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風をあつめて

不登校・ひきこもりの支援活動をしているNPO法人フリースクール阿波風月庵の代表をしているかぜさんです。この活動で色んな若者やその親御さんと会いました。人の心っておもしろいです。僕自身も活動の中で、生き方がどんどん楽になってきました。そんな不思議な心の話をしてみたいなあ!


古希を祝うには、このウィスキィ [2021年03月31日(Wed)]

この3月で70歳になりました。
ここまで生きてきたことに感謝と、生きてきたことの不思議さを驚くしかありません。

誰かに祝ってもらいたいという気持ちもなく、自分が自分への感謝と身体や心や魂へのお礼を兼ねて、以前より自分のボトルとして呑んでみたいウィスキィがあったのです。

1年前の引越し以前は、北島町で住んでいました。
その隣町の松茂町には、素敵な飲み屋さんや小料理屋さんがいくつもあり、奥さんと2人でよく出掛けていました。

その内の1軒に、昼は定食を出し、夕方からは若い人や地元の方々が集う陽気な洋風居酒屋さんがありました。
店の名は、「バサラ」といいます。

ここには、スコッチ・ウィスキィの利き酒が出来る様になっていて、行く度にあれこれと呑み比べていました。

口当たり、香り、程よい独特な味わい、多くのライト・ウィスキィとは違う親しみと温もりを感じたスコッチと出会いました。

若い時は竹鶴正孝に憧れ、ダークな・ウィスキィ(ニッカGGを主に、お金のない時代はブラック・ニッカを・少し余裕があるとスーパーニッカ・誰かにおごってもらえる時は竹鶴)をロックでやっていました。

ライトならバランタインと決めて、前からチョクチョク愛飲していたのがバランテイン・ハイネストで、特別な日には12年もののバランタインを楽しんでいました。あるいは、カナディアン・クラブも呑んでいました。

そんな訳で、60歳を過ぎてからは、もっぱらライト・ウィスキィを呑む様になり、以前ブログに書いた映画「グーリンブック」を観てからは、もっぱらカティサークに絞られて、昨今はウィスキィを買うといえば、カティサークと決まっていたのでした。

しかし、ついにカティサーク3本分を越える価格の「グランフィディック」を商品棚の上の方から箱だけを取り出して、レジにもって行きました。
高いウィスキィは棚にはなく、箱を持っていくと、奥からボトルを持って来て下さるのです。
おごそかに手に取り、抱えもって帰宅すると、早速用意してあったチョコとチーズを手前に、チェイサーを奥におき、ゆっくりと味わい始めました。

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あれっと、思いきや、「すっぱい!」・・・「すっぱい?」・・・
こんなに酸味があったろうか?
疑問符が・・・、・・・。

 樽の香りがプーンときたのは好しとして、この酸味は感じたことがなかったので、驚きました。
 せっかく奮発したのに、「何なんだ、これは!?」

 さてはて、封を切ったときのポイントは「香り」
味わいは、封切後3日は置いて、少しずつ深まっていくものだったことを思い出しました。

 その3日後の「グランフィディック」に、
「これだ!この味だった!」と、叫んだのでした。

 あれから2週間、日毎に変わっていく「グランフィディック」の味わいは、そろそろお仕舞いになりそうです。
 明日のエイプリルフールに、お別れの一献を頂きます。

 また、逢う日まで 
「グランフィディック」よ、待っていてくれ!
イメージで描く 創作的書道 [2021年03月03日(Wed)]

表現クラスを再開しています。
先月2月26日には、本当に久しぶりに「イメージ書道」を楽しみました。

風月庵で生まれた「書道」ですが、全国一周をしていたとき、新潟の書道家がフリースクールで指導されておられたことをヒントに、少しずつ我流で工夫してきたものです。

筆ペン中字を使い、書道半紙に、思いのままに描きます。
字を書くのではなく、字を見て想うことをイメージして、そのまま形にして表現するというものです。

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「風月」は、夜の月を眺めていると風が吹いてきて、雲が流れていく様子をイメージしてみました。
「般若心経」は、騒がしい気持ちに和気が心に広がり、やがて穏やかに澄んでいく不思議さをイメージしてみました。

