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怒り [2011年09月04日(Sun)]

チャイケモの活動を始めた理由、、、それはいろいろありますが、そのうちの一つは、残念ながら怒りです。

いつまでたっても改善されない、医療者の過剰労働に対する怒りもあります。
しかしそれよりも、適切な治療をされていない小児がんの子どもがいることに対する怒りの方が大きいです。
このことは、現在闘病中の方に余計な不安を与える可能性があるので、あまり言及してきませんでした。
しかし、以下のページで、一般の方々向けの講演で、高名な先生方が言及されています。
http://www.cancerchannel.jp/posts/2011-04-16/4129.html
http://www.cancerchannel.jp/posts/2010-07-25/983.html
約20年前になりますが、私自身も適切な治療を受けていません。
https://blog.canpan.info/kemohouse/archive/539 参照)
そして、医師になってから、同じようなミスをされた、悪性リンパ腫の子どもを診たこともあります。

医師の中にも、小児がんに関する正しい知識を持っていない方が多いのです。
一つの病気に対する正しい治療法は、1つではないので、間違った治療だと断言するのは困難です。しかし稀にですが、明らかに間違った治療をされていることもあります。
このような事がおこる背景には、2つの理由があると思います。

1つ目は、医療者の小児がんに対する間違った認識です。
大学病院で働いていた時、紹介してきた医師に、「今度からはもっと早く紹介してほしい」と伝えると、「こんなこと滅多にないですから」と笑いながら言われたり、他科の医師に治療法の相談をしたときに、「どうせ、治らないんでしょ」とか言われたりしました。
二人とも完治しています。

2つ目は、世間一般への小児がんに関する情報不足です。
まさか自分の子どもが小児がんになると思っていませんし、そのことだけで動揺していますから、どの病院で治療したらいいのかわかりません。そして、その情報を得ようと思っても、全くの素人には病院選びは難しい状況です。

このような状況を改善するためには、小児がんの啓発活動、小児がん治療病院の集約化が必要です。

s.kusuki
(Just giving 挑戦中 http://justgiving.jp/c/7074 )

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