
CASAについて[2008年11月05日(Wed)]
CASAとはスペイン語で

これは滞日外国人の方や私達でカフェの名前を考えているときに
なぜかフィリピン人の女性が「CASAがいい!」と言ったのが始まりです.
でも「CASA」には私たちの想いがたくさん詰まっています.
「家」とは誰もが大切にしているその人独自の「居場所」であり、
自分を支えてくれている家族、
または誰か大切な人と一緒に暮らす最も心を開ける「場」でもあります.
また自分の成長をともにしていく場所でもあります.
どんなところよりも気軽にコミュニケーションが取りやすい空間です.
そんな「CASA」のような空間でCAFÉを開こうと私たちは考えます.
働く人は、今この日本の社会で「居場所」がなく弱い立場に立たざる負えない
滞日外国人、障害者、ホームレス、ひきこもり、などといった様々な人たちです.
そのような人たちの就労支援の場、
コミュニケーションが気楽に取れる「居場所」としての
CAFÉとして「CASA」を開きたいと考えています.
「CASA」で働くことを彼らの最終目標にするのではなく
「CASA」で働くことを通して、
自立して就労する「力」と「自信」をつけてもらうことが目標です.
当事者自らがサービスを提供し
対価としてお客さんからお金をいただきます.
それって
あたりまえのようで実はとっても大切なことだと感じるのです.
「CASA」はそんなすてきなきっかけの場にすぎません.
このきっかけはものすごい自身につながるし
次へのチャレンジへとつながるすばらしい力になると確信しています.
社会で弱い立場に立たざるを得ない人たちをなんらかの形でみんな巻き込みたい.
複合的なCAFEという形で.
CASAがあることでいろんな可能性が広がること、
日本にいーっぱいCASAができて
みんなを巻き込みながら働くスタイルが
社会で当たり前のことになること
「支援される-する」の関係を
とっぱらった
就労を.
社会的弱者なんて言葉がなくなって
みんなが
自信をもっていきいきと暮らせる社会がおとずれたら…
すてきです.
みんなを巻き込める存在が「CASA」である,
そんなCAFEを作ることを目指します.
とってーも大きな夢であり
長い時間を要することです.
まずはその第一歩として
私たちは滞日アジア人女性の就労支援を行う
CAFEを作ります.
エンターテイナーのバックグラウンド
日本がしゃべれても読み書きができない
言葉の壁、心の壁、偏見、無関心
様々な理由で彼女たちは働く場所が極端に限られてしまいます.
でも彼女たちはとってもおいしい祖国料理がつくれる
という誰にも負けないすばらしいスキルを持っています.
そのスキルを特別な訓練なく活かせる職場をつくるため
そのためにCAFEの調理者として
働いてもらおうと思います.
メニューは日替わりで毎日調理者が変わることで
国食豊かな料理を食べることができます.
おいしい料理をたべてもらうだけでなく
そこに来るお客さんからメッセージを
発信してもらいたいとねがいます.
そしてedgeにてこの提案をさせていただき
自分たちの想いをより多くの人に
伝えたいと思います.
どうかご支援よろしくお願いいたします.