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再会 [2009年01月16日(Fri)]

急に寒くなり、インフルエンザも流行していますね、、。

冬は小児科救急外来がいつも以上に忙しくなります。

約6年前に大阪の某市民病院の夜間救急外来をしていました。
いつものように、次から次へと患者さんが押しよせてきました。

あるとき、子どもの病状説明をしているにもかかわらず、お母さんがじろじろと私の顔を見てきました。
そして、カルテの診察医のところに「楠木」と書いてあるのを見て涙ぐみました。
「先生って、あの楠木くん、、」

一瞬「え、、誰」と思いましたが、お母さんの顔を見てすぐに思い出しました。
私が入院中に御世話になった看護婦さんでした。

私は看護婦さんとの関係は非常に険悪でした、というか私が一方的に嫌っていました。
医師になってから、あの時の私以上に態度の悪い子どもを見たことがありません。
その看護婦さんにも、ほとんど返事もせず、困らせていたと思います。
それだけに気まずい思いをしながら、お子さんの病状説明をしたの覚えています。

その元看護婦さんは、自分の子どもの病状説明もろくに聞かず、外来に付き添っていた看護婦さんに「よろしくお願いします」 と私のことを頼んでいました。
外来の看護婦さんは、何のことかわからず「当直に来てるだけで、この病院にいつもいる先生と違いますから、、」と困った顔で答えていました。

私の入院生活は納得のいくものではありませんでしたが、当然私のことを嫌っているだろうと思っていた看護婦さんが、実は温かく見守ってくれていたことを知り、気持ちが救われました。


s.kusuki
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