「かぁさん、家にかえりたい。」 [2007年05月15日(Tue)]
![]() わずか2坪の空間。置き場所のないおもちゃや生活用品。 この狭い空間で、小児がんの子どもたちは半年以上にわたって病と闘いながら、遊び、学び、そして、心身ともに成長していかねばなりません。 付き添う親に与えられた小さな簡易ベッド。隣と隔てるのはたった一枚の薄いカーテン。 熟睡できず疲れた身体で、隣を気遣いながら、わが子を案じ、いたわり、励ます親。 親子ともどもあふれ出る感情を押さえ込み、じっと我慢している空間。 離れている家族にも思いを馳せる空間。 「夢の病院は家です」 家には、この狭い空間にはない、本当は当たり前の「幸せな事」がいっぱいあります。 *この写真とメッセージは、チャイルド・ケモ・ハウスの新しいパンフレットに掲載されています *下のファイルをクリックすると、大きな写真をご覧いただけます。 |