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親子で体験!災害時のココロとカラダの守り方in大分市中央消防署 [2012年02月04日(Sat)]
 今日は掲題の研修会が行われました。インフルエンザや急な用事で参加者が少なかったのですが、そのお陰でみんなが全ての体験をすることができました。
 まず、消防司令室の見学です。スモークガラスで見えなかった部屋の内部がクリアにされて見えるようになったことに子ども達は驚いていました。

 


 今現在の救急車の配車の情報や、市内各地のリアルタイムな画像の説明など、子ども達は興味深く聞き入っていました。

 次に向かったのは地震体験車です。ほとんどの方が体験したことがなく、震度7の揺れでは引率者もとても恐怖を感じたようです。地震の時にはどんなことに注意したらよいのか?などの説明を受けました。

 次は、はしご車に乗せてもらえるとのこと。。今日はお天気も良く、風がないので貴重な体験が出来ます。子ども達は恐いような…でも、体験してみたい!そんな気持ちが交錯していたようです。

 


 降りてくるときには、みんな笑顔でした。人数が少なかったので、私も久しぶりに体験させてもらいました。地上15メートルから写した写真です。このはしご車は45メートルまで延びるそうです。

 


 風もなく本当に良いお天気です。ラッキーでした。。

 次は消火器体験です。使用するのは水消火器ですが、一人で消火器を扱うのはみんな初めてです。火を消し終わるとホースを高くあげて、違うところに水をかけるなど…子ども達も慣れてきたのか?いたずらも全開です。

 今日は、本当に盛りだくさんの体験が出来ます。それからは煙体験です。煙が充満している建物に入ります。火災が起こったときにどのような行動を取るべきなのかを学びます。消防士さん達が4人一組で行動するというので、子ども達も4人一緒に入ります。最初の組は、入ってからバラバラに行動したため、入り口がわからなくなったり、4人の状況がつかめません。隊長を決め、その人の指示を受け4人がバラバラにならないように、それぞれつながっていくということを、消防士さんに教えてもらいました。要救助者がいる場合は助け出さなければなりません。指導を受けて再び、子ども達全員で中に入ります。要救助者役の消防士さんをみんなで外に出そうと力を合わせます。

 


 屋外での体験が終わると、室内で救急法を学びます。人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使い方にはみんな真剣に聞き入っていました。倒れた人を見つけたら、まず”119番”そして大人の人を呼ぶ。一人で”119番”しないとならないときは、住所と電話番号を伝える。そのことをしっかり覚えて帰ることにしました。

 最後に、今日のお礼や質問を紙に書いて、本日お世話になった消防士さんたちに渡しました。子ども達の”命の大切さを教えてもらいました。ありがとうございました”の言葉は嬉しかったですね。

 


 今日は、救急車が数台出ていきましたが、火災もなく、多くの消防士さんにご指導を頂きました。また、緊急援助隊として釜石市に入った隊長さんに、当時のお話をお伺いしました。消防士という立場と、一人の人間としての感情の挟間で大変な判断や英断を下さなければならない辛さもお伺いしました。いつも私たち市民のために活動してくださって、本当にありがとうございます。
  
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