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「特定非営利活動法人けしごやま」のブログ

岡山県岡山市東区で活動中のNPO法人けしごやまのブログです。


すっきりしない「おかやま地鶏」 [2019年12月25日(Wed)]
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ほぼ一巡した地鶏関係の問題点です。

初期の問題点はほぼ解決し、
餌の確保・種卵なども持続可能な状態に入りました。

唯一未解決なのは満足な金額の販路です。
 が、これも愚直な時間の積み重ねが
 解決してくれると信じています。

更に深い問題が沸いてきました。

   心に関係する部分です。

   動物・植物を問わず、
   私達は他の生物の命を邪魔せず生きることは
   大変困難です。
   植物の種子だけを食糧にすれば
   殺すという感覚から逃げられるかも知れませんが、
   現実的には難しいと思います。

   ビーガンという方たちもいらっしゃるようですが、
   植物を殺して食べることは否定しないでしょう。

   「おかやま地鶏」を飼養・販売する限り
   誕生から殺処分・販売までが受け持ち範囲になります。

   他人に作業を委託しようとも、
   私の指示の下で行われることに変わりありません。

   無抗生物質・無ホルモン剤・無遺伝子組み換え作物・・・
   どんなに美しい言葉を並べても、
   「他者の命の上に成り立つ商売」に変わりありません。

   見方によれば、同業他社より高い値段での販売のため
   身に着けた衣服みたいなものです。


   スタート理由の一つに
   「安全な食材の提供」
   がありました。

      現在小学生の孫が小麦粉アレルギーで
      苦しむ様子を目の当たりにした時の驚きは
      生涯忘れられません。

 少しでも安全な食材を提供するため
 気持ちの部分で抵抗ある仕事が
 少しだけノリが悪くなっています。
Posted by fujiwara at 00:00 | | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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