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風をあつめて

不登校・ひきこもりの支援活動をしているNPO法人フリースクール阿波風月庵の代表をしているかぜさんです。この活動で色んな若者やその親御さんと会いました。人の心っておもしろいです。僕自身も活動の中で、生き方がどんどん楽になってきました。そんな不思議な心の話をしてみたいなあ!


3週間回って、ワン! [2026年06月26日(Fri)]
風月庵での活動の第一歩は、親の価値観、姿勢、視点、
コミュニケーションを、生活の中から変えていくために、学習会や、家族会に参加して学び、親が新しい価値観を、生活の中で身に着けることにあります。

「子どもが変わらなければ、始まらないだろう」という
親御さんの意見はよく聞きますが、私は、家族全員が変わった分しか変わらないと考えるようになりました。

「学校へは行くべきだ」→「学校へは行った方がいい」→「学校へ行きたくない時は、誰しもある」→「辛い想いをし続けるくらいなら、学校へ行かなくていい」→「学校へは行きたくなってから、行けばいい」→「明るく元気に過ごせるなら、学校に行くべきではない」→「自分の人生を自分らしく実現するために、必ずしも学校を必要とはしない」→「学校は、自分発見には遠周りな方法だ」→「学校に行かないことで、大切なことを学べるチャンスを貰えた」等々

「登校/通学」という言葉を話し合う時、どの言葉がふさわしいのか、どのように理解するようになれば、家族が成長したといえるのか?

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しかしながら、答えを、一つにするのは危険です。

家族それぞれの答えが、「みんな違って、みんないい」のです。
家族皆が変わるというのは、皆が正しい共通の同じ答を出すということではないのか?

違うのです。

元々、違っていていることを発見し、認め合うということなので、違っているままの答えでいいのです。
違っているからこそ、お互いの意見を聞いて、考え始める必要があるのです。

振り返ってみると、私達は、自分で考えないで、自分の人生を歩いてきましたよね。
私たちは、そんな風に思うようになってきました。
そして、子ども達にも、「自分らしく生きる」なんて、所詮考える必要はないと押し付けていたように思います。

一緒に考えてみることで、本当に色んな人がいて、色んな考えや感じ方があって、世の中、面白いということに気付かされる。
そんな日が来るのですから。

そのヒントや、考えや視点の新しいキッカケをもらうために、見つけるために、学習会に出掛けてほしいのです。

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長年の考えに縛られている私達には、「考えを変えるために」、もう一つの試練が隠れています。
自分の考えを広げ、深めるために、学んだことも、日時が過ぎていくと、揺らいでいき、堅い昔の価値観がムクムクと顔を出してくることになります。

暮らしのヒントや、捉え方の変換が、学びや交わりの中で、活動を続けることで動き出したとしても、昔の価値観は、私達をジリジリと元に戻そうとしてくるのです。

毎日のように考え、悩み、新しい視点の発見をする「気付き」があればいいのですが、そんなことは週に1回あればいいくらいなのです。
皆さんと一緒に学ぶ家族会や、もっと深くを学ぶ個別支援を受けて下さっていても、その引き戻しは、ジリジリとやってくるのです。

私達が生活に追われ、新たな視点への関心を無くしてしまったら、どのくらいで元の堅い、古い価値観に戻ってしまうのかと言えば、それが3週間なのです。

1か月もすれば、元の状態にきっちり返っている自分に情けなくなることでしょう。

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私が日本一周の若者自立支援塾を何か所も回って、疑問に思っていたことがあります。
1〜3年若者塾で成長した若者が、実家に帰ると、何故か、1か月で元のひきこもり生活に戻っていくという、引き戻される現実なのですが、その答えがここにあります。

家族が変わっていないからです。
親御さんが言っていた、本人が変わらなければという言葉は違う疑問が持ち上がります。

本人が3年かけて変わったとしても、家族が変わっていなければ、1か月で元のひきこもり状態に引き戻されるという事実です。

どんなに頑張っても、1か月で元に戻るなら、何の意味もないと考えている方もいらっしゃるでしょう。
違いはあるのです。
3年経って帰り元に戻った人が、次に動き出すのに3年はかからず、1年で動き始めるという期待もできます。

失敗から学ぶことは、成功することに酔いしれているよりも、はるかに深くものを学ぶことになるでしょう。
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