クリニクラウン [2007年11月26日(Mon)]
初めまして、阪大病院で小児がんの子供たちと共闘している吉田といいます。
17日のチャイケモイベントにスタッフとして参加させていただきました。 当日は日本クリニクラウン協会の方々もブースをかまえていらっしゃいました。 ブースで「クラウン(道化師)」の赤鼻を販売していましたので、一つ購入し、 先日、子供たちを診察するときに早速使ってみました。 ![]() どう反応していいのかわからず、赤鼻を凝視したあと、 赤鼻を奪い取り、放り投げる子もいれば、 「それ何?」と興味を示し、自分でもつけて母親に写真を撮ってもらう子もいました。 子供の反応は様々ですが、親御さんにも喜んでもらえた気がします。 昨年の「小児がん学会」において、日本クリニクラウン協会の塚原成幸さんの 講演を聴き、阪大にも「クリニクラウン」を招待したいと思っていました。 今日の子供たちや親御さんの反応を見て、 「本物」の「クリニクラウン」を是非阪大に!という思いを強くしました。 「幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい」(アラン) 辛いことが多い入院生活だからこそ、少しでも素直な気持ちで笑える時間が必要だと思います。 吉田 寿雄 |