お薬 @ [2007年01月10日(Wed)]
さて、今回はお薬がテーマになっています。
薬の処方、内服指示などの仕方はそれぞれ病院によって、違ってくると思いますが、私たちチャイケモ家族WGは、自分達の入院した病院で、子供達が経験したことを書きました。 ですから、読者の皆さまには、少し違和感を与えてしまうこともあるかも知れませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 今日は、よしこちゃん、夕子ちゃんの書いてくれた闘病記です。 何より「苦い」「まずい」お薬は飲む子供が辛いのは当たり前ですが、飲ませる親の苦労も並大抵のものではありません。 自分が飲むより辛い、、、 代わってあげたい、、、 もっと良い方法はないの、、、? そのような気持ちで子供にお薬を飲ませる親は珍しくないと思います 病気には欠かせない「お薬」。 これは本当に幅広く課題の多い分野です。 どうぞ、ご自分の身に置き換えて、お付き合いください。。。 薬(よしこちゃん) 長男が4歳のときに入院していたとき、低菌(抗がん剤の副作用により白血球が減少し、抵抗力が低くなっている時)になったら「ファンギゾンとアミカシン」という恐怖のシロップが届けられました。この薬を飲まなければ、何回でも飲みなおしをしなければならず、親子でかなり苦しみました。 しかし、数年後の再入院のときには、もうこの薬は飲まなくても良いものに変わっていました。いったいあの苦しみは何だったのだろう、、、と、とても悲しくなったのを覚えています。 バクタも飲みにくい薬のひとつです。このような本当に飲みにくい薬に関しては、検討していただき、変えられるものは変えて、それでもどうしてもその薬が必要ならば製薬会社に改善をお願いすることはできないのかと思うのですが… 薬(夕子ちゃん) 薬についてですが、そんなに嫌がることなく何でもきちんと飲んでくれていました。しかし、ただひとつ、『シプロキサン』だけはどうしても飲んでくれませんでした。それまでは「病気をやっつけるためにはお薬飲もうね」というと、ちゃんと飲んでくれていたのですが、この『シプロキサン』だけはダメでした。挙句の果てには吐き出してしまうのです。あまりにも嫌がるので少しなめてみると、それはそれは苦い薬でした。これは大人でも粉で飲むのは難しい薬でした。 処方だけして苦くて飲みづらいとか、こういう風に工夫して飲ませてくださいなどの説明もなかったことにも腹が立ち「先生は飲んだことがあるんですか!!」と食って掛かったこともありました。そのときに「飲めませんでした?」と言われました。 本当は飲ませなくてはいけない薬でも子供にとって吐き出してしまうほど苦い、飲みづらい薬があるんだということを頭に入れていてほしいと思いました。 まさみさま |