「特定非営利活動法人けしごやま」のブログ

先の日曜日は近隣農家組合ほとんどが
用水路の掃除、通称「川掃除」がありました。

圃場がある場所の上流側の掃除が一般的です。
昔は（今でも年配者は）蒸留側が下流側に
「水を送ってやる」意識が強かったらしいです。

そう言えば、時代劇などでは、
水の取り合いが争いに発展する場面も登場します。

現在は、真剣味も薄れ、ハードなピクニック程度の
感覚ですが、田舎？になるほど、義務出席感が強くなります。

離れた圃場の川掃除に何年か出席していますが、
調整が遅れ、無返信のまま参加しました。

世話係の水利委員さんに無返信をお詫びしたら、
「町内会長さんが、あいつが来ないと言わないのだから
　きっと来る、と言われていた。」
とのことでした。

意外と信用あるなと一人密かに喜んでいました。
　数年前に我慢出来ず強く異議申し立てした経緯もあり、
　悪い印象しか残っていないはずとの認識でした。

暫らくして、会長の発言「あいつは来る」の意味らしいものが
わかりました。

出席者には弁当が出るので、
過不足ないよう出席者数を把握する要があったようです。

「あいつは来る」は
「（弁当があるので）あいつは来る」
ではなかったのかとも思うようになりました。

　　春日八郎の「嬉しがらせて泣かせてくれた」歌が
　　頭をよぎりました。