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社会への公開と還元 [2007年11月27日(Tue)]

私の義妹がハワイで暮していた時、米国人の友人たちにセントジュードのことを尋ねると、殆ど全員がこの病院のことを知っていたという話を聞いたことがあります。有名なのは知っていたのですが、そこまでだというのには少し驚きました。

院内を歩いていると、毎日のように見学ツアーの人たちを見掛けます。2人組くらいから大人数の団体まで様々ですが、職員が引率して院内を回り、時々立ち止まっては説明をしています。見学の人たちも真剣に耳を傾け、熱心にいろいろ質問をしています。病棟や外来診察室には私自身も入れないので分からないのですが、恐らくそれら患者さんの治療に影響のある場所以外を見学しているのでしょう。こちらに勤務し始めた直後は、「メンフィスは名所も少ないから、セントジュードが観光ツアーの中に組み込まれているのだろうか?」とも思っていたのですが、どうもそうでもないようで、この病院に寄付をしてくれたり、各地でボランティアとして支えてくれたりしている人たちのようです。

また、院内では、私たち研究者や医師のためにさまざまなセミナーが催され、勉強することが出来るのですが、これらはインターネットで全世界に無料公開されています。小児がん等に携わる医療従事者であれば、登録・承認されることで、以後これらを録音音声付のスライドで視聴することが可能です。私がこのことを紹介した日本の小児科のドクターも登録して、勉強されているとのことです。

寄付で支えられている病院ですから、社会に出来る限り公開・還元し、そのことにより病院への理解をさらに深めたいということなのでしょう。

by Hiro, in Memphis

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