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復興市 [2011年06月27日(Mon)]
みんなの復興市を開催しました。

東松島市のあったかいホールで「みんなの復興市」を6月19日(日)に開催しました。当日は支援物資として提供を受けた古着や新品の衣料品を中心に配布会を行いました。食料品も400世帯に無料で提供しました。来場者は800名位の入場でした。


復興市のチラシです



会場内のようすです
震災その後3 [2011年06月18日(Sat)]
日常と非日常の交錯

 震災から今日で100日、石巻市・東松島市でも慰霊祭が行われています。私の住む東松島市大塩地区のお寺でも100日の供養が開かれました。

 この3ケ月をひとつの区切りとして、次へのスタートに踏み出そうという人たちもいますし、まだ家族が行方不明で、その気持ちが持てない人たちもいます。

 被災地は少しづつではありますが復興へ向けて進んでいます。震災の程度によりその進み方もまちまちですが、
 被災地以外の方はマスコミ報道で知る機会が多いと思いますが、マスコミは一番被害の多いところを中心に映像や報道を行います。そのため被災地すべてが壊滅していると思いがちになりますが、同じ市内でも被災程度の少ないところでは、震災前の日常(完全ではないにしろ)に戻っているところもあります。
 同じ被災地でも日常の生活ができる地域と、未だに避難生活を強いられている地域が混在しています。それも道路1本挟んで、という地域もあります。
 行政は被災地域に合わせた対応をせざるを得ない為、日常生活ができる地域へのサービスは低下あるいは停止しています。復興のためには、被災地域(非日常)への支援と被災していない地域(日常)への支援の両方が進まないと復興するのは難しいと思います。

 震災だからといって、いつまでも沈んではいられない、でも片一方では、まだ行方不明者が多数いるという現状に折り合いをつけながら前へ進んでいく必要がまります。

 東北地方は夏祭りが盛んに行われる地域でもあります。8月には、石巻地方の各地で夏のイベントが計画されています。復興の足がかりにしようという意見と、今回は中止してはという意見が対立しています。どこかで前へ進む機会を持たなければなりませんが、そのときにも被災した人々の供養を忘れないことが大切だと思います。


震災のその後2 [2011年06月14日(Tue)]
NPOネットワーク集会in石巻

6月13日(月)石巻市において、石巻地域で災害支援活動をしている地元のNPO・市外のNPOの連絡会を持ちました。5月に仙台市で行れた集会の石巻版といえます。

各団体の活動報告と助成金を提供してくれる団体(日本財団・プラットフォームジャパン・せんだいみやぎNPOセンター)の説明が行われました。

44団体80名近くの方に参加いただき、会場が一杯になりました。参加したなかでも地元のNPOの方は、災害支援を行っている団体やこれから行おうと考えている団体、またはようすを見にきた団体など立場はさまざまでしたが、皆さん集まる場を必要としていることも確認できました。

今後も定期的に連絡会を開催し連携をしていくことになりましたが、地元NPOの方々は被災した人も多く、なかには活動そのものを休止している団体もありました。

今後の長期的な災害支援を考えたときに、いかに地元のNPOの人達の活動再開を手助けし、震災復興の担い手になっていただくかが大切だと思います。そのためにも市外・県外から来ている多くのNPOの人達の協力をもらいながら被災者だけではなく被災したNPOへの支援活動をすすめていく必要があります。

そのためにも、いしのまきNPOセンターの基盤そのものの強化も必要になってきます。