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風をあつめて

不登校・ひきこもりの支援活動をしているNPO法人フリースクール阿波風月庵の代表をしているかぜさんです。この活動で色んな若者やその親御さんと会いました。人の心っておもしろいです。僕自身も活動の中で、生き方がどんどん楽になってきました。そんな不思議な心の話をしてみたいなあ!


春の涙は、風に散れ [2026年04月29日(Wed)]
すでに新学期が始まり4月も下旬が来てしまいました。
私の周りはまだ引っ越しの残骸があちこちです。
そんな落ち着かない精神状態に、さらにさらに追い打ち
をかけるような出来事が次々と起こりました。

 それでなくても、誕生日の前後2週間はいつもの鬱状態
に悩まされて、食欲なし、やる気なし、倦怠感満載、自分
の愚かさに打ちひしがれ、何もしたくない季節なのです。

 あれは3年程前のこの時期に、あちこちへと出かけて、
奥さんと仲良く花見を楽しんでいる写真も見つけました。
 そうすると、毎年決まって鬱状態を引き起こしている訳
ではないのです。



 それなのに、この春はすでにもう季節は移り、我が家の
桜は葉桜となりっております。
 ウッドデッキで寝そべりながら、春の強い陽射しと、
清々しい風を感じながら、好きな日本酒で、心地よい酔い
を味わいたかったのですが、今年は叶いませんでした。

 私のクリスチャンとしての信条(心情)で、今回の苦しみ
に端を発する言葉は、「人は人を裁けない」です。

 「何故、働かない!働かない者は、どうやって食べるの
か?」と、親は子供に言い、子どもは親の言うこの言葉を
信じて、働けない自分は駄目な人間だと、思い込もうとし
ている姿を見ると愕然としてしまいます。

(写真;アクエリアス)

神は、人の存在そのものを尊重し、この世に生を授けた
と、私は思うのです。
 誰でも、他者を裁く(人の価値を決めてしまう)ことは、出来るはずもありません。
ただ、その価値に、我々が、親が、本人が気づいていないだけだと、私は自分に言い聞かせて、裁くことはできないと自分の中の葛藤が続きます。

 自分の生きる価値、生きる楽しみ、生きる苦しみ、そんな生の体験から、すべての人間が個性的に磨かれている筈なのですから。

そこに、人の言葉では表現できない豊かな恵みが私達には降り注いでいます。
その恵みを、お互いに見つけるために、私達の活動が、あるのです。      
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