企業の経営の巧拙がはっきりと出ます。本業でどれだけ稼いでいるのか、その稼いだキャッシュでどれくらいの投資をしているのか、そして足りない部分はどこから資金調達しているのか、マクロのキャッシュの動きでその企業がどんな経営をしているかの大枠を掴むことができます。

 できれば、本業で稼いだお金で投資できれば言うことありません。本業での収益力が投資の源泉になりますので、その企業は健全ですし、将来の成長機会を期待することができます。あるいは、それほど稼ぎがなくても、次の成長のためには借金してでも投資することが必要な時もあります。

 そうすると、投資と財務のキャッシュ・フローのバランスが気になるところです。投資活動の結果、どれくらいのキャッシュ・フローが入るのか、それに見合う借金はどれくらいまですれば良いのか、まさに企業の戦略によるところが大きくなります。

 企業の業績と進むべき方向性について、キャッシュの観点から示してくれるのがキャッシュ・フロー計算書です。この決算書の位置付けはとても重要です。そうした見方を意識してキャッシュ・フロー計算書をぜひ眺めてください。

 そして、作ったことのない企業はぜひともキャッシュ・フロー計算書を作ってみてください。これについては、組織で事業をする限り、非営利法人も必須の決算書です。そこから企業の経営の巧拙と戦略が見えてくると思います。

PS 6月27日の投稿記事の要旨と本文のタイトルが一致していませんでした。謹んで訂正させていただきます。宜しくお願いします。
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https://blog.canpan.info/kin-cpa/archive/132
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