阿曾房の、立派な木と見事なパッチワーク作品に見守られながら、
総社の名物、玉どうふを使ったスイーツ「古墳ぜんざい」をいただきました。
今夜の「みちくさ小道」は、立石さんの「やさしい民話語り」です。
愉しい、そしてじ〜んとくる民話を聴きに、たくさんの方が集いました。
弟の死を悲しみ、泣き死んで生まれ変わったホトトギスの話。
お日さんに貸した金を踏み倒されて悔やみ死に、生まれ変わった雲雀の話。
こっそりかくれてぼたもちを食べた女房の話。
ミミズの鳴き声の話、などなど…。
そしてトリは、お馴染み桃太郎の鬼退治。
しかし、今まで聞いたことのない別バージョンでした!
だって、どんぐり、ハチ、牛のくそ、腐れた縄、
こわれた臼が桃太郎の家来たちなんです。
彼らの絶妙のコンビネーションで鬼退治を成し遂げた桃太郎の、
なんとも味のある?話でありました。
民話や昔話には、人の死が頻繁に出てきます。
が、話はそこで終わらない。
いろんな動物に生まれ変わったりして、話は続いていくのです。
人の世や生きることの悲しみを可笑しさに変えて。
子供は、これから生きていく世の楽しさや原則を知り、
大人は誰もが十分味わっているであろう人生の辛さを、
笑い飛ばして和らげることができる、やさしい民話。
これからもずっと語りつがれていってほしいと思いました。
<ゴエちゃん 現場レポート>
玉どうふ「古墳ぜんざい」を食べていただきました。
甘さ控えめで男性の方にも
人気がありました。