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“いのち”と“こころ”の輝き [2008年03月26日(Wed)]

言葉も笑顔もなくしたこども達の瞳の奥にかすかな、でも確かな輝きが戻る瞬間があります。体はどんなにしんどくても、小さな手を伸ばし、楽しみを求める瞬間があります。今まで、周囲の期待に応えて、一生懸命“いい子”になって頑張っていたこども達が、あそびの中で緊張やプレッシャーが和らぎ、以前の体験について「本当はこわかった」思いを語り出したり、ほっと安心して初めて流せる涙があります。医療体験をあそびの中でリハーサルしたこども達が、「これ、知ってる!」「くまさんと一緒や!」と、安心感と克服感を持って乗り越え、自信と誇りを持って振り返る笑顔があります。処置を拒んで、周囲には「受け入れが難しい」と思われていたこども達が、実は、心の中で少しずつ体験に手を伸ばし始め、人知れず育んでいる勇気と信頼の“つぼみ”があります。

“ありのまま”が受け入れられる環境と適切なサポートが、恵みの水や陽の光となって、つぼみを育み、“その時”を待って、花を咲かせます。一見何気ないあそびや会話の中で、少しずつ、少しずつ、不安や恐怖が和らぎ、少しずつ、少しずつ、安心感や自信や信頼を育み、戸惑い揺れながら、そのこどもだけのペースと形で、闘病体験を受けとめ乗り越えて、“いのち”と“こころ”を輝かせながら生きる、ひとりひとりのこどもの繊細なプロセスです。(つづく)

fumiクローバー
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