本当の自分って・・・?
[2025年02月05日(Wed)]
本当の自分・本物の自分・元々・の自分って?何?
→長い間思い込んでいた「自分」をベースに、いろいろと皆と
話し合っている内に、「そんな風に考えてもいいんだ」と、
自分の考えが少しずつ広がり、自分も変化・成長していきます。
そんな今迄の自分と、子供の時の自分と、少し前の自分と、
これから自分は、どんなふうに変わっていくのだろう?
それなら、「本当の自分」「元々の自分」って、一体どんな自分なんだろうと、疑問に思ったらしいのです。
心の成長としてのカウンセリングの目的は、「自己実現」と言われています。
この「自己実現」とは、「本当の自分に出会い、受け入れること」らしいのですが、今、自分が出会っている新しい自分は、本当の自分なのかどうかを、どうやって確かめればいいのですか?と、風月庵のメンバーに質問されたのでした。
→自分って、どうやってわかるの?
人と比較して→人ができること・できないことの違いで、自分は認められているとか、ダメなんだと思ってしまう。
出来ない自分から見ると、「皆、すごいなっ!」と思って、やっぱり自分は駄目だと思ってしまう。
→本当にそうなの?
→「すごい」っていうのは、本当は?
例えば、車の運転;PCの操作をできない自分は、ダメ!なのか?
→本当にそうなの?
→乗りたいのに、乗れないから
→明らかにPCの技術力が乏しいから
では→運転ができて、嫌なこと・ダメなこともあるのでは
→便利に使われる:乗らざるを得ない:歩かなくなり、一日の歩数が減る:体力がなまる:自然を感じにくい等の悪い面もある。
運転ができて、便利なことが増え:移動しやすくなり:時間短縮ができる:体力を使わなくて済む等のいい面もある。
PCの操作も、同様に、好いこともあり、辛いこともある。
自分の生活をより豊かにするために、どんなバランスで使い分けるのが、良好な生活が送れることいなるのか?
自分に問いかけながらも、実際にやってみて、感じてみて、時間をかけて判断し、自分らしい生き方に進んでいっているのかどうかを確かめてみよう。
→能力的に駄目だから、人より楽しく暮らせないのか?
→出来ると見える人も、悩んでいるし、苦しんでいるよ
→世の中にすっきりと解決できることがない以上、誰もが苦しんでいるのに、自分勝手な視点から自分だけが苦しんでいると考えてしまう。
→心の奥に、本当の自分を見ないように、ふたをしている。理性や情報でできた既成概念というふたに、親や世間に押し付けられただけの古い考えというふたに、隠されている。
本当の自分を発見する努力と工夫を怠るな!
そんな自分の存在を求める心の作業が、本当の自分に近づいている→その作業を心の焦点化という
→本当の自分に近づいていく流れの中で、自分の方向性が見えてくる→その根幹で、心に根を張り、枝を広げている
→その根幹を意識できていることをアイデンティティの確立といっていると、私は考えている。
→日本人は、それが苦手で、不安定で、確かめにくい。
→自分が変わっているのは感じるが、昔の概念に引き寄せられ、振り回されて、本当はどっちなのかと揺らぐことがよくあるらしいのです。
「本当の自分」に出会う作業を進めることは、知識や情報で考え探るのではなく、気持ちで考え探ることを、思考と統合して判断するところじから、「本当の自分」に向かって進む自分が見えてくると思われます。/かぜ