昼夜逆転は直すべきか?
[2023年01月30日(Mon)]
不登校になり始めて、先ず心配することに、「昼夜逆転」があります。
どうしてそうなるのかは分かりませんが、「人に会いたくない」という気持ちが嵩じていくと、いつの間にか昼夜逆転になっていて、その習慣が身についています。
よく、先ずは生活習慣としての「昼夜逆転」を直しましょう。朝の陽射しを浴びることは気持ちがいいし、色んな効果もあって健康になります。そこから挑戦しましょうか?
簡単に言ってくれるが、そんなことはできないのです。
少なくても、風月庵ではそれは無理だし、意味はないと考えています。
そんなことよりも、起きている時間を大切にしてもらいたいです。楽しくしてもらいたいです。起きている時間で色んなことを始めてみることこそ、提案したいのです。
したいことから、出来そうなところから始めるでいいのです。
何よりも、今が楽しく、生活が楽になることが先決です。
あれもこれもしたいことは片っ端からやってみることで、何か出来そうな気になってきます。動き出してみることです。
先ほども書きましたが、私流には、「人に会いたくない」が、めぐり巡って「昼夜逆転」生活になっているのです。
その方向から考えると、人に会いたくならなければ、昼夜逆転の生活リズムが替わることは無いと考えるのです。
まずは、会いたい人に会い、楽しめる範囲で、やりたいことをやる。これに徹しながら、しんどいこと、つらいこと、苦しいことはしないということに挑戦することです。
「会いたい人に会い、やりたいことをやる」が、人の「生きる力」を生み、育てることだと思います。
睡眠時間は6〜10時間の範囲内なら昼夜逆転はOKです。
睡眠時間が、毎日、4時間未満や、12時間以上は、私でも病的な症状と考え、病院に受診することをお勧めします。
8時間程度の睡眠がとれ、目覚めがさほど悪くなければ、「さあ、今日は何をしようか?」と、楽しいことや、やってみたいことを、自分流に始め、自分のペースで続けてみてください。
「昼夜逆転」を直さなければというとらわれに縛られていると、いつまでも動くことが辛いままですから、さらに動けなくなっていくばかりとなるでしょう。
不登校になれば、出来るだけゆっくりと休み、楽しいことをして、嫌なことを忘れ、眠りたいだけ寝て、やりたいことしかしないという生活を徹底して続けてみてください。
3ヶ月過ぎると、何かやってみたくなってきますから。
現代社会に生きることで、肩がこり、頭痛がして、腰が痛み、胃がしくしくし始めたら、「休みましょうシグナル」が点滅すると、3ヶ月は充電しましょうと知らせてきているのです。
そうなった時には、徹底した「昼夜逆転」生活に挑戦し、自分の生き方や、考え方を見直す(このままでも、いいんじゃ!)ことにこそ挑戦してみてください。
あなたには、やりたいことはありますか?
会ってみたい人はいますか?
そんな気持ちが湧きあがったら、その気持ちを大切に、素直に動き始めてください。