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風をあつめて

不登校・ひきこもりの支援活動をしているNPO法人フリースクール阿波風月庵の代表をしているかぜさんです。この活動で色んな若者やその親御さんと会いました。人の心っておもしろいです。僕自身も活動の中で、生き方がどんどん楽になってきました。そんな不思議な心の話をしてみたいなあ!


心の癖との付き合い方 [2021年12月08日(Wed)]

9月の中旬から無気力状態が、2ヶ月位続いていました。

その状態の中では、自分は能力がない、役に立たない、この活動を続ける意味があるのだろうか? 色んなこと、些細なことにまで無力感を抱いている自分を見つけ、こんなことではいけないと思うと余計に負のループに入り込むのです。

今回のうつ症状は、いつもの症状とは違っていました。
胃の痛みもあり、気持ちはやる気がなく、特にパソコン作業に入るととたんに拒否感が出てくるのです。
パソコン作業に没頭した7〜9月の記念誌編集作業の燃え尽き症候群かと思えました。

いや、原因追求は不毛だと言い聞かせ、ありのままを受け入れようと、マインドフルネスを心がける。
マインドフルネスとは、今の自分をそのまま味わい、受け止め、それでいい状態と許す作る作業を言います。

あえて、ダラダラしてみて、その自分を許す。
感覚を味わえるような、散歩をしながら写真撮影をする。
音楽に合わせ、自分の気持ちで体を動かすダンスをする。
ふっとしたいと浮かんだことを、素直にしてみる。
寒風の中、スクーターを飛ばし、雲の流れを感じる。

CIMG1394.JPG

私の場合はそんなことを思いつくままにしてみる。
同時に考えることを感じることに向けるように努める。

これを来る日も来る日も繰り返していると、何となく負の気持ちが薄らいでいることに、なくなっていることに気付く時がやってくる。

いつもなら、2週間もすれば、その時はやってくるのだが、今回は違っていて、2ヶ月と長かった。

胃の痛みは内科に行くと、服薬で楽になった。
記念誌の印刷が出来上がり、発送を済ますと、胃の不調は全く気にならなくなってきた。

やっぱり、そのストレスだったのか。
自分の「気にする気質」が自覚以上であることを再確認した。

自律→自分の心をコントロールする方法はいくつもあるのでしょうが、自分にあったやり方を身につけるには、自分で開発するしかないのです。

その開発の仕方を、風月庵学習クラスでは、自分の体験を踏まえて学んでいるのです。

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