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備災シンポジウム [2012年02月06日(Mon)]
 昨日は、掲題のシンポジウムに参加しました。
冒頭、主催者の大分合同新聞社、コミュニケーション開発局長の松尾さんから、今回のテーマ”いのちを守るために”大災害にどのように備えるのかを探るシンポジウムだという説明がありました。

 


 岩手日報や神戸新聞社の記者を迎えてのシンポジウムでは多くの学びがありました。

 


 岩手日報の太田代記者の言葉で印象に残っているのは、「想定外を越えた災害の時にはマニュアルは無くなり、命を守るということだけが残る。そこからは自分の判断。」

 


 神戸新聞社の磯辺記者の言葉は、「関東大震災の教訓から火災の対応、阪神淡路大震災から耐震の対応と国の対応は変わってきた。これまでの災害は同じものはない。大分で起こった場合も全く違う災害かも知れない。それとともに、高齢化が進む中、助ける人が増えているということも視野に入れる必要がある。」

 パネルディスカッションの時間は限られています。控え室で伺った内容は本当に心が痛くなります。太田代記者は、今亡くなった方がどのようにして亡くなられたのか?聴き取りを行っているといいます。

「亡くなられた方のご遺族から伺うと、”自宅にいて逃げなかった人”と、”足が悪いなど逃げられなかった人”そして、”その人達を助けに行った人”と、いう方が多く亡くなっている。」と、教えてくださいました。

 また、津波被害で多くの住民を亡くした地域では、まちづくりを地域住民で話し合い、高台に全戸移転し堤防の高さは5bで海が見えるようにして欲しいとの要望を出したそうですが、国からの補助金の規制なのか?お金を頂くための規制から、堤防の高さを10b以上にし、津波被害にあった地域を一部嵩上げして住宅を建設することに決定したそうです。肉親をもう二度と失いたくないと高台に移転すると決断した住民の意向が受け入れられないようなお金の使い方しか出来ないのでしょうか?腹立たしく思います。このような事は、本当に国民に知らされない。

このまちが再び津波被害に遭うことがないように祈るばかりです。

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