NPO法人をいくつか支援して感じたこと[
2016年02月11日(Thu)]
2016年2月11日(木)
(要旨)
・私とNPO法人との接点は東日本大震災から始まった
・会計士としての経験等から法人運営の視点からみたNPO法人の状況とは?
・情報共有化と情報発信は普段からの戦略的な考え方が重要!
おはようございます。今日は祝日ということで、少し始動がゆっくり目となっています。みなさま、祝日はどのように過ごされるでしょうか。祝日も関係なくお仕事の方も多いと思います。本日も元気よく行きましょう!
さて、本日は、「NPO法人をいくつか支援して感じたこと」です。私がNPO法人と関わり合いを持ったのはたかだか5年前です。東日本大震災が契機となっています。お恥ずかしい話ですが、自身も阪神淡路大震災を経験しているにもかかわらず、その時はNPOのことはあまり意識の中にありませんでした(後で、NPOが大きく増加するきっかけになったことを知りました)。
それまでは遠巻きには何となく知っているぐらいでしたが、東日本大震災で自分も寄附をし、NPOが活躍していることを身近に聞くようになったときに、たまたまネットで見たサービスグラントのプロボノのことを知り、ワーカーに登録したことが直接の契機となっています。そこから、いくつかのNPOを支援させていただくことになったのです。
私はこれまで公認会計士として、監査を通じて企業や公的機関での組織の運営状況を多く見てきました。そこで感じたことを独断と偏見になるかも知れませんが、いくつか述べたいと思います。
@代表の想いは熱いが、組織が小さい割には情報共有が案外できていない?
どのNPO法人の代表も熱い想いを持っています。それがNPO法人を立ち上げた原動力になっているのは間違いありません。それに共感している方々が一緒に運営に関与しているのもなるほどと思えるものがあります。
ただ、いろいろな関係者の方々にインタビューすると、組織が小さい割には、代表の想いとスタッフの間で、必ずしも情報共有できていないのではないかということが何度かありました。もちろん、代表とスタッフでは情報の質と量に差があるのはやむを得ません。ですが、代表の想いとスタッフの間で認識のずれが少しずつ大きくなっていくと、思わぬところで、こんなはずではなかったという事態になってしまう恐れが出てきます。
少なくとも組織である以上、その方向性と日常の業務の定期的な点検確認は折に触れて実施する必要があります。日常の業務に追われて、ややもするとそうしたことは面倒くさく、お互いわかっているのだからと後回しになっていないでしょうかという問いかけです。人のやることですから、普段から、ちょっとのことからのコミニュケーションの積み重ねなんでしょうね。
ANPO法人の情報発信にはばらつきがある?
NPO法人はその活動に賛同し多くの方々の共感を得るために、いろいろな活動をして情報発信をされています。現在では多くの情報発信のツールがあり、それの組み合わせで様々な媒体を利用しています。それはそれで良いのですが、いろいろなNPO法人の情報発信の状況を見ると必ずしも戦略的に実施しているかどうか不明なものも散見されます。
たとえば、事業報告書一つとっても、団体の活動を時系列に紹介しているに留まっていたり、団体のホームページを見ても、その団体のビジョン・ミッションを効果的に伝えきれているのか疑問に思えるようなものも散見されます。一方、これはよくできており、思わず何らかの接点を持ちたいと思えるホームページもあります。
ここら辺りは、情報発信をどのように戦略的に捉え、ターゲットとする共感を得られる人を設定し、どうすれば響くメッセージを伝えられるかについて、普段から考えているかどうかでずいぶん状況は違ってくるのではないかという問いかけです。
これらは、NPO法人運営をマネジメントの視点から見たときの印象です。まだまだあるのですが、これ以上書くと長くなり、また、反論も受けそうなので(笑)、この辺で終わりにします。また、継続してこの話題を取り上げたいと思います。
(要旨)
・私とNPO法人との接点は東日本大震災から始まった
・会計士としての経験等から法人運営の視点からみたNPO法人の状況とは?
・情報共有化と情報発信は普段からの戦略的な考え方が重要!
おはようございます。今日は祝日ということで、少し始動がゆっくり目となっています。みなさま、祝日はどのように過ごされるでしょうか。祝日も関係なくお仕事の方も多いと思います。本日も元気よく行きましょう!
さて、本日は、「NPO法人をいくつか支援して感じたこと」です。私がNPO法人と関わり合いを持ったのはたかだか5年前です。東日本大震災が契機となっています。お恥ずかしい話ですが、自身も阪神淡路大震災を経験しているにもかかわらず、その時はNPOのことはあまり意識の中にありませんでした(後で、NPOが大きく増加するきっかけになったことを知りました)。
それまでは遠巻きには何となく知っているぐらいでしたが、東日本大震災で自分も寄附をし、NPOが活躍していることを身近に聞くようになったときに、たまたまネットで見たサービスグラントのプロボノのことを知り、ワーカーに登録したことが直接の契機となっています。そこから、いくつかのNPOを支援させていただくことになったのです。
私はこれまで公認会計士として、監査を通じて企業や公的機関での組織の運営状況を多く見てきました。そこで感じたことを独断と偏見になるかも知れませんが、いくつか述べたいと思います。
@代表の想いは熱いが、組織が小さい割には情報共有が案外できていない?
どのNPO法人の代表も熱い想いを持っています。それがNPO法人を立ち上げた原動力になっているのは間違いありません。それに共感している方々が一緒に運営に関与しているのもなるほどと思えるものがあります。
ただ、いろいろな関係者の方々にインタビューすると、組織が小さい割には、代表の想いとスタッフの間で、必ずしも情報共有できていないのではないかということが何度かありました。もちろん、代表とスタッフでは情報の質と量に差があるのはやむを得ません。ですが、代表の想いとスタッフの間で認識のずれが少しずつ大きくなっていくと、思わぬところで、こんなはずではなかったという事態になってしまう恐れが出てきます。
少なくとも組織である以上、その方向性と日常の業務の定期的な点検確認は折に触れて実施する必要があります。日常の業務に追われて、ややもするとそうしたことは面倒くさく、お互いわかっているのだからと後回しになっていないでしょうかという問いかけです。人のやることですから、普段から、ちょっとのことからのコミニュケーションの積み重ねなんでしょうね。
ANPO法人の情報発信にはばらつきがある?
NPO法人はその活動に賛同し多くの方々の共感を得るために、いろいろな活動をして情報発信をされています。現在では多くの情報発信のツールがあり、それの組み合わせで様々な媒体を利用しています。それはそれで良いのですが、いろいろなNPO法人の情報発信の状況を見ると必ずしも戦略的に実施しているかどうか不明なものも散見されます。
たとえば、事業報告書一つとっても、団体の活動を時系列に紹介しているに留まっていたり、団体のホームページを見ても、その団体のビジョン・ミッションを効果的に伝えきれているのか疑問に思えるようなものも散見されます。一方、これはよくできており、思わず何らかの接点を持ちたいと思えるホームページもあります。
ここら辺りは、情報発信をどのように戦略的に捉え、ターゲットとする共感を得られる人を設定し、どうすれば響くメッセージを伝えられるかについて、普段から考えているかどうかでずいぶん状況は違ってくるのではないかという問いかけです。
これらは、NPO法人運営をマネジメントの視点から見たときの印象です。まだまだあるのですが、これ以上書くと長くなり、また、反論も受けそうなので(笑)、この辺で終わりにします。また、継続してこの話題を取り上げたいと思います。
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