成れの果て
[2020年12月05日(Sat)]

約30年前に調子にのって買っていた
ドイツのワイン。
当時を思い返してみると、
真っ最中は過ぎていたようですが、
バブル後期だったようです。
貴腐ワイン・アイスワインなどより
上位のランクの品で、ハーフボトルでも
結構な値段だったんだろうなと
朽ちたコルク栓からこぼれた中身で
汚れたラベルを観ながら思いました。
不思議と惜しみ悔しさなど殆ど感じず、
今これを買うお金があったら、
堆肥か種か何を買っただろうと
考えました。
年齢か立場か、
当時欲しかったものと
今欲しいものが違うことは明らかです。
どちらも自分です。
世相の変化だけでは説明出来ない
自分の変化が感じられ、
お金は減りましたがいい意味で
自分を取り巻く全ての環境に
大きく感謝しています。
健康を始め、家族・地域の人たち・職場の人達
皆さまのお陰で
やりたい事が出来ています。
自分の我儘の部分もありますが、
周囲の人の健康や気持ちに
少しでもお役に立つよう
毎日気を引き締めています。