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避難所運営訓練開催します! [2012年01月09日(Mon)]
 災害ボランティア体験型研修会を今年も1月15日(日)に開催します。今年のテーマは”避難所運営訓練”です。このことを取り上げようと思ったのは、東日本大震災支援活動に入ったときの劣悪な避難所環境に愕然としたからです。避難所は被災者が暮らしやすいように自分達で環境を作っていくという視点を持っていなかったため、地震や津波で助かった命が避難所で亡くなるという危機感を覚えました。避難所管理者は行政ですが、管理者にもその知識がなく、被災者に促すことをしていませんでした。

 実際に4月中旬のNHKの集計では、東日本大震災被災地域の避難所で亡くなっている方が500人になったと報道しています。それ以降は、全く報道されていません。つかみきれないということではないでしょうか?または、報道できない状態かも知れません。

 被災地の教訓をいかさなければ、悲劇は繰り返します。小さな事でも、少しずつ準備することが必要です。今回も”大分県災害ボランティアネットワーク”登録団体のお力を借り、体験型研修会検討委員会を11月から立ち上げ準備してきました。今回、検討委員としてお手伝い頂くのは以下の団体からです。

 日本赤十字社大分県支部 
 大分県トラック協会
 大分県LPガス協会
 生活協同組合 コープおおいた
 NPOレスキューサポート九州
 国土交通省 九州地方整備局 大分河川国道事務所
 大分県消費生活・男女共同参画プラザ

 みなさんには調査や資料作成をお願いし、当日の備品創作活動なども一緒に行っています。
 この研修会は参加者に避難所を知ってもらい、自分達で運営を担うこと。また、ボランティアとしてはそれを促し支援することなどを勉強してもらいます。時系列で進めていきますのでいろいろな問題に向き合います。これまでの研修会は、検討委員会が進める内容に参加するというようなものでしたが、今回は参加者が被災者役となり、実際に議論しながら解決方法をその場で考えていきます。正解があるわけではなく、どのようになるかは当日にならないとわかりません。ただ、これまで被災者から聴き取りしたつぶやきや問題をお題として提示していきますので、それらについて考えて頂きます。

 また、体験ですから暖房は入れません。靴も脱いでいただくことと思います。参加者の体調を見ながら、臨機応変に対応していくつもりですが、いきなり本番ではなく、訓練で体験することができるので、それぞれが研修後に準備して頂けることと思います。

 この研修会に向けて検討委員はいろいろなところで協働しています。ネットワークの連携強化にも繋がる研修会です。準備にもう少しかかりそうですが、初めての試みです、失敗を多くし、本番に失敗しないよう訓練を行いたいと思います。

 参加希望者は、上記ご案内から申込み下さい。 
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