「特定非営利活動法人けしごやま」のブログ

今日の気がかり

明日の天気

ピーカンに晴れてください。

刈取りを急ぐ理由は
「あさひ」
という品種にあります。

近隣では、「あさひ」米は
食味が良いとの評判です。

ただし、栽培収穫などには留意点もあります。
その一つが、
刈取り適期が短く、
過ぎると脱硫が多い
という性質です。

ほかには、
肥料を施すと茎丈が増え
倒伏をしやすい
というのもあります。

元々、無肥料無農薬なので
倒伏のリスクは避けていますが、
脱硫の多いリスクは残っています。

コンバインが旧型で小さく
時間当たりの作業量は小さいので、
作業時間を増やすため、
雨上がりなど水分量では
不利になる状態でも
刈取り出来れば行います。

小規模農家の宿命だと思います。

安全で美味しい米を届けるため
出来る努力を積み上げています。

今日の刈取り分の水分は
20.5％
でした。

一昨日の刈取り分は
25％程度
でしたので、
乾燥時間は大幅に短縮されます。

天候で大きく含水量がかわりますので、
出来れば晴天乾燥後の収穫をと思いますが、
諸般の事情で刈取りを急いでいます。

今年増えた文明の利器です。


コンバインで収穫した籾を
軽トラ上のフレコンに入れ
倉庫まで持ち帰り、
電動ホイストで吊り
製品名バネコンという道具を
使って乾燥機に移送します。



バネコン出口の様子です。

乾燥機に投入しています。

昔は25ｋｇ程度入る袋を
人力で作業していましたが
現在は非力な個人でも
道具を使って作業が出来ます。

刈取り・乾燥だけだと50％あたりかと・・・。

やっと安定しそうな天候です。

圃場表面の水分が安定したら
稲刈り再スタートです。

こちらは色彩選別機です。

玄米等を
ゲーム等でおなじみのカメラで写し
色で判別し
空気圧力で不具合品を味き出す
という熱が出るほどデリケートな機械です。

道具の仕組みなども安定してきて、
中古機械でもそろそろ実用レベルに
なっているようなので
買ってみました。

空気圧を調整する道具が
正常に動かず、
交換の要ありと判断して
手配中です。

先日の井戸ポンプトラブルに際し
砂とりの必要性もあると
思い当たりました。

現在、120番ほどのメッシュフィルターを
取り付けていますが、
うまく機能しているか疑問点もあるので、
以前いただいた　砂とり機を思い出しました。

何年も前の製品らしく、
鋳物ボディにステンレス板加工の砂とり部と
私好みの品物です。

メッシュ換算だと何番くらいかと
思わず考えたくなるほど粗い目です。

重量は驚きの6ｋｇ！

　　　先人は凄い！

慣れてきましたが、
小雨や乾燥機のマイナートラブル、
籾移動道具の調整など
新しい道具への対応に
少しの戸惑いがありました。

この場面での不安定な天候に
少し心配な部分が出てきそうです。

少雨の為中1日休み、
3回目はコンバイン能力からみれば
かなりの健闘、面積もはかどりました。

籾水分量もかなり少なく順調でした。