その字が表す表情を演出してみましょうといったところでしょうか。
字に表情を持たせる為には、色んな線や、太い細い、図形を描いて練習していきます。

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また、慣れてきますと、コミュニケーション・クイズのゲームをします。描かれた図を見せないで、言葉で説明しながら、何人かに描いてもらいます。
余程上手に説明しないと、同じような図にはなりません。
そこが違って、面白いことになっていきます。

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この「イメージ書道」に上手・下手はありません。
自分のイメージが描かれているかどうかが、面白さになっていきますから。

はまる人は、発想の自由な遊びを楽しめる人なのです。

20周年をこえて、ゆっくりと [2021年03月03日(Wed)]

2001年3月1日にスタートした「フリースクール阿波風月庵」は、20年を越えました。
3日坊主の私が、3年続くかなと父に云われて始めたのが、ここまで来たことを、改めて自分で自分を褒めてやりたいと思います。

その3月1日の夜、奥さんと二人で祝杯を挙げて、食事をしながら語り合いました。

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 10年の前半は、NPO法人となり、公益事業も展開し、自分なりには飛躍していきましたが、元来の性格が出たのか、息切れし始めて、10年目で辞めようと半ば決心していました。

 皆さんの励ましに動かされ、一緒に活動していきたいとおっしゃって下さる人が一人でも居て下さるなら、民間ボランティア活動として続けようと、思い直した後半10年でした。

 その後再婚した時にも、奥さんの決断と支えがあって、ここまでやってこられました。
 風月庵のスタッフ料は生活を支えるには程遠いものですから、基本的に奥さんが生活を支えてくれていたのです。

 その奥さんが3年前に会社が精神的に辛くなり、辞めてしまってからは切り盛りしながら様子を見てきました。
 昨年、生活の見直しのために県営住宅に引っ越してきて、コロナの影響で活動が激減し、昨年の途中では、20年を迎えて終わるのかなと覚悟していました。

 そんな時、思いがけない寄付と共に、持続化給付金を頂き、活動を継続することが見えてきました。

 それではと、20周年記念事業として「支援テキスト」の制作・発行と「相談ブログ」の開設・運営をすることで、公益事業としてもお役に立てるのではと計画しました。
 先日「相談ブログ」事業は助成金締結の通知を頂きました。
少し気持ちを動かし始めている昨今の私です。
長期→支援者の協力を得て、新しい生き方に出会う [2021年03月03日(Wed)]

支援テキストを制作するに当たり、不登校・ひきこもりの状態を初期(3カ月〜1年)・中期(6ヶ月〜3年)・長期(3年以上)に分けて、総論・本人・家族(親)・支援者別に、支援に関する提案をご紹介していこうと考えています。

不登校・ひきこもりの状態、長期(3年以上)は、ひきこもり生活にある種の安心と安定を保持されていますから、本人から動き出す気持ちは、生まれないと考えてよいでしょう。
「将来どうするんだ!」と問うと、「その時になったら考える」か「生活保護で、独りで老衰」と答えます。

家族との会話もほとんどなく、子どもが何を考えているかわからないと親は途方に暮れた気持ちで相談に来られます。

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お互いの存在感を認め合うところからやり直さなければ、初期・中期の様に、自分で動き出すことへの期待はできないと思われます。

何気ない日常会話を取り戻し、気兼ねのない雰囲気を約束し、本人の味方になり、本人が出来るだろうやり方と方法で、時間をかけて、ゆっくりと家族から動き始めることです。

「お互いの存在感を認め合う」とは、お互いの存在自体に価値を認め合い、そこから少しでも生活や心が豊かになることを双方で創意工夫し、実践することに他なりません。

喜怒哀楽が表現し合える関係、喜ぶのも、怒るのも、哀しむのも、楽しむのも、生きている証拠です。
実生活で、この喜怒哀楽を家族が素直に出せ、互いに受け止め合えていますか?
それぞれに我慢や無理をしていませんか?
家族全員が、今までよりはゆったりと安心出来る生活や暮らしの雰囲気作りに挑戦していただきたいのです。

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家族が家族の育て直しを全員で始めるつもりになっていただきたいのです。
個人の生きる力は、家族という土壌の質でいかようにも育つというところを見直してください。

このひきこもり生活を新しい生活様式に変える為に、家族の気持ちを一つにして、「心を養う新たな土壌作り」が必要だと提案しているわけです。
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