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真理とは何か [2013年02月16日(Sat)]
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真理とは、金とか地位とか名誉とかに関わらず、いつの時代に生きようと人として求めなくてはならないもの。

これ、映画レミゼラブルを見て思ったこと。

人は時に罪も犯すし、人助けもする。
飢えれば人のものを盗んででも
生き延びようとする。
妹のためにパンを盗んだ少年は
19年間も牢獄で暮らし、
生きる術が分からなくなる。
しかし彼にひとりの人間としての尊厳を神父さまが与える…。

怒りが鬱積すれば暴力に繋がる。
殺し合いもする。
騙し合いもする。
かつての、約200年前のフランスを舞台に描かれた人たちが、今の私たちの何ら変わらないコトに驚く。

でも再認識したのは、今目の前にある仕組みや制度、法律なんてものは、あれば便利だからと長年の歴史の中から生まれて来たもので、改めて思ったのはそんなもの真理にはかなわんと言うことだ。

仏教の世界では全てをあるがままに受け入れるけど、映画に描かれたキリスト教世界では、時に人は善人にも悪人にもなるという話で、全く同じ世界を描いていたに過ぎない。

併せて、昨日まで正義だったものが、今日から悪になる…そんな価値観のシフトが70年毎に起きるというけど、正に描かれた革命の時代は、現行の制度からこぼれ落ちた人たちが自分達の権利のために政府に対して立ち上がる状況な訳で、改めてこの映画が流行っている今の日本の先行きが少し心配になる。

私は真理を求めたいと思う。
与えられた使命を果たしたいとも思っている。
真理に向かう時に色々と障害になるものは、一切、気にしないことにした。
やはり、私は、次世代の子どもたちのために出来るコトを精一杯やらなきゃならない。

もしこの映画を友人と一緒に見に行っていたら、ルビコン河を共に渡れただろうか…。
結果、見に行くこと無く賽は投げられたのだ。

Alea jacta est.

私は感覚を研ぎ澄まし、また全力で頑張って行かなきゃと決意した。
明日も勉強会に参加。努力、努力…。