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アルバート・プホルス選手 [2007年08月02日(Thu)]

今日は私の大好きな野球の話です。ここメンフィスにはレッドバーズというプロチームがあります。ダウンタウンのすぐ横を流れているミシシッピ川を300マイル北に行ったところにあるセントルイス・カーディナルス傘下のAAAチームで、現在カーディナルスでメジャーリーグ史上通算勝利3位の名将トニー・ラルーサ監督の全幅の信頼を得、ここ一番の勝負どころで攻守に起用され、期待に応える本当に良い仕事をしている田口壮選手も、渡米直後の2年間は主にこのチームでマイナー生活を送りました。

そのようなわけで、こちらでは自然とカーディナルス・ファンになっています。そのカーディナルスで不動の3番ファースト、押しも押されもせぬチームの中心打者なのが、アルバート・プホルス(Albert Pujols)選手です。27歳、身長190.5cm、体重104kgの大男、背番号は「5」。2001年のメジャーデビュー以来6年連続での3割・30本塁打・100打点は史上空前の記録で、この若き右打者がいなければここ数年のカーディナルスの隆盛、そして昨年のワールドシリーズ制覇はなかったと言っても過言ではないでしょう。そのプホルス選手に、とても良い話があります。

ドミニカに生まれた彼は、貧困のどん底に育ちましたが、野球のお蔭で奨学金を得て、16歳でアメリカ・カンザスシティーに移住しました。18歳の時、彼はカンザスシティーのラテン・ダンス・クラブで、21歳のデイドルという女性と出会い一目惚れしました。彼は自分の年齢に嘘をついてデートにこぎつけ、何とか交際へと発展させることが出来たそうです。やがて彼は本当の年齢を告白。すると、デイドルも「隠していたことがある」と打ち明けました。 実は彼女にはイザベラというダウン症の娘がいるというのです。彼はそんな2人を心から受け入れて結婚し、メジャーリーグ屈指の有名選手となり、2005年にダウン症児とその家族の生活を支援するための基金を設立して、ダウン症の子供たちへのチャリティー活動を続けています。敬虔なクリスチャンでもある彼は、現在年俸の10%を寄付しているそうです。

http://www.pujolsfamilyfoundation.org/

まさに、気は優しくて力持ちという表現がぴったりですが、この話を聞いてから、打席に立つプホルス選手がますます頼もしく見えるようになりました。

現在、チームはナショナルリーグ・中地区3位。首位ブルワーズにはかなり差をつけられていますが、彼の頑張りによる奇跡の逆転、地区4連覇、リーグ・ワールドシリーズ連覇を信じて応援しています。

by Hiro, in Memphis
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