3月野外例会(1) [2012年03月25日(Sun)]
3月野外例会 (1)
前日の風は何処へやら今日3月22日は、気温も15度に上がる予報のもと南窓会恒例の野外例会のマイクロバスは、参加者28名を乗せて午前9時に出発しました。 行く先は江東区有明にある「東京臨海広域防災公園→ゲートブリッジ→葛西臨海水族館」です。高速道路を順調に走ります。彼方にスカイツリーを望みなどして、次第に視界が開けレインボーブリッジを渡り東京湾が目に入ってきました。フジテレビを右手にお台場を眺め、ビッグサイトを左手に眺めてゆりかもめ「有明駅」のすぐ前にある防災公園に着きました。 東京臨海広域防災公園 (上の写真はインターネットから) 此処の本棟である防災体験施設に入ります。赤い大きなボードの前に集合。とても声の良く通る女性職員さんから説明がありました。 この施設を備えるにかけて「そなエリア」と言う名前であること。 ここは首都直下地震等の大規模な災害発生時に、現地における被災状況のとりまとめや災害応急対策の調整を行う「災害現地対策本部」等が置かれるところであること。 一般に人たちがさまざまな体験・学習・訓練を通して防災への関心を高め災害に対応できる知識や知恵、技術、自助、共助の心を習得する場などなど。 東京直下72hTOUR もし大地震が起きた時は国や自治体などの支援体制が十分に整うまでは、自力で生き残らなければなりません。その目安は3日間、72時間といわれています。 以上のような説明の後、いよいよ体験ツアーになりました。エレベーターの前まで誘導され、大きい手帳くらいの器械を渡されました。(ニンテンドーDS)首から下げられるようになっています。指示に従ってふたを開けました。ふたを開けられない人もいてガヤガヤ。クイズに答えながら生き抜く知恵を学ぶ防災学習体験ツアーの始まり!! 72時間どう生き残るか? 東京湾北部直下マグニチュード7,3、最大震度6強の地震発災という想定でした。 DSの画面にコーヒーなどの空き缶・ガムテープ・ポリラップの絵が出て、あなたはこの中で何を持って逃げるか? 次の画面、エレベーターに乗っているとき地震が起きました。Q全部の階のボタンを押して止まったところで逃げるQ救援が来るまで待つとあり正しいと思った方を指でタッチしますと、正解、不正解が出てきます。そして説明が画面に出ます。 発災 エレベーターに乗るよう指示が出て乗り込みました。南窓会の方全部入るほど大きいエレベーターです。「わー大きいんだ!」ドアが閉まって動き出しました。急にドシンと揺れパッと暗くなりました。非常放送で地震です。 脱出エレベーターから降り、停電した細く薄暗い従業員通路を避難誘導灯と非常放送に従って出口を目指します。途中照明が消えたりします。ちょっと緊張しますよ。と屋外に出ました。 再現被災市街地 音響・照明・映像により余震が繰り返すジオラマの中をクイズに答え注意事項を確認しながら歩きました。 (上の写真はインターネットから) コンビニの前にこんなステッカーがありました。帰宅困難者支援のステッカーです。 私は初めて見ました。また情報を早く正しくキャッチできるようになどもありました。 避難場所 危険な市街地を抜けて安全な避難場所にたどり着きました。そしてクイズの結果もDSにでました。私は80%で生存可能でした。でもイザとなったらどうでしょうねえ。 展示されているテントや救命方法AEDの使い方などを見学し、最初のクイズ空き缶はランプの代用、ガムテープは避難先などを記入して貼ることに利用等が分かりました。 (上の写真は皆川様撮影) 「2階に上がって映画を見てください」と案内があって移動しました。 どなたかが「あれ?エレベーターに乗ったのに1階だったのね?」そう!上手くできていましたよね。 2009年にフジテレビなどで放送されたアニメ「東京マグニチュード8,0」をこの施設用に編集し映画を見ました。マグニチュード8,0での家具の転倒とか市街地の崩壊をみて、昨年の東北大震災はマグニチュード9,0でしたから、改めてその凄さを思いました。我が家の備えは?足りないなあと反省しています。 12時でツアーを終わりゲートブリッジ目指して出発しました。(つづく) なお今回私の写真が少なくて、一部皆川様に提供して頂きました。 (文責:宮ア) |
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ミセスミヤ
at 09:00