醤油になるか2(13/1000)
[2022年12月24日(Sat)]
久々に感じたプロ職人の誇り・・・。
ほぼ1ケ月前、
頼んでいた醤油を搾ると連絡があり、
同好の士と共に醤油屋さんへ
見学にお邪魔させていただきました。
聞いていたことも、
見せていただいて立体的な知識に変わりました。
匂いも雰囲気も聞くだけでは
理解の及ばないことまで
情報が智慧にまで変わった氣になりました。
そろそろ搾ったものが
容器に入るころではないかと
連絡してみたところ
「(味の)角がとれるまで待たせてくれ」
との事でした。
自分の都合で年内に引き渡しや支払いなど
完結させたかった私は恥ずかしい気持ちになりました。
「満足いく品物を客に渡したい」
言葉は違いますが、
そこに日にちやお金の都合など
醤油屋さんには小さな事でした。
日にちの事を伝え忘れたとのお詫びの言葉も
私には恐縮の限りで、
お金を払えば客には違いないけれど、
仕事に対しての姿勢には
自分の遠く及ばない知行合一を
見せつけられた一コマでした。
これが日本の職人の心意気なのでしょう。
勉強させていただき、
永くお世話になりたいと
思わさせられました。
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