移植 [2008年02月15日(Fri)]
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年が開け、いよいよ移植の為に移植病棟へお引越しをすることになりました。
いつの間にか、部屋には生活用品や着替え、おもちゃなどものすごい量の荷物がありました。その荷物を何度かにわけ、階が違う移植病棟へのお引越しです。 不安な気持ち、逃げ出したい気持ち、色々な気持ちの悪い思いを押し殺しながら、荷物を運びました。 最後の荷物と、Sを迎えに小児科病棟へ戻りました。「しばらくの間のお別れ」と担当の看護師さんと少し話をしました。「頑張ってきますね!」エレベーターのドアが閉まるまで、その看護師さんは心配そうに手を振っててくれました。 最初の移植病棟の印象はとても物々しい雰囲気だったということです。 セキュリティも万全。病棟へ入るまでにものすごい分厚いドアが嫌な音を立てて自動で開閉しました。小児科と違って大人の方がほとんどで、ものすごく静かでした。 最初は4人部屋へのお引越しとなりました。 周囲のベッドにはわたしと同年代くらいの3人の女性が入院されていました。 その中に急に小さな子どもを連れた親子が入ってくることは、どんなに迷惑だっただろう、、、と今更ながらに思います。 やはり同じような病気をお持ちの方々でしたので、日々元気なようには見えますが、ちょっとしたことで、体調を崩されたり辛い思いをされていました。 中でも、申し訳ない、、、と思ったのは3人中2人の方がお子さんをお持ちの方でしたので、色々な複雑な思いをされるだろう、、、ということでした。 とにかく、個室へ移動するまでの1週間はひたすら、物音立てずにひっそりと過ごすように気を使いました。Sもできるだけ泣かさないよう、大きな声で話さないよう日中は廊下に出たりと神経を使いました。 まず、最初に担当の看護師さんから移植へ向けての注意や覚えのお話がありました。 何もかも滅菌処理をしたものを使い捨てるということでした。ティッシュペーパーもストローもスプーンもコップも滅菌処理をするためにたくさん買い、処理をお願いするために提出することになりました。 次にベッド柵に頭をぶつけるだけでも血が止まらないようになるかもしれないとのことで、ぶつけても大丈夫なように何か対策を。。。とのことでした。お風呂の下に敷くウレタンマットを柵にくくり付けました。 使うものの何から何まで滅菌もしくは消毒をしました。おもちゃも毎日消毒しなければなりませんでした。おもちゃは毎晩消毒液につけました。なので、おもちゃの種類は消毒液に漬けることができるもの、清潔を保てるものに限られました。 アルコールの入ったスプレーボトルを常備することになりました。 常に神経を尖らせておかなければ失敗してしまう、、、しかもその失敗は娘の命へと直結する。というものすごいプレッシャーを感じました。 つづく |




