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幼児さんから、小・中・高・大学生・大人まで学べる塾「スペースわん」での出来事や
子育て中のパパさんママさんへのメッセージ、
そして、介護中のみなさんへお伝えしたいこと、などを
つらつらと書いてみます。
安心子育て、応援したい。安心介護も、応援したい。
そんな私の学びやつながりも紹介します。
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私も時間オーバーだったよ顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)〜20数年ぶりに割り算のプリントをやってみた〜 [2021年08月21日(Sat)]
「スペースわん」は、26年前の1995年7月に開塾しました。
なので、昨年25周年を迎えたのですが、
コロナ禍でそれどころではなく・・・あせあせ(飛び散る汗)
まあ、
今まで「〇〇周年」といった行事をしたことはないのですが。
「四半世紀過ぎたかあ〜」と思うと、ちょっと感慨深いですにこにこ

この時の生徒さんは1人顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
月謝はこの時から変わっていないので、月1万円。
入会金が1万5千円なので、月収2万5千円からの出発ですあせあせ(飛び散る汗)
それでも、8月は2人、9月は4人となり、
「毎月、生徒数、倍になってるやん!」と、
楽観的な私でした顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

教室を始めるにあたり、指導者は、
「らくだ」のプリントを、生徒さんと同じようにやります。
私の場合、3月まで高校教員だったので、
プリントをやる時間がなかなか取れず、
退職した翌月の4月から、横浜の教室の通信生となって、
プリントを始めました。
その時の記録表がこれっ下指差し

20210526_151307.jpg

小1-1という「+1」ばかり50問、
目安3分のプリントから始めました。
小1-2も「+1」ばかりで、問題数が70問になるのですが、
いきなりミスしてますねあせあせ(飛び散る汗)
小1はすべて横式の足し算なのですが、
ちょこちょこミスが出ています顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

「らくだ」のプリントは、
便宜上「小1-1」というふうに学年がついていますが、
この「学年」は、学校の学年とは別物です。
問題数が多いし、目安時間がかなりキツめなので、
実際の学年の感覚よりもかなり難しい。
なので、
中学生以上でも、多くの生徒さんたちがつまずくのが、
小2 の引き算筆算や、小4 の割り算筆算や分数約分、
小5の通分が必要な分数の足し算引き算、などです。

私も、小4の割り算でミス&時間オーバーに顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
記録表を見ると、
クリアしなかったプリントのところに赤い印が。
小4-12(「÷2けた」の割り算)でミス4個になり、
(ミス3個以内でクリア)
小4-13で、目安時間12分のところ15分以上かかっています。

20210526_150940.jpg

その後も、
「ミス43個」ということもあり、
(記録表の連絡欄に「大笑いですわ」と書いてます顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

20210526_151107.jpg

クリアしないプリントに何度も出会い、
中学のプリントに苦戦し、
(立て続けに時間オーバーあせあせ(飛び散る汗)
 「2-9」というのは「中2-9」で、方程式です )

20210526_151856.jpg

10枚目でやっとクリアし、記録表に
「とうてい合格なんかしそうにないと思ってた」のに合格した!
という喜びを書いてますにこにこ

20210526_151738.jpg

月の半分以上プリントをやっていない、
という時もありつつ、
通信教育で数学を中3まで、国語を最後までやった後、
自分で数学の高校教材と英語をやっていました。
小1の前の、数字を書く練習のプリントもやりました。
それが、もう20年以上前の話です。

そして、最近、
久々に小4の「÷2けた」の割り算をやってみました!
それが、これっ下指差し

20210606_150836.jpg

はいっ、時間オーバーです顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
次のも時間オーバーあせあせ(飛び散る汗)
やっぱり、勘が鈍ってますね顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

20210606_150757.jpg

でも、4-14より4-15の方が難しいはずなのに、
4-15の方が短い時間でできてます!
長い間やってないことで勘が鈍ってはいるものの、
以前中3〜高校レベルまでクリアした経験があれば、
ちょっとやればその勘はすぐ戻る、
ということでしょうか顔1(うれしいカオ)

なぜ久々にこのプリントをやったかというと、
生徒さんに、
「時間オーバーでもいいんだよ」と伝えたかったから。

多くの生徒さんたちが、
このあたりでなかなかクリアできなくなります。
ミスや時間オーバーを「ダメなこと」ととらえると、
クリアしないことが許せなかったり、
先に進めたいという気持ちの焦りがあったりして、
クリアしないプリントにきちんと向き合えなくなります。

着実に力をつけていくためには、
ミスがいっぱい出たり、時間オーバーした時に、
必要以上に落ち込まず、
丁寧に間違い直しをしたり、
同じプリントを繰り返したり、前に戻ったり、
といったことが大事になってきます。

私は、昔、数学は大の苦手で、
高校では赤点を取ってました顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
そんな私も、大人になってから、
ミスがいっぱい出たり、時間オーバーだったり、
なかなかプリントができなかったり、
といった体験をして、
今は、中学生や高校生が
「これ、わかりません」「なんでこうなるんですか?」
と聞いてくる数学の問題を、結構楽しんで解いていますウインク

高校数学となると、かなり難しいのですが、
プリント自体が、教わらなくてもできるようになっているので、
プリントを丁寧に見て、
生徒さんにどこまでわかっているのか確認し、
わからないことを絞り込めば、
どこをどう説明すればいいのかがわかります。

「できなかったらどうしよう」という不安よりも、
「きっとできる」という自信のようなものがあるのです。

それは、小1からやって、クリアしないプリントに出会い、
クリアするまで繰り返しやったり、
間違い直しをやったりしたことによる自信だと思います。

生徒さんも、そういう自信を持ってほしい。

先日、高等支援学校に通っている生徒さんが、
先ほどの、私が時間オーバーした小4-14のプリント、
クリアしました〜拍手
クリアした時の笑顔がとてもいいきらきら
私よりも計算力がついてます!
計算力だけでなく、
さまざまなことに対する処理能力もアップしています!

小1の足し算からきちんと積み上げていけば、
以前できなかったことができるようになる、
そして、それを実感できれば、自信になる!
そのためにも、まずは、
ミスいっぱい、時間オーバー、といった、
「できない体験」をきちんとしてほしいのです。
Posted by 永田 at 21:20
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https://blog.canpan.info/kikurinferin/archive/251
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