こども達の応援団のひとりとして [2008年04月11日(Fri)]
病院という場所は、「病気を治すため」とは言え、こども達と家族が、多くの理不尽な苦しみと痛み、不安や悲しみと向き合う場所です。「元気になること」ことだけではなく、「こども達の“いのち”と“こころ”の輝きを育み守ること」を願う家族の思いを、病院スタッフがしっかり受け止め、家族の気持ちに添って“伴走”することができるなら、闘病生活の苦しみを無くすことはできなくても、少なくとも、ほんの少し柔らかく、軽く、小さくすることはできるはずです。そして、その受け入れ難い体験の中にも、「宝物」や「贈り物」だと感じられるもの見つけてゆく、こども達と家族の“思い”と“生きる力”をサポートしていくことができるはずです。
病院の中でも、病院の中だからこそ、こども達と家族の”大好き”と”いつも”の世界を大切にしたい・・・ほっと安心できる場所、笑顔になれる時間、“だいじょうぶ”と思えるかかわり、“宝物”に出会える環境を守りたい・・・。今まで日本とアメリカで出会った多くのこども達(治療を終えて元気になったこども達、そして、天国に旅立ったこども達)のかけがえのない“いのち”と“こころ”の輝きを胸に、“今闘病中のこども達”のためにCLSとしてできる取り組みを、ひとつひとつ心をこめて積み重ねてゆきたいと思っています。 fumi ![]() |