移植2 [2008年02月18日(Mon)]
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移植中、たったひとつだけ救われたこと。。
小児科病棟で、一番仲良しのお母さんとお子さんがこの病棟で治療中でした。 そのお子さんはとてもしんどい時期でしたし、私も慣れない環境にストレスフルな毎日を送っていたので、よく廊下の隅で色々と思いを吐き出し合いました。その環境がなければ乗り切ることはできなかったと思います。(Fさんありがとう!) 1週間後、ものすごく広い個室にお引越しとなりました。普通の個室が二つくっついたような大きさでした。 まずは、迷惑をかけるかもしれないというストレスからは解放されました。 そして、イヤホンでテレビの音を聞くことができなかった娘は(小児科病棟ではみんなイヤホンなしです)アンパンマンの声をやっと聞くことができて喜んでいました。私も大好きな音楽を聴くことができるようになりました。 主治医の先生と数人のヘルプの小児科医で試行錯誤し、ベッドの向き、場所、などセッティングしてくださいました。「お母さんのベッド、ここでいいですかぁ〜?」「もうどこでもいいわぁ〜」と少し投げやりな気持ちにもなりました。 が、娘のベッドは、ドラマで見るビニールカーテンで覆われはじめました。それを見ると「いよいよだ、、、」と覚悟を決めなければならない気がしました。 入室前に、部屋は徹底した消毒がされました。 向かいの部屋にはFさんが入室していました。ときどきFさんはこちらの部屋まで遊びにきてくれました。ちょっとした憩いのひとときです。 Fさんのお子さんは移植後のGVHDでとても辛い毎日を送っていました。Fさんはいつも泣いていました。「この子には今何も楽しみがない、、毎日毎日しんどいだけで、前は言わなかったおうちにかえりたいばかり言うねん、、そのほかは笑うこともなく、起き上がることもなく、嫌なことばっかりされて、、」と。私は明日は我が身という気持ちで、懸命にFさんの気持ちを受け止めるように努力しました。 s.kusukiは、別病院に行ったにもかかわらず、こちらの病院に用事があり来ることがあったそうで、マメに病室まで来ては、話相手になってくれました。今までの経過を知っていてくれる人の存在はとても大きく、精神的にとても救われました。 Sは造血幹細胞移植をすることになりました。臍帯血移植バンクからの到着を待ちます。 タイミングをぴったり合わせるため、1週間かかる移植前処置がいよいよ始まります。 つづく |